たまずさんの映画レビュー・感想・評価

たまず

たまず

映画(18)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

血と骨(2004年製作の映画)

5.0

ちょっとヤバすぎでした。
苦しいほどに青い空。あのシーンあまりにもキツすぎて思わず頭を抱えました。というか、何回も頭を抱えました。

3-4x10月(1990年製作の映画)

4.3

北野節が炸裂してました。
暴力シーンの冷酷さと沈黙、それに纏わりつく笑い。
若い頃のタカさんの色気が凄まじいですね。
なにもかも上手くいかない青春。ソナチネとキッズリターンの元になった作品かと個人的に
>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.4

設定はB級っぽいのに、なんでこんなに高級感漂うんだろう。ナゾのシーンとか大量にあったけどそれすらも言い知れぬ恐怖につながっていった感覚。所謂、映画あるあるだとか映画っぽい要素を出来る限り排除し飄々と淡>>続きを読む

鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

4.3

86年(?)でこの世界観とビジュアルはズバ抜けてる。今でもこれほど突き抜けた作品はお目にかかれない。血と汗と肉と鉄。白黒なのも相まって生理的に訴えてくるパワーが強い。
珍妙なセリフ回しがクセたっぷり。
>>続きを読む

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.5

思ったより血みどろだった。
チームで仕事するとこういうことになってやたらとイライラするよな、と思い、往々にして社会ってこんな感じだなと思いました。
パルプフィクションにもあった、時系列並べ替え系の演出
>>続きを読む

ELECTRIC DRAGON 80000V(2000年製作の映画)

4.0

全体的にワケわかんねえけどなんかカッコよかったです。全体的にワケわかんねえけど、そういう方向に突き抜ければいいんだなと思いました。下手にちゃんとしようとしてる映画よりサッパリ終わってくれるし好きです。>>続きを読む

ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年製作の映画)

5.0

皮肉も含みつつ類稀なる演出でドンドン進んでいく奇跡の作品。無茶苦茶なことばっか起きるんだけど、パワーが強すぎて自分は気にならなかった!
自分みたいな人間こそ、この映画の皮肉の対象なんだろうけど、それを
>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.5

カメラワークが光る作品
一度じゃあまり理解できなかった!
もっと色々感じ取れるようになりたい😭

ペイネ 愛の世界旅行(1974年製作の映画)

4.0

子供の頃に観たとしたら、その後の人生で何かふとした瞬間にこの映画のワンシーンが記憶の底から呼び起こされて、とてつもない郷愁の念に襲われそうな映画。
大人になってタイトルをしっかり知った状態で初めて観て
>>続きを読む

レスラー(2008年製作の映画)

4.7

もう、「レスラー」というシンプルなタイトルすらもカッコよく感じる。

「俺には外の現実の方が辛すぎる」
「ここが居場所だ」
このシーンかっこよすぎですね。

全部が報われたというラストじゃないのがイイ
>>続きを読む

ジェイコブス・ラダー(1990年製作の映画)

4.0

観る劇薬。
結局は夢オチのようだけど、そこに至るまでの苦悩が沁みる。
怖かった。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.8

映画自体は傑作!もちろん!
ルーフ開けて2人でタバコを掲げるシーンは印象的。音楽のセンスも。
やけに語りかけてくる感じだったり、会話が成立してるのかしてないのかわからないような塩梅は村上春樹ワールドな
>>続きを読む

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.5

のめり込んで、振り回されて、圧倒的な余韻を残したまま終わった!
そのオチは映画としては面白いんだけど、物哀しいな……。

オープン・ユア・アイズ(1997年製作の映画)

-

バニラスカイよりもサスペンス色強め。
バニラスカイの方が切なさとどうしようもない余韻が残った記憶がある。

パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

終盤、急に超常的になるのは好みが分かれるだろうなぁと思う。
あと、主人公は別に殺しのテクニックに長けてるわけではないのになぜこんなに長い間殺人が発覚せずに済んだのか、なぜ証拠隠滅がうまくいっていたのか
>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.7

否定したら糾弾されるタイプの映画だなと思いました。
この映画で提示される価値観が自分の個人的な価値観には合わなすぎて「あぁ、時代はこういうのを良しとするんだな。まあ、そりゃそうでしょうね。」と思い、改
>>続きを読む

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

学校の風習が謎。俺だったら即退学する。主人公のタイプ的にも即退学しそうだけど。そして教授たちはなぜこれを容認しているんだ。
姉妹の仲はもっと決定的に悪くなっていい。ハサミ使ってる時は暴れないでくれ。
>>続きを読む