forestさんの映画レビュー・感想・評価

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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

観てからしばらく経ち少し落ち着いてきたが、怖かった…音も映像もストーリーも怖すぎて緊張した。
個人的にはpart1の方がいろいろなティモを見ることができて好きだけれど、part2の覚醒したポールは圧巻
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

5.0

まさか、ラストで嗚咽をおさえるのが困難なほど涙があふれるとは我ながら驚いた。
自分で心の中にむりやり閉じ込めていた大好きなものに、もう一度向き合ってみようという思いが素直に湧き上がってきた。

ティモ
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.0

GQのインタビューでティモシーがこの映画に魅せられたと語っていたので観たわけですが、二十代でこの映画を観て、最も素晴らしい作品だと感銘を受けるか?と妙に感心した。
影響を受けて同じような体験まで実行し
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世界で一番美しい少年(2021年製作の映画)

3.5

身を滅ぼすほどの美しさ…
不幸な生い立たちゆえの陰影がその美貌をさらに増して、人の目を惹きつけてしまう。
誰も守ってくれず、自分の意思は尊重されず、どんなに傷ついたか。想像を絶する。

彼を搾取した人
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バービー(2023年製作の映画)

3.0

映画館に外国人の方たちのグループがいて、時々笑いが起こっていましたが、なぜこの台詞で?何が面白い?と思う場面が何回かあり、自分の理解力の乏しさを実感させられた。
有害な男性性とかマンスプレイニングとか
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

4.0

重い。重すぎる。
こんな罪悪感を、少年の薄い肩に背負わせたくない。そもそも、彼のせいではない。
主演の若い俳優たちのメンタルが心配になるほどの重苦しさです。
今しかない成長過程の瑞々しさをこの映画に捧
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赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

4.7

こんなにhappyな気持ちで鑑賞できる作品は久しぶりで、立て続けに2回観てしまった。
まず、主人公たちが可愛い。

プリンスと大統領の息子。双方とも自分の気持ちを言葉にして相手に伝えているところが今風
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

とても可愛くて平和な世界で、何も考えずに楽しめる作品だった。音楽も良かった。
自分ひとりだったら観なかったかも。うちの子、いつまで一緒に観てくれるかな…

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

4.0

ティモシーとルカ監督の作品ということで自分の期待値が高すぎたのかもしれない。
なかなか衝撃的で、翌日cmbynを見直して心を中和する必要があった。
ティモシーが、リーのキャラクターと作品全体のテーマを
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

2.5

絵がもっと美しかったらよかったかも。風景は綺麗なところもあった。でも人物が雑でわたしは魅力を感じられなかったな。
音楽も、申し訳ないが途中で出てくる外国人のバンドの演奏のほうが好き。

先週観たRRR
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エゴイスト(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

浩輔さんが龍太のお母さんを看取ったとしても、また、お葬式の時に部外者を演じなければならないのか…悲しすぎる。

タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター(2023年製作の映画)

5.0

レオとケイトだからこそ、ふたりの心の美しさと強さを表現できたと思える。奇跡が重なってできたような作品。対等に信頼し合える相手に出会い人生が変わったふたりを久しぶりにスクリーンで観て、悔いのない生き方を>>続きを読む

モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

5.0

トルナトーレ監督がこの映画を作ってくれたことに感謝する!!

ベルトルッチ監督の声!この美声で話されるイタリア語の響きに心が蕩ける。

インタビューでは、故人も生きている人も分け隔てなく同等に、生き生
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東京2020オリンピック SIDE:A(2022年製作の映画)

3.5

こんな、君が代の表現は今まで聴いたことがなかった。君が代の歌唱とピアノ…儚げで、胸に迫るものがあった。
the sun and the moon…泣いた。
藤井風さんは映画のテーマを深く理解し表現して
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ジェイクの考え方が古風&幼稚すぎて家族がかわいそう。兄弟間で差別はダメでしょう。子どもが亡くなるストーリーは避けてほしかった。心が痛い。

異世界が舞台のSF映画を観に行ったはずなのに、内容が昭和のフ
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ザ・ゴールドフィンチ(2019年製作の映画)

2.9

原作ではボリスが登場してから物語が加速するように感じられるほど、魅力的なキャラクター。
映画でも、子ども時代のボリス役のフィンがイメージ通りで良かった。
映像化を楽しみにしていたが、全体的に原作の深さ
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RRR(2022年製作の映画)

5.0

初めてインド映画を観た。
終わって暫し茫然としてしまい、まっすぐ家に帰れなくなった。
インドの神の化身、美しい。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.0

ティモシーが出てる場面だけ何回も見直そうと思います。
画面や色彩はおしゃれですが、監督がやりたいことに、豪華出演者が総動員されている感じです。
学生役の彼女が脱ぐ必要性があるのかは疑問に思います。

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

2.0

「硫黄島からの手紙」以来、クリント・イーストウッドの作品を見続けてきて、全然はずれがなかっただけに今作品は残念。どうしちゃったのでしょう。
「運び屋」の時は主演する必然性があったけど、今回の役はいかが
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

2.0

ジャックがさんざんひどい目に遭っているのに主人公のことを好きでい続けるのが不思議。
女性差別問題が描かれていますが、可愛い若い女性の出演者が二人もいて、女性的な魅力満載なのが見どころとは、皮肉ですね。
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.5

豪華な俳優陣の振り切れた演技が最高。
ディカプリオとティモシーが同じ画面にいるのを映画館で観る日が来るなんて。
とにかく贅沢な時間を堪能した。

地球滅亡の危機から目を逸らし、目先の利益のためにしか行
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

4.6

当時映画館で4回観て、その後も数年に一度観ている。見るたびに、あまりにも遣る瀬なくて、もし、自分の気持ちに正直に生きられる世の中だったら、彼らは幸せになれたのに。妻たちの心を傷つけることもなかったのに>>続きを読む