fujiponsaiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

fujiponsai

fujiponsai

映画(167)
ドラマ(1)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.5

2人がどうしたいのかわからない。だから、いい。恋愛末期のどうしようもない空気感がおさめられていて、もうなんだか自分の今の気分がわからないってステージに突入中の女子にはおすすめ。

出てくるのはだめな大
>>続きを読む

ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.7

演技の面で言ったらもう最高。
「あ、あせもできちゃった」なんてセリフをコケティッシュな可愛さ満載に言えるのは蒼井優さんだけ!

高橋一生さんの独特の軽さも、中盤ころのダメな感じとか、最後の海辺の中学生
>>続きを読む

死ぬまでにしたい10のこと(2003年製作の映画)

3.3

当たり前の毎日の過ごし方を見直すきっかけをくれる映画です。

裕福じゃなくて、お父さんは刑務所で、お母さんはグチっぽくて、夫は無職だったりして頼りなくて、長女はちょっと気難しいお年頃で、次女はわがまま
>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.7

なんにもできない無力感となにかををせずにはいられない若さ。相反する2つのパワーが画面で弾けて、現実の辛さを吹き飛ばして前に進み出す原動力に生まれ変わる。

壊れかけの家族だけど、兄と姉と3人で、階下の
>>続きを読む

あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

3.7

長さにひよって観そびれていましたが、長さなんて問題にならない濃さ。新宿に集う人たちの人生がぎゅっとつまってます。

胡散臭いぞ、って人がいっぱい出てくるけど、通り一遍の「悪い人」なんてどこにもいなくて
>>続きを読む

パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

3.2

舞台はとある冬の夜の図書館での立て篭り。
だけど、銃撃戦もないし、アクションシーンもほぼありません。主人公は「銃なんて触ったこともない!」とつぶやきます。

要求はただ一つ。
「寒波をしのぐために屋根
>>続きを読む

ミックス。(2017年製作の映画)

3.3

絶対の安心感のある映画。
見る前から想像した通りに進んでいくストーリー。だけどガッキのかわいさとか、蒼井優ちゃんと永野芽郁ちゃんのなかなかみれないキャラを楽しめます!

夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

3.7

ポニョの二番煎じかと思いきや、唯一無二の存在感爆発の映画でした。
ストーリーだけを説明するとよくある異類遭遇成長譚になってしまいますが、演出がすごい。

歌って踊って、ワンギョもキモ可愛い。
傘の演出
>>続きを読む

百円の恋(2014年製作の映画)

3.8

安藤サクラさんの凄まじさ。
もうなんでこうなったの?と過去を知りたくなってしまうダメキャラから、周囲の人と良くも悪くも関わることでじわじわと変わっていく様子が見事。

さわやか青春物語だとさわやかな出
>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.4

名前なんて気にしていない主人公が、自分がただの「君」だったと気付いたときに世界が反転する。ということなんだろうけど、そこから自分を知ってもらえる絶好の機会を自ら棒にしてしまったことこそ、この子が生きて>>続きを読む

フェアウェル(2019年製作の映画)

3.8

余命宣告されているおばあちゃんに、そのことを悟らせないように親戚一同が集まって過ごす。告知して、おばあちゃんに好きな人生を選ばせるべきではないかという主人公はアメリカ育ち。中国では、告知せずにその人の>>続きを読む

アイスと雨音(2017年製作の映画)

3.1

映画として良いかどうかは置いておいて、主演の森田想(ココロ)さんの存在感凄かった。

舞台の役としてのココロ。映画の中の主人公としてのココロ。同じ名前だけどがらりと空気をかえてくるから混乱なくみれた。
>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.8

監督が自身の失恋経験を元にして作った時きましたが、とんでもない失恋したなぁ!

宗教というとカリスマス的な教祖がいて、その人に魅了されていく。だけど、側から見たらちっともその教祖のカリスマ性がわからな
>>続きを読む

娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)

4.0

究極にミクロの視点から撮られたドキュメンタリー。だからこそ、関わった人たちの日常がそこにとらえられています。
日本のテレビでは決して配信されないだろう映像があり、人によってはきついかもしれませんが、そ
>>続きを読む

アニマル・ファクトリー(2000年製作の映画)

2.9

Animal farm と間違えて視聴してしまいました。刑務所もの特有のハラハラ感は薄めです。だけどなんとなく見れちゃう独特の空気感。
ラストのその後が気になります、、、

イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

2.9

原作からはいったのでサイドbの設定はなるほど。
あっちゃんはまり役。

暗黒女子(2017年製作の映画)

3.1

どんでん返しという煽り文句がついているので、なんとなく結末の予想はついていたもののけっこう楽しめました。清水富美加さん存在感がすごい。

万引き家族(2018年製作の映画)

3.5

選んだ家族の強さを信じようとする大人たち。現実から逃げたい大人になりかけの少女。与えられた世界の中の幸せを無邪気に信じる女の子。与えられた世界と社会という規範の中の世界との間の歪みに気づきつつある少年>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

4.2

森山未来、宮崎あおいの底力が凄すぎる。
広瀬すずも体当たり!というのにふさわしいけれど周囲がすごすぎた。

どこまで人を信じられるのか。
最後に犯人がせせら笑う「何にも知らないくせになに信じてんの?」
>>続きを読む

花とアリス殺人事件(2015年製作の映画)

3.2

みんなちょっと自己中で、でも可愛くてまぶしい。それが中学生だなぁ。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.2

前半の違和感や無駄なシーンが見事にすくい上げられる。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

王道を押さえながらグレタ・ガーヴィングらしさがしっかりとでてました。

サーシャはさすが。過去と現在の区別が雰囲気で瞬時につく。

フローレンス・プーのエイミーはなんだかワイルド笑 悪くない。ただ子
>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.2

見終わった後はこのタイトルの皮肉さにしびれました。

純朴な田舎娘を装いつつ、徐々に牙をみきだしにして頂点目指して登っていくアビゲイル(エマ・ストーン)、絶対権力を手玉にとって実質国を動かしているサラ
>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.8

これほどセリフがない映画、特に戦争ものでは珍しく、そしてこれだけ情報が溢れている映画はないと思います。

表情、音、気配。
すべてのものからなにが起きているのか自身で感じる必要がありました。

歴史的
>>続きを読む

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.0

エディ・レッドメインの演技がすごい。
少しづつ少しづつ体が動かなくなっていく様を絶妙に表現しています。

奥さんの書いた本がベースとなっているのもあると思いますが、ジェーンの気持ちの揺れも無理なく表現
>>続きを読む

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

3.4

人によって解釈が分かれるだろうこの原作を映画化したマーティン・スコセッシはさすが。

神の沈黙とは何を示しているのか。
それこそたくさんの解釈があって一つの答えが見つかるわけはないとは思うのですが、こ
>>続きを読む

バルーン 奇蹟の脱出飛行(2018年製作の映画)

3.3

気球に乗ってどこまで行こう、と唄う歌を思い出しつつみ始めましたが、
スリルをうまい具合に散りばめた映画でした。

東西ドイツ分断時の、「西に行きたい」という気持ちの背景以外が描かれていなかったので少し
>>続きを読む

チャーリーズ・エンジェル(2000年製作の映画)

3.3

フレンズのジョーイ!! 彼が出てるシーンにテンション上がりました。

2000年代のアクション映画館満載。めちゃくちゃなんだけど3人が可愛いのでなんでも許せますの

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

3.9

すでに古典の域に達している名作ですね。
小さな頃に親が見ていたのを一緒に見た記憶がありましたが、見直してみてもやっぱりすごいです

どうやって未来に戻るのか、父と母の恋が無事に成就するのか。
飽きさせ
>>続きを読む

エリザベスタウン(2005年製作の映画)

3.3

2000年代によくあった雰囲気の映画。アメリカのちょっと田舎街の風変わりで優しい街での出来事を通じて主人公が前を向いて歩き出す。そんな映画です。

ポップなミュージックとともに安心して観れる映画。
>>続きを読む

硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

3.9

ハリウッドの巨匠、クリント•イーストウッドがこの映画を撮ったということがすごい。脚本家が日系の方とはいえ、父親達の星条旗の視点とは真逆の映画をフェアな視線で撮っていることが感慨深いです。

届くかわか
>>続きを読む