ふっこさんの映画レビュー・感想・評価

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四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

2.5

付き合いで観てきた
日本の恋愛映画をわざわざ大きな劇場で観るなんていつ振りだろう
もう若者の恋愛模様見るのキツい
「結ばれない相手だからこそずっと想うことができる」(うろおぼえ)という台詞しか憶えてな
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

3.5

監督本人主人公なかなかに好き
耳はあんなふうに縫ってもくっつかないだろうが、異性との距離を詰めるにはもってこい
またこの作品も結婚式で盛り上がってる
クライマックスの羊の扱いに涙する

黒猫・白猫(1998年製作の映画)

3.5

あの有名な吊り下げビジュアルがあんなにも大変そうな状況だったとは
あと黒猫白猫はオスメスだったとは

わちゃわちゃと男性ばっかりでいろいろ勝手に決めてトラブル起こして女性は巻き込まれてでも結果大団円、
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バンデットQ(1981年製作の映画)

3.0

子どもが異世界入室する話だったら『ラビリンス』の方が最初に意義が表されていて好きだな
でも宙に浮く檻からの脱出劇はたのしかった

モンティ・パイソン/人生狂騒曲(1983年製作の映画)

3.8

主要な劇場版これだけ観てなかった
エリック・アイドルが画面にいるのを見るだけでなんだか笑ってしまう
昔のイギリスの街並みを見られるの勉強になる
カトリックとプロテスタントの違い面白い
ゲロゲロシーンは
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.0

勤務先で上映してたけど結局観れなかった作品たち

ホモソーシャル的イキリ集団を見るのが映画だけでなくすべての場で苦手なのでこれは観るべきじゃなかったと思ったけど(加害性あふれる男子の友情物語などくそく
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素晴らしき、きのこの世界(2019年製作の映画)

3.5

勤務先で上映してたけど結局観れなかった作品たち

このキノコでステージ4のガンが治りました!って
その情報に縋りたくもなる気持ちがいまの自分には初めてわかるよ、と思った

スピリッツ・オブ・ジ・エア(1988年製作の映画)

4.2

勤務先で上映してたけど結局観れなかった作品たち
いつかちゃんと観ようと思ってたので、上映担当のときに努めて裏のモニターでエンドロール前のエンディング場面を目に入れないようにしていたことを思い出す。
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スターリングラード(1993年製作の映画)

4.5

戦争映画の傑作。
この作品でも登場人物の顔の区別ができない自分の能力が発動してしまい、加えそれぞれをファーストネームやファミリーネーム、階級でバラバラに呼称するし、懲罰部隊後は分厚い防寒具により髪型で
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バーバリアン(2022年製作の映画)

3.8

奇しくも『MEN』と続けて、有害な男らしさの脅威と対峙する女性の物語を観た。
話の先が読めなくて面白かった。
ラベルに手書きで情報が書いてあるVHSビデオテープが並んでる様って、どうしてあんなに恐ろし
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.5

イギリスの田舎の平面でじっとりした苔緑って素敵。
わたしのように他人の顔を雰囲気でしか判別できない人間は、男性の顔が全部同じだという設定を事前に知っていたにも関わらず「え、誰と誰が一緒?」ってなった。
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.0

宗教イコンたち美しい
教会宗教ものだったら『薔薇の名前』の方が知的に楽しい
教会内で女性を見下し排除して男同士で犯罪ばっかりしてるのに、ここでも両名への堕落誘惑の象徴として女性の存在が使われるのなんだ
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10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

3.5

脱出もの好き、リアル危機に対するシミュレーションになるから。
自分は逃げるときに自分の所有物に固執して硫酸かぶるか燃えるか爆発するタイプだといつも思う。

クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

3.0

主人公のパーティである女子が使ってた携帯、わたしがずっと気になってたNokiaの3G L'Amour Collectionシリーズ 7373!かわいい!

青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

4.0

10代のときに観逃していた作品が自宅でこんなに簡単に鑑賞できるなんていい時代
でも映画館でこの音に囲まれてみたかった
レンタルビデオ店で借りるのをなんとなく後回しにしていたらその後結局1度も観る機会を
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さよならのとき(2014年製作の映画)

4.0

このポスタービジュアルと劇中で効果的に使われるエレクトロニカがとても好き
人間関係の終わりを考えたときに、景色にさえなにか意味や答えを見出せることが出来た頃に戻りたい

家で海外映画を観ていて地名や位
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ありがとう、ごめんね(2023年製作の映画)

3.5

わたしも妹と父を愛している
そしてどうやったら力になれるのかわからない

Saltburn(2023年製作の映画)

4.2

バリー・コーガンさんに鹿のツノを付けるのはひどい

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.0

マルティナの『Toy Soldiers』ミーガンピアノバージョン聴けて胸熱

拷問男(2012年製作の映画)

3.5

弟の喋り方が生理的にダメだった
『KIDS』のテリーみたいなモチャモチャした喋り方
さもありなんなかんじ

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.2

終始胸を詰まらせながら鑑賞した。
日本でもエンタメ界権力者の性加害が問題となっているいま観られるべき作品では?

彼女たちとは比べものにならない被害だけど、自分のキャリアの中でもどれだけ立場が上の男か
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.2

とても緻密に作られていてかつ自由な解釈を与えてくれる作品なので観賞後にたくさん考えることはあったけど、
ひとつ、ジュリアード音楽院の講義でターが学生に「音楽家を出自や属性によって評価すべきではない」と
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人類遺産(2016年製作の映画)

4.0

Strayやラスアス、アンチャーテッド、フィンチ家や還願などゲームの建築物内オブジェクトを観察するのが大好きなので、この作品の映像に映る様々な物品に物語を妄想することができました
観賞後に登場した遺構
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.2

アメリカ国旗掲揚が上下逆
わたしに娘はいないけど前半からずっと突発的に涙、ずっと怒り

映画館で観なくてよかった、画面に向かって「そこだ!殺せ!死ね!」って思わず口にしていたから
ああいった畜生より劣
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返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

4.2

これは劇場で観たかった…エンドロールで暗闇の中で心置きなく泣きたかった
俳優たちの美しい憂えた造形と日本との既視感のある建築物や備品のお蔭で、ゆっくりした話運びも逆にご褒美
ゲーム『還願 Devoti
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