このレビューはネタバレを含みます
シリーズ1作目へのオマージュが盛りだくさんで楽しかった。特に『ジュラシック・パーク』屈指の見せ場であるキッチンのシーンに対するオマージュが後半に散りばめられており、作品の伝統を残したかったという監督の>>続きを読む
登場人物が皆凄まじく無愛想で終始表情に動きがない。しかしその抑えた演技に現実味がある。
劇中みたいなネオナチが現実にいるから恐ろしい。一方で優しい世界が広がっている。
ドイツの人たちが、価値観の統一に困ってそれぞれ模索しているリアルな姿があった。難民問題の良い面・悪い面どちらにも触れた結果平和な終わり方をしていたため、少し予定調和という気がししないでもない。けれどと>>続きを読む