画面外への広がりを感じれない。
フィクションはドキュメンタリーのように撮らなければならないという濱口竜介の教えの重要さを痛感する。
フー・ボーよりディアオ・イーナンを思い出した。
ドーナツ屋のシーンなんか特にサフディっぽい。もっと遡るとスコセッシでありカサヴェテスになる。ただ、ラストは感傷に持っていってしまうのが好みではない。
観終わった後、iPhoneで撮りたい気分にならな>>続きを読む
普通に面白いけど、ロリータがロリである意味が特に無いのが評価しづらい。
キューブリックの潔癖主義と原作の相性が悪かったと思う。全く主人公のキショさが前景化しない。この映画に限っては面白さは要らないから>>続きを読む
空港を出たら大雨でそこを横移動するオープニングは良かった。
世界が崩壊する中走り抜けるラストが『君たちはどう生きるか』みたいだった。
ルックが綺麗過ぎる気はした。
他の感想にリヴェットの名前を見て、確かにとなった。
まぁゴダール並みにフザケ倒し。
「全ては神秘に始まり政治に終わる。」逆襲のシャアを思い出す。
やっぱロングショット大事や
画面が運動しているこの実感は何から来るのか。ただ、被写体を動かせばそうなる程簡単な話ではないなと、1と比較して。
すべてがクリシェ。たまにはそういうのも。
トニー・スコットの2を観るためだけに観た。
ぐちゃぐちゃやなー。凄い
NTR映画。大道具:ジャック・フィスク
まず撮影。今まで観た黒沢清映画でも一番なぐらい平面構成がキマッている画面。しかもそれを動きの中でバシバシ決めてくるからクラクラしっぱなしだった。
次に、デクパージュ。特に哀川翔の目の前で容疑者が自殺す>>続きを読む
2022/8/30初見
開始早々爆睡。眠気眼がモヤの先に見た画面の光は美しかった。再見必至。反省
再見
技巧に走り過ぎている気がした。窓辺の光が美しいことは言うまでもなく。ただ、青と黄の光が交わるラ>>続きを読む
めちゃくちゃ巧いのにあと一歩アがらない。なんで?スマホで観たから?違う気がする。もう少し考える。
前半は撮影が緩くてノレないなと思ってたけど、夜中に監督がカウボーイと対峙するあたりから抜群に面白くなる。オーディションから百合セックス→謎劇場あたりの展開は死ぬほど面白い。アメリカポストモダン文学の最>>続きを読む
冬の光が綺麗ではあるものの、寄りで語り過ぎであと一歩ノレない。
アンゲロプロス的な時空の歪むショットはめっちゃ興奮した。あと、トラックを後ろから追うショットでトラックの帆が風でめくれて中に居るラザロ>>続きを読む
ファーストカットで植物の黄色に対して婆さんの服装が紫だった時点で『殺人の追憶』とは一味違うなと調べたら撮影ホン・ギョンピョで納得。ホン・ギョンピョはやっぱ凄い。ロングショットの冴え方と、表情への光の入>>続きを読む
カッケえ。夜の照明がビンビン来る。兎に角青い青い仙元誠三の撮影。 青い珊瑚礁まで歌うし(関係ない笑)
寒色に赤が映える事を知ってるから優作に赤いハンカチを持たせる。
アバンタイトルのカメラ移動前の構図>>続きを読む
最高
テニスって撮りづらいんやなぁとは思ったけど。語りを複雑にし過ぎという問題点もある。
けど、サヨムプーのライティングとレズナーの音楽で余裕でトべる。
ゼンデイヤ以外にこの映画を成り立てさせられる>>続きを読む
二ノ宮隆太郎がまたクソ格好良い作品を。
光への意識が段違いなのと、静と動の切り分け、世界への視線の鋭さ。
侯孝賢とかゴダールの画面を見ている時と同じで、なんて事ないはずのカットでも緊張してしまって心>>続きを読む
カット数が足りてない気がした。
ピン送り1回は許容だけど行ったり来たりされると流石にたるい。
やっぱメッサーシュミット苦手。
ずっと独り言言ってるキチガイ婆さん居て最悪だったぞ。難波なんかで映画観る>>続きを読む
仙元誠三。超望遠のフルショットの気持ち良さ。インヒアレント・ヴァイスのカメラを思い出す
すっげぇキス。でっかい「マ」!
さすが三宅唱組って感じ。無言日記感。でも見てるものの違いが表れている。三宅監督は運動と音、大川さんは構造と細部を見ているように思った。これそのまま映画監督と編集マンの適正と言える気がして面白い。
これぞ説明不在の光を浴びる壮麗な徴たちの飽和。特に、時空が歪む事でフィクションとドキュメンタリーが肉体的に交わる最終盤はヴェンダースのキャリア全体で見ても最高の時間ではないか。次のカット、次のコマが全>>続きを読む
クソかっけえ。音、ミキシングがめっちゃ良い。徹底的な瞬きの無さ。得体のしれない怒りを感じて震える。
次の長編への期待が高まる。
闇そのものがモチーフに。
『教授と美女』のような闇の中で瞳だけが輝くショット。
座らせ方も演出。
映画における白と赤の美しさ。
序盤の飛行場のシークエンスが最高なんだけど、悲しい事にこの映画のピー>>続きを読む
歩くリズムひとつとっても映画はまだ発明可能である事を堂々と証明した映画。
生きるってこんなドン詰まりなんかなぁ。
セックス後の会話→ブチ切れが一番引き込まれた。
オールタイムモスト共感性羞恥。
ボー・バーナムらしさは随所に感じつつ、笑いに振らないのが不思議。ちゃんとした撮影監督連れてきてあげたらよかったのに、スコット・ルーディンさんよ。
光の運動。天才の画面。
ペドロ・コスタが撮ったノワールのような趣さえある、ひたすらに闇の画面。冒頭のツーショット立ち話から、如何に複雑化するかの挑戦のようなブロッキング、デクパージュ。この必要以上の>>続きを読む
めっちゃ地元〜
嘘のない表現。格好つけていない表現が良い。大学職員とのやり取りなんか大阪人の良いとこ出てる。切実
ピナ・バウシュってこんな凄いんだ。表現の純度・鮮度・練度すべてが高次元過ぎる。
ペドロ・コスタが自分とアケルマンを比較して、自分は古典を観ることを好むが、彼女は古典より前衛表現を好んだ。って言ってい>>続きを読む
やっぱレナート・ベルタは格が違う。
室内照明どないなっとんねん。
シーン始まりのフレームインがどれも気持ち良い。壁も良い。
てか、カリエール×ベルタって『勝手に逃げろ/人生』の再来やん。
フラン>>続きを読む
epic パーティ映画。やっぱアメリカはこうあってくれ。パーティ映画万歳
パーティ終わった朝の虚しさみたいなのが足りない気はした。
余りに煌びやかなセットに、余りに渋い主演2人。
しかし偉大なるゾエトロープ、偉大なるコッポラ、偉大なるストラーロ、永遠に。Long live cinema !
最高。特に事故現場で写真撮りまくるシーン辺りまでひたすら面白い。反解釈万歳!
窓も地面も濡らしまくりなのも素晴らしかった。日中撮影は全体に光を当てすぎているけれど、運転をしている人物を捉えるアングル>>続きを読む