只野太郎さんの映画レビュー・感想・評価

只野太郎

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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.0

セットとか俳優とか凄い贅沢な人間ドラマを観た印象。
遠藤周作が日本とは何か?キリスト教と日本人は本当に分かりあえるのか?とかを我々に問いかけているような気がする。

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.0

「米国はいろいろ問題を抱えているが”正義”を行おうとする勇気のある人間がいる。」とYouTubeで紹介されていたので観た。この米国に対して日本国はどうなのか?。ジャニー〇〇のスキャンダルに対して民法T>>続きを読む

現金に体を張れ(1956年製作の映画)

4.0

面白かった。落ちが見事。競馬場に強盗に入るというのが不謹慎だが斬新な発想。キャラクターもそれぞれ立ってて面白い。

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.0

宮沢りえの代表作になるかな。 いい俳優になった。
映画賞とるのも納得のテンポの良さと伏線回収の見事さ。
この監督自分で脚本書いてるけど凄い上手い。
次の作品が観てみたい。

アルジェの戦い(1966年製作の映画)

4.4

記録。テロリストを描写したリアリティが凄い。
不謹慎だけどあ~こんな風にテロをするんだな。共感する所は植民地支配からなんとしてでも脱失して独立を勝ち取ろうとする執念。
平和でまあ独立している?日本にい
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ミッション(1986年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

記録。 ポルトガル国とイエズス会の戦争。国VS宗教。
スペインは南米で金、銀を得たがポルトガルは貴金属が得られず先住民の人狩りを行い奴隷貿易で儲けた。酷い時代だがこれは事実。又そんな先住民に心を寄せ、
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最後の誘惑(1988年製作の映画)

4.4

映像はホント綺麗で古代のイスラエルこんなとこだったんだなと思ってしまった。しかいとんでんがえしが凄い!

言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.0

記録。絵は綺麗。びっくりします。 新海誠さんて日本の四季や万葉集に凄い関心があるんだな~。

アビエイター(2004年製作の映画)

4.2

記録。 ハワードヒューズ。 米国での評価はどうなんだろう?
奇人?大企業パンナム、ハリウッドの映画会社への勇気ある挑戦者?

突撃(1957年製作の映画)

4.5

面白かった。塹壕の場面この50年代だとCGもないからセットで表現しているんだけど凄いリアルさ。濠の内部は木材で補強してるんだ~。又濠を出て突撃の場面。地面が凹凸で瘤だらけ。スキー場を思い出しました。水>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

記録。前半ロードムービー。

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.0

記録。実話でホントいい話。でもファンタジー?

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.5

エンドロールが過去の作品であるところを見るとこのシリーズも終了かもですね。 プロヂューサーはやりたいだろうけど福山さんがやらないんじゃないかななどと思ってしまいました。

娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)

4.0

記録。 この映画ができたこと自体が奇跡。 よく地獄のようなアレッポから無事に出られたなという感想。米国オバマ政権がアラブの春を煽ったけどその後梯子を外したのが悲劇の始まりかと考える。
アサド政権、イラ
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砂の器(1974年製作の映画)

4.5

島田陽子さんの訃報を知って観てみました。過去に観た記憶はあるんですけど見入ってしまった。 話のテンポ、映像素晴らしい。140分があっという間に過ぎていきました。松本清張が原作を超えたというのも納得でき>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。冒頭からテンション上がります。空母から戦闘機が離陸するシーンはホントかっこいい!。

復活の日(1980年製作の映画)

4.0

記録。 コロナ禍の今観るべき映画かなと思います。原作も読みました。
小松左京の取材力、知識の深さに驚かされると共に自分の軍事知識の浅さに恥ずかしくなります。言い訳かもしれませんがある程度の軍事的な知識
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利休にたずねよ(2013年製作の映画)

4.0

記録。海老蔵の所作がとても綺麗。生まれ育ち日頃の稽古がこの美を生むのか。

悪人(2010年製作の映画)

4.0

記録。ほんと誰が悪人なのか。 黒澤明の羅生門に似ている作品。

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.9

重い話。日本でもこの種の鬱を発生してしまう事案はよくある。自分の経験からすると人の好い人ほどこの病になってしまうような。他の人が理不尽なだけなのに自分に非があると曲解して自分で自分を責めてしまう。
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日本海大海戦(1969年製作の映画)

4.0

日本海大海戦迄の日露戦争の学習には良いと思う。へーという初めて知りましたところが多くあり、自分の不勉強さを改めて感じました。
もっとこの戦争のことが知りたくなって日露戦争関係の地図が付いた特集本を読み
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.9

記録。韓国映画のヒーローはいつもながらはじめの頃は情けなく、お笑いを入れてクライマックスに向けてかっこよくなる。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ウルトラマン名エピソードの総集編を一つの物語にしたような印象。旧作品への尊敬も凄く感じました。シンウルトラセブンを創るとしたらアンヌ隊員は橋本環奈かなとも。山本耕史のメフィスト、セリフが良い味を出して>>続きを読む

海にかかる霧(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

1999年ころ韓国が経済危機の時代。中国から韓国への密航にまつわる話。

赤い闇 スターリンの冷たい大地で(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

面白いけど怖い話。これが実話か。独裁国家のやってることは昔も今も変わらないという印象を持ちました。ハニトラ、酒、薬によるメディア関係者の抱き込み、その人物を使ってのプロパガンダ。
今の時代を生きる私た
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ハンナ・アーレント(2012年製作の映画)

4.1

面白くて考えさせられる作品でした。これがドイツで作られたことに意味があるように思う。生温い歴史認識しか持たないけどドイツは”ホロコーストは全部ヒトラーとナチスがやったことで国としての責任はない。悪いの>>続きを読む

浅田家!(2020年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

最後のどんでん返しにやられた!
浅田家良い家族ですね。のりが良くて暖かい。
家族全員でコスプレ写真を撮るのも凄いけどそれを面白がってサポートするのも立派。 主人公の彼女も損得なしにサポートする姿に感動
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

面白かったです。会社あるあるが満載。 過剰なノルマ。でも適正な目標を設定できない会社は短期では利益を上げられるかもしれないが長期では不振に陥って最後は淘汰されるんじゃないかな。なぜなら短期だとスポット>>続きを読む

ブリット(1968年製作の映画)

4.0

マックイーンが凄くカッコイイ!サンフランシスコの街中では坂道で車が飛ぶところ、郊外での追いつ追われつでのシーンが今どきのアクションではなくリアル感があって良い。又空港でのシーンも巨大な飛行機が動いてい>>続きを読む

植村直己物語(1986年製作の映画)

4.0

映像が凄い。とくに北極点を目指して行くところは目を見張る。極地だから当然ですが道はなく、先は仁王像のような氷の塊数え切れぬほど湧き出ており行く手を阻む悪路。四日間で3キロだったか?前進するには一人でし>>続きを読む

約束のネバーランド(2020年製作の映画)

3.5

北川景子、渡辺直美は良かった。三人組の浜辺美波とあと二人の年齢ギャップがあって違和感があった。話としてはなかなか面白い。

聖の青春(2016年製作の映画)

3.7

松山ケンイチの役づくりお見事! 22年1本目。

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