どうせ稲垣吾郎ファン目線の感想だろうと純粋な映画ファンの方々に退かれないかと躊躇してたけど、3回見てもやっぱりこの映画の世界観がとうしようもなく好きだからもういいや。
ひとりの人間が退廃的な欲望と狂>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
特別養子縁組の啓蒙映画だと思って避けている人がいるとしたら勿体ないと思う。
中学生の片倉ひかりは、妊娠がわかり中絶も出来ないとわかってからずっと自分の心をすべて「無いもの」にされ続ける。
わが子を特>>続きを読む
いつ誰に裏切られるかわからない時代に、それでも自らの運命を託して誰かを信じるという覚悟の凄まじさ。
長回しの緊張感も相まって物語にすぐに引き込まれました。(主演お二人の時代に合った台詞回しのおかげかも>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
なかなか感想を書けずにいました。
凪沙の一果に対する愛情を母性とひとくくりにするの?と疑問を感じていたから。
ラストの幼いスクール水着姿の少女の幻影は本当はそうしたかった自分自身。一果は、自分のことす>>続きを読む
子を持つ親として、もし同じ状況になったとき自分はどうなるか。
母である貴代美と同じように考えてはいるけど、それでも追い詰められたら一登や雅のような考えを持ってしまうかも。
俳優さん達の演技は鬼気迫る>>続きを読む
「考えるな、感じろ!」という映画は多々あるけど、この映画には「感じろ、そして考えろ!」と言われている気がします。大林監督の作品はそんなに色々観ている訳ではありませんが、先日TVで『時をかける少女』を観>>続きを読む
まず『人生半ば』というフライヤーの言葉は盛大なミスリードかも。
これは性別年齢関係無しのすべての人の物語。
阪本監督から「まだ人生半ばなんて言って今自分が向き合うべきことから逃げていては駄目。自分には>>続きを読む