ふかゆうさんの映画レビュー・感想・評価

ふかゆう

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バートン・フィンク(1991年製作の映画)

3.6

どんどん沼にハマっていく系の映画。
見終わったあとも何となく雑味が残り嫌な感じ。
虚なエレベーターのおじさん、ヌメヌメの壁、めっちゃ長い廊下、隣の部屋のセールスマン、吸い込まれるような女の後ろ姿の絵
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.8

現実と妄想が入り混じって、よくわからなくなるシーンが多いけど、長いカットで物語が進んでいく為、スルスルと引き込まれその場にいるような感覚に陥る。

過去の栄光と現実の狭間で悩む主人公。
そして舞台場と
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.7

勘違い&ドジ大学生のドタバタサイコ映画
こうゆうネタ系の映画ムリ〜と言う人にも是非見てほしい。起きてる事は信じられないほど悲惨だけど、滅茶苦茶笑える。
友達と宅飲みしてる時など脳死で見たい作品

シザーハンズ(1990年製作の映画)

4.0

最近見た「ビューティー・インサイド」然り
人の内面にフォーカスした名ファンタジー作品。
色の使い方が特徴的で街や家、食べ物、服装
どっぷりハマり込む視聴者も多そう。
色を使って感情を表現しているのかな
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.3

前提の説明なし且つ専門用語が多い事もあって、一回じゃ理解できん!笑笑
集中して2、3回見るべき映画。少しずつ腹落ちしてくる気がする!

一見、ターのキャリアが一つの事件をきっかけに転落していく物語かと
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.5

異形の生物と話すことができないヒロインとの間に生まれた純愛の話。
言語障害、同棲愛者、黒人(この時代は)、異形の生物などマイノリティの存在に焦点をあて、話が展開していく。
飽きることなくサラサラと見れ
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リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い(2003年製作の映画)

3.7


小さい頃僕も狙撃の名手になりたかった!
小学生時代、家の近くのレンタルビデオでよく借りた作品。子供の時って何かしらの特殊能力が欲しくなりますよね。
類い稀なパワー、透明人間、不老不死、剣術、その中で
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.3

12人の陪審員が一つの事件を検証する法廷劇。

建築家、ブローカー、セールスマン、経営者、教師、しっかりした大人でも建設的なディベートは難しい。それぞれのキャラクターの発言が矛盾していることが上手く表
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.2


犯罪を犯し、社会不適合者というレッテルを貼られた人達が全て悪人ではないのかもしれない。
僕らが見て見ぬふりをしている当たり前の事も彼等からしたら異常で、我慢出来ないもので、
むしろ彼等の方が自身の正
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.0

キュンキュンするから絶対見て!と男友達
にオススメされ鑑賞。
全くと言っていいほど恋愛映画を観ない僕の感想は「めっちゃ恋愛したい!」この一言。
他の恋愛映画を見ないから、内容の良し悪しの評価は出来ない
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真実の行方(1996年製作の映画)

4.0

リチャードギア演じる敏腕弁護士が自身の正義を掲げ、世間が注目する虐殺事件に挑む法廷サスペンス。

多分ファイトクラブぶりにがっつり見たエドワード・ノートン出演作品であったが、二面性の表現方法が鳥肌立つ
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スティング(1973年製作の映画)

3.9

下町の詐欺師と伝説の賭博師が死んだ仲間のために復讐を果たす元祖どんでん返し映画

詐欺師の世界にも仁義があり、そんな生き方をしてる彼らにすごく惹かれる。
そしてポールニューマンが終始かっこいい!!
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.7

人気シリーズ4作目
いったい何人敵を葬るんだろう。。。
男なら
「自分もこんな闘いをやってみたい!」
と一度は憧れてしまう。
ここまで至近距離の銃撃戦は他の作品では
無い気がするし、天井アングルからの
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南極料理人(2009年製作の映画)

3.9

南極観測隊8人の共同生活を描き、特に大きな出来事もなく、日常を切り取った作品。

共同生活をしていれば、ムカつくこともあるけど、とりあえず美味しいご飯を皆んなで食べればそんな事も忘れちゃう。
一つの卓
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

3.8

アニメをseason4まで一気見し、胸高らかに映画館へ。
85分で一試合をやるのは少し無茶な気がしたけど、結果的には爆速で物語が進んで、
終始飽きることなく面白かった!
ワンピース以外でジャンプ作品を
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殿、利息でござる!(2016年製作の映画)

3.4

「殿様にお金を貸そう」
村の再建に立ち上がった数人の百姓が
殿様に貸すお金(三億円)を集めるために奔走するドタバタコメディ。
物語の芯はぶれず、クスッと笑ってしまうポイントが転々と盛り込まれ、凄く見や
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.3

阿部サダヲがサイコキラーを演じたサスペンスホラー。
阿部サダヲ=明るいイメージがあった為、最初は大丈夫か?と思いつつもあの目が滅茶苦茶怖い。
何かを抱えていたり、暗い過去を持っている人って、力のある者
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still dark(2019年製作の映画)

4.2

「昨日食べたここのナポリタンが美味くて!!」
働く理由なんてなんでも良い
目が見えなくたって関係ない
最後パスタを食う2人の見せ方も上手く、人間的で暖かい短編映画でした。
まだ暗いままだけど、絶対に諦
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.1

田舎育ちの自分にはブッ刺さる作品でした。

蝉の鳴き声ばかり聞こえる裏庭
お母さんの尻に敷かれる父
やけに魅力的に見える女性の先輩
暇で暇でたまらない夏休み
お金持ちではないけど、豊かな生活をしていた
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.1

恵まれない家庭環境によりサディズムが芽生えた青年が起こす一家殺人事件の話。

セリフは少なく主人公のストーリーテラーで話は展開する。映画の始まりから終わりまで、常に主人公に対する生理的な不快感を抱く。
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いまを生きる(1989年製作の映画)

4.2

名門の全寮制高校に新任教師としてやってきたロビン・ウィリアムズ。
授業のワンシーンにて
「物事を常に異なる側面から見つめ、自分の考えを持て」
意識はしてるけど、なかなか出来ていないと実感しました。
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舞妓 Haaaan!!!(2007年製作の映画)

3.8

不適切にもほどがある!絶賛ハマり中
宮藤官九郎×阿部サダヲの作品を見たくなり
久々に鑑賞。
「舞妓と野球拳をしたい」という理由のみで突っ走る阿部サダヲの行動力と発想力には脱帽。
一見さんお断りという閉
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