藤井さんの映画レビュー・感想・評価

藤井

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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.4

おもしろい。おもしろいんだけどさ、、どうしても恋愛が原動力じゃなきゃいけないのかなぁ。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.7

ポップで可愛いんだけどなんて悲しいの。
10歳の男の子が頭の中にヒトラー飼ってしまうほど洗脳されて。
川で遊んだ帰りにダンスしてたお母さんの靴が、あんな描写に使われるの心臓凍るかと思った。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.3

最近のゴジラ映画は、どれだけ迫力ある熱線の映像を作れるかと、どれだけ人類の叡智を結集させて海に沈めることができるかに映画の面白さの半分くらいがかかっている。
その点ではさすがアカデミー賞を取っただけあ
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.3

サイコパス主人公の演じ方が完璧すぎて本当に最初から最後までずっと気分が悪かった。話し方、声のトーン、歩き方、目線、話す内容、全部がもう本当に「そっち系の人」そのもので、不気味で気持ち悪い。
人嫌いのく
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.5

2049を先に観てから鑑賞。
若き頃のハリソン•フォードかっこいい。
40年以上前に描かれた2019年の世界を、2024年に観るのは不思議な体験だった。
いまだに車は空を飛ばないし地球外の住処もないけ
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.8

上質エンターテイメント悪魔祓い映画。
陳腐になりそうなところ配役、世界観、小道具が本気で、でもジョークも効いていて、最後までテンポ良くあっという間の2時間だった。
最後ブルーな気持ちが残るようなことも
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.5

映像、世界観の作り込みがすごい。
ゴリゴリの近未来SFで少しドンパチしたりもするけど、全体感としては悲しく儚い。
魂、大義、何のために存在しているのか、それを考えてしまったらもう「人間」だなと。
記憶
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.2

1作品目に比べると少しチープな印象。それでもアクションシーンの作り込みはすごい。ミンチのシーンが普通に気持ち悪い。あと結構重要なキャラクターを簡単に死なせるのね。

グレムリン(1984年製作の映画)

3.0

こわー
こんな話だったのか。
ギャング化したグレムリンもさることながら、女の子が抱えているクリスマスのトラウマが1番怖かった。あの話必要だった?
にしても、ろくに掟を守らず適当に育てて町が焼かれる羽目
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ゆれる(2006年製作の映画)

5.0

久々に観たけどやっぱり名作。
地元に残って家を継いだ兄と、地元を捨て自由に生きる弟。
性格も生き方も正反対ではあるが、面倒見が良く優しい兄と、そんな実直な兄を慕う弟との関係は良好であった。
しかし、吊
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.5

キャストによっては大分キツイ作品になりそうなところ大泉洋と小松菜奈が器用に演じ切っていてよかった。
大泉洋の冷えピタが飛んでいくシーンはさすがにおもしろすぎて大笑いした。

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.8

「2」かわいすぎる。
松岡茉優も渡辺大知もとてもよかった。

精神面でつながっている、自分だけが真に理解している、と長年想い続けてきた「イチ」と、急に現れて趣味も考え方も合わないうえにぐいぐい踏み込ん
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.7

早く!早く他の曜日の中村倫也も見せて!!!と焦らされまくるけど最後にちゃんと見せてくれてよかった。
火曜日のフリをしていた月曜日がミロの入れ方雑だったりするところが、火曜を演じる月曜をちゃんと演じてい
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犬王(2021年製作の映画)

1.5

能ミュージカル。
ストーリーもアニメーションもよくできていたのだと思うが個人的に全然ハマらず1時間持たずに寝てしまった。

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.2

酒は飲んでも呑まれるな。
でも呑まれたいときもあるよね。
マッツミケルセンがずっとかっこいい。
はしゃぐおじさんたちかわいい。

子宮に沈める(2013年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

映画の中の母親は、前半部分は愛情をもって育てており、事件後も後悔が垣間見えるような描写があるが、実際に起きた事件の方はとことんネグレクトしていてより悲惨である。
母親自身も実母にネグレクトされていた過
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.0

是枝監督は本当にこういう歪な愛を描くのが上手い。捨てられたものを拾っただけ、というところが万引き家族を彷彿とさせる。
〝血は水よりも薄い〟という言葉は是枝映画の一つのテーマになっているように思う。血の
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とんび(2022年製作の映画)

3.3

原作は最高なんだけど、映画化するとまあこんな感じか。
年齢設定が無理矢理な感じがしてちょっと入り込めなかった。幸恵役が大島優子は若すぎる。杏もあまりハマっていなかった。
たえ子さんと娘のくだりは原作で
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

5.0

たまらん….
愛とウィットに富んだ最高の映画。
一分一秒がとにかくずっとたまらなく愛しかった。
こんな話だったんだ、、最初から衝撃。
泣いたり笑ったり悲しくなったりこんなに心揺さぶられるとは。
この名
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

またレオナルドディカプリオがひとりの愛する女のために叶わぬ恋をして死んで水の中に沈んでいってしまった。

男はひとりの女のために自分を磨き上げていつか迎えに行くつもりでも、女はそんなの望んでないし「今
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オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

2.9

こういう社会にうまく適応できない風変わりな子がありのまま愛される系の映画昔は好きだったけど最近はなんだかそうでもない。
オダジョー逃げて!!!って感じなのになぜかどんどん関係が深まっていって理解できな
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RRR(2022年製作の映画)

4.6

おもしろすぎた。
圧倒されすぎて何も言えない。
3時間も飽きさせないなんてすごい。
大真面目に作ったんだろうけど無茶苦茶すぎて何度か映画館で吹き出しそうになった。
イギリス人が見たら不愉快な気持ちにな
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.5

初めてちゃんと観た。
24年も前の映画だなんて。
途中食事しながら観ていたけどどんどんご飯がまずくなった。
評価されてるのはわかるけど単純に暴力系が無理なのでもう観ないと思う。

怪物(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

怪物なんていなかったなぁ。
目に見えないもの、自分の知らないものを怪物だと思い込みたいだけで、よくよく見たら怪物なんていなかった。

ホリ先生はさすがにかわいそう。

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

3.0

ポテチを食べながら深く考えずに楽しむ映画。
かなり都合良く作られていてラストはそれ解決になってなくない?と突っ込んでしまいたくなるけどジュラシックワールドだし許すしかない。

PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3「恩讐の彼方に__」(2019年製作の映画)

3.5

自分が殺した槙島に取り憑かれるかのように自身の存在意義を失いかけ彷徨う絞噛が、とある少女との出会いを通してまた人とつながることに向き合っていく。

急に絵が綺麗になった。
あと、突然前回から現れた花城
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PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2「First Guardian」(2019年製作の映画)

3.5

とっつぁん…
須郷執行官の過去ととっつぁん、青柳監視官とのつながりが明らかになる。
色相が濁っている人のほうが段々良い人に思えてくる不思議。

PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1「罪と罰」(2019年製作の映画)

3.0

潜在犯いいように使われすぎてて悲しい。霜月監視官は桜霜学園の女子生徒だった時は性格がまっすぐな印象だったのでエピソード2で監視官として登場したときは期待の新人!って感じだったのに、やたら常守に噛みつく>>続きを読む

劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス(2014年製作の映画)

3.0

難しいのよ。
シビュラの思想、常守の信念、絞噛の信念(というか本能?)をまだ理解しきれない。
シーズン1の槙島やシーズン2の鹿矛囲のようなカリスマ的悪役がいると、対比によりそれぞれの主張が浮かび上がっ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.9

美しい作品。
エリオの父、母、友人マルシアの理解の深さが素晴らしい。
最初のほうのオリヴァーは世渡り上手な自信家イケメンであまり細かい心理描写が描かれておらず、少し遠い存在に感じたが、エリオが感情をぶ
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