ハリウッド映画でCIAが活躍するドラマは数知れない。この映画もその一つに数えられるかも知れないが、正確を期すとこの映画では「CIAが映画を作っている」のを映画として作っている。事実は小説よりも奇なり、>>続きを読む
表向き登場人物みんないい人そうなんですが、それぞれ過去の不都合な事実には目をつむりがちで、それを主人公が一つ一つ暴いていくスリルが面白くもあり、現実ではたくさんの事実が闇に葬られたりしてるんだろうなと>>続きを読む
日本でも昔あったような、地方から都会に移り、貧しいながらも明るい将来を夢見てその日その日を生きていく若い男女の物語。日本で見たら恥ずかしくなるようなシーンもあったが、舞台が中国のおかげで、距離感を持ち>>続きを読む
脚本にはやや難があると思ったけれど、宇宙空間でトロッコ問題的な倫理観を試す映画は初めてで、実験的な試みとしては面白かった。今まで、宇宙モノで、宇宙船の中がメインになる物語は少なかった気がするので、そう>>続きを読む
ジョーカーのイメージはホアキン・フェニックスだったが、ヒース・レジャーの演技も素晴らしかった。ジョーカーという存在は、格差が拡大して個人の怒りがうねりとなって社会を変えていってしまう現代を映し出す際の>>続きを読む
ジジェクの映画評というよりは、映画を通じた資本主義、消費社会批判と言った方がいいかもしれない。パロディ含めたユーモアもあり、映像としても楽しめる。何より登場する映画が有名なものばかりなので、見逃してい>>続きを読む