ジェネリック野村さんの映画レビュー・感想・評価

ジェネリック野村

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憂鬱な楽園(1996年製作の映画)

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視覚的な特徴は確かにあるんだけど
それよりも音の使い方の方が気になった。

冒頭から列車の音が異常に大きく、映画音楽に何かしらの意図を持っていることが予測された。

絶対的な中断を促す電話
電車の音
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ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

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ジム・ジャームッシュの映画はどんどんと物語が進むにつれて面白くなる

あとは構図の反復が上手い

拳銃魔(1949年製作の映画)

5.0

ローリーのファムファタールぶりよ
男性は間違いなく惹かれるんじゃないかなぁ…

人は殺したくない
でも銃は扱いたい

真っ当に生きたい
でもローリーを愛したい

B級映画(正確な意味で)は素晴らしい
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

5.0

最高
アレックスロウザーってなんでカッコ良いんだろ…
最後の方でトリックは読めたけど、それでも完成度が高いし、、
なんだろう言葉にできないけど好きすぎる。

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

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めちゃくちゃ好き

ハナさんに吹く風の演出最高じゃない?

ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)

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テーマ曲最高すぎる

クールなんだよなぁ
のらりくらり交わす会話個人的には好き

原作はわからないけど映画版のマーロウはハードボイルドに該当するのかちょっと微妙な気がする。

アルトマンの窓を使った反
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

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だんだんと面白くなっていく
ただ序盤が全く面白くないかといえばそうじゃない。

テーブルが一つ定められたらそこでしか物語は展開しない。だけどセリフや動きからキャラクターの世界を推察できる。我々の知覚を
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キングスマン(2015年製作の映画)

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カメラワークの軽快さと音楽のセンス抜群

シーンの反復も効果的でものすごく楽しめた

このタイプの映画で一番好きかもしれない…男心がくすぐられる

ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

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ツケを払ったマイケル。

がむしゃらにビジネスを展開し、判断を合理的に下しファミリーは拡大したが往年の贖罪は叶わなかった。
最も守りたかったファミリーを守れなかったラストは先代のヴィトーとの違いとも言
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

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いつ当事者になるかわからない
世の中の不条理さがこの映画を貫いている。

死神のようなある種、超越的なモチーフとしてシガーが存在する。しかし彼もこの不条理な世界の一員である以上、突飛なタイミングで痛め
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裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)

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顔の印象強すぎ〜
古典的ハリウッド映画での技法が確立される少し前だからか

今いる場所が一瞬 ??? ってなる
あとは視線が一致してない

サイレント映画は観るのが結構疲れる

パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

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ジム・ジャームッシュのエッセンスが濃縮された映画なのだろう。
しかし私にはまだ少しばかり早すぎたのかもしれない。

ナイトオンザプラネット、ミステリートレインを観てからの今作だったがきちんと堪能するこ
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

4.5

最高によかった

メンフィスという場所がある種ファンタジーのスイッチになっていて物語世界を形成している。
冒頭列車がメンフィスに向かうのと
ラストでメンフィスから遠ざかる列車はある意味リアルとファンタ
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ドライヴ(2011年製作の映画)

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タクシードライバーに似ているか正直わからない。

トラヴィスほど社会からはみ出した人間感がないというか描かれていない。そこがこの映画の唯一さなんだけど。それに結末の持つ意味も違うし
音楽やテンポは全く
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

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高校生の時に見て映画って面白いなぁ〜
って感動した作品。

数年経ってからの再鑑賞
やっぱり結構面白かった。

ウォールストリートを舞台にした物語だが
主人公の成り上がり方はセールスである。
ここがま
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

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最高です。
初めてジム・ジャームッシュの映画を観たけどどのセリフもカッコ良くて長い会話も全然聞いてられる。英語、フランス語、イタリア語、フィンランド語のそれぞれアクセントが独特のリズムを作り出してる。
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

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めちゃくちゃ好き

サイコパス主人公の背景をあえて徹底的に描いてない。
生活感もほぼない。ルイスが何か食べているシーンは?(デートのシーンでさえ飲んでるだけ)寝てるシーンは?こういう映画ってなかなかな
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タクシー(1996年製作の映画)

2.0

妙にクロースアップが多いなと思ってたけど、サイコパスのくだりで「羊たちの沈黙」が出てきてやっぱりなんか意図的だったんだなと思った。

良いコンビではあるよね、、

ジョーカー(2019年製作の映画)

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非社会的な人間による社会への見放し


タクシードライバー
キングオブコメディ
を見てから再鑑賞

やっぱりジョーカーの皮を被った社会派な映画という印象。だからダークナイトのジョーカーとは少し違うのか
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

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とんでもない映画



すごい
基本的にルパートパプキンの勘違い言動の時はショット/切り返しショットが意図的に一方通行になってる。これによって非社会性みたいなのが感覚的に伝わってくる。

ここでは「反
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

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痛みから目を背けるな


ちょくちょく演出でおかしいところがあるんだけど、なるほど最終的には辻褄が合うようになっている。

一人歩きし出す理想像ではあるが
ただそれだけの役割ではなく、社会や生活へいわ
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ゾディアック(2006年製作の映画)

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怒涛のラスト20分

繰り返し問われる
何故あなたが?
という言葉には考えさせられる。

ただもうひたすらに途中が長いんです…
後半にそれが効いてくるんだけど……

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

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面白かった。
ボンドとサフィはとにかく対比的だった。
ボンドと同じような過去をたどり、違う風に立ち直ったという悪役は良かった。

マドレーヌとの別れで列車が使われていたのが実は映画的にいうと間違いない
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