このレビューはネタバレを含みます
各々のストーリーが、「好きだった幼馴染」「認知症の妻」「亡くした妹」「亡くした母」という感動要素たっぷりで、逆にフィクション感。
俳優さんたちの演技に魅せられた作品。
過去と現在、それぞれ時が進む中で、場所がリンクしていき、ラストに繋がっていく。
永作博美さんの演技に親心持っていかれました。
子育て中の身としては、子どもが酷い目にあっている絵を観るのがつらすぎて、耐えかねます。
このような現実がどこかにあるということを思うだけで、虚しくなります。
コンサートのシーンで、両親が観客の反応で娘の才能を知る演出と、コンサート後、娘の才能を必死で感じようと向き合う父娘のシーンで泣きました。
家族愛、子育て、人生、青春。
いい映画でした。
クリストファーノーラン監督の雰囲気ムンムン
名優たちが観られて得した気分
失ったものの大切さに気づき、それはもう二度と戻らないと気づいた時のダメージの大きさはとんでもないということを思い出させてくれた映画。