この作品の価値はシュワちゃんの処女作という点以外に他ならない。チープな演出とひどい演技で一周回って笑えた。
お金と幸せは別物ってさらって言ってるけど真理でしかない。その言葉がすごい残ってる。
すんごいベースは気持ち悪いんだけど、最後ほっこり。これぞアンビバレント。
愛していても、相手のことは根っこのところでは理解できない。不変の愛はない。感じれたのはそのぐらい。
ゴダールはやっぱり難しい。
カメラを止めるな!とこの作品しかまだみてないが、この監督は人の特徴を捉えるのが上手というか、人間観察が好きなんだろうなと感じる。オチも綺麗でほっこりする映画だった。もっとこの監督の作品を見たいと思う。
主演の保紫 萌香はミスiDのグランプリということで舐めていたが、実際にいじめられてた経験があるんではないかと思うほどリアリティのある演技で最高だった。
流れてる映像は人も時間もバラバラで伊坂幸太郎方式プロット映画。しっかり最後には一本の線になりました。嫌いじゃなかった。むしろ好き。