さーさーさんの映画レビュー・感想・評価

さーさー

さーさー

映画(379)
ドラマ(0)
アニメ(0)

クローズ・アップ(1990年製作の映画)

4.6

自分で自分を演じることで自分を引き受け直す。映画が与える救済が現実を飲み込んでフィクションを作ってしまう

こわれゆく女(1974年製作の映画)

5.0

ラストのジーナローランズに手当てするピーターフォークの表情に泣きそうになる。人にある見えない管が壊れて噴き出す時にいかに受け止めるか。服を何度も着替えて整える。

センチメンタル・アドベンチャー(1982年製作の映画)

4.2

砂煙と共に登場するイーストウッドが常に煙によって進路を阻まれ肺を潰して歌を届け続ける。レコーディングスタジオで最後まで歌いきれない寂しさ。

沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇(1995年製作の映画)

4.0

冒頭の食事シーンから妙なショットが入ることで不穏さを醸し出し、メイドに友達が合流することで二つの世界の異和がわかる。カメラの振り方が好き

マンハッタン無宿(1968年製作の映画)

4.2

異様なショットの感覚に凄みを感じる。ロングとミドルの使い方が特殊というかつながり方が上手い。バイクチェイスとモダンなバーでの喧嘩

家路(2001年製作の映画)

4.2

階段にある窓の温かみがありながらもラストの主人公の絶望感へと至る過程で映ってしまう。青色の魅惑には抗いながらも黄色には魅入られる。ラスト孫の視線

リミッツ・オブ・コントロール(2009年製作の映画)

4.8

主人公の旅で出会うものはラストの男が語る人工的な非現実を帯びながらも、様々な乗り物に乗って通り過ぎていく。想像力を持ちながら、現実を生きていく。最初の空港からホテルに至るまでのスーツや部屋の色彩美しさ>>続きを読む

オープニング・ナイト(1978年製作の映画)

5.0

ラストの舞台で殴り合いしようとするシーンが好きすぎる。あまりにも唐突な車の事故に思わず声が出た

ゲームの規則(1939年製作の映画)

4.8

奥行きの使い方がめちゃくちゃ上手い。兎狩りのシーンやら正直よくわからないカオスさがある。

黄金の馬車(1953年製作の映画)

4.8

セットとしてのロングショットと部屋を縦横に移動する動きのダイナミックなショットの繋がり

トラック野郎 爆走一番星(1975年製作の映画)

3.6

喧嘩のシーンの臨場感あるカメラショットと紙で繋がり続ける物語。トラックが三つ並ぶカット。

ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

4.3

ウェンディを捉えるショットの適切さと夜景の美しさがすごい。最初と最後の列車と暗闇

おもひでぽろぽろ(1991年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ラストの車のシーンがすごく良くて「桜桃の味」を思い出した。行きの列車で外の景色を見る際に子供時代の記憶が走り回るのもいい。子供と大人の時代のカメラの距離の適切さと表情を豊かに見せるショット。

キッスで殺せ!(1955年製作の映画)

5.0

全然わからなくて何度か巻き戻してもわからない。いろいろな物を省略してその間に何か入れているがそれもよくわからない。主人公にこれだけ視点があるのに何者かさっぱりわからない。悲鳴と吐息。主人公の行動に真に>>続きを読む

アド・アストラ(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

地球で孤独に生きる子供と、地球人は宇宙で孤独ではないと信じるて宇宙で生きる父親の再会は離別も含めて感動的だった。海王星行きの船に乗るための海中でのショットや父親を手繰り寄せるシーンがすごく良かった。ブ>>続きを読む

許されざる者(1992年製作の映画)

4.8

西部劇のアウトローと保安官が真に手に入れられなかった者が呪いのようなものとして彼らを蝕んでいる作品。イーストウッドは子供、動物を持ちながらどこかするりと失い続ける。保安官は家庭、家を築くことができない>>続きを読む

>|