江古田トムハンクスさんの映画レビュー・感想・評価

江古田トムハンクス

江古田トムハンクス

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キャロル(2015年製作の映画)

4.1

好きだーこの映画。
言葉にできないモゾモゾ。
それでも初見で全部を汲み取れている気がしないのが悔しい。心の乏しさにちょっとムカついてくる。
劇場でこのフィルムを見たい。
京都の再上映行くかあ。

デッドプール&ウルヴァリン(2024年製作の映画)

4.1

とんでもねえもん作ったな笑笑。
何でもありじゃねえか笑。
"MCU"の救世主ではなくて、"マーベル"の救世主だよ。本当に。

僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

3.8

描きたいことが一貫していて、淡々と子供の視点で物語が進んでいく撮り方も結構好き。
時間短いけどなかなか集中力必要だった。
「ぼくのお日さま」楽しみだ〜。

ルックバック(2024年製作の映画)

4.1

迷った末に原作未読で行った。
上映時間と興行形態も相まって、この映画体験自体が特別に感じるのもあるかもしれないけれど芯をブッ刺された感覚があった。
でも一回で本質を捉えられた気がしないから、とりま原作
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.2

グラシネ再上映にて初見。

初っ端から原理を理解しようとした自分がバカでした。
今キャラたちが何をするために何をしようとしてるのかを必死で追う方に早めにシフトして正解だった。
くっそおもろくてくっそわ
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市子(2023年製作の映画)

4.1

社会問題の下敷きになった人に焦点を当てた作品を作ることは意義深い。
市子の人生を想って、救いを求める時間だった。でもそれを俯瞰して見るしかできない。もどかしい。

「法廷遊戯」「市子」「52ヘルツのク
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.1

この作品から受け取るものがめちゃくちゃ分厚くなっていた・・・。小学生以来に見た。
頭の中の複雑さを分かりやすく、ここまで可視化してエンタメにするのがさすがピクサー。
ビンボンの話は昔からずっと忘れられ
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かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

4.2

アニメーションももちろん素晴らしかったんだけど、声優陣の表現力が非常に秀逸だった。
あの絵柄に生々しい魂が宿ってた。
よくよく考えれば竹取物語は最初と最後しかほぼ知らなかった。
かぐや姫は自分自身の人
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クワイエット・プレイス:DAY 1(2024年製作の映画)

4.2

この設定で1と2でやってないことで、どれだけ楽しませられるかのアイディア力が試されてた。
IMAXで見たんだけど、鬼クソ楽しいからおすすめ。作品のパワー倍増。

余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。(2024年製作の映画)

3.4

廉くんここ数年の映画とドラマ全部同じようなキャラだからもっと役幅見せてほしい。

窓辺にて(2022年製作の映画)

3.9

今泉力哉の中にある感受性をキャラというフィルターを通して眺める感じ。
主観と客観のどちらの目線からも見つめてた。
無機質な大人の役において吾郎ちゃんの右に出るものはいない。

街の上で(2019年製作の映画)

5.0

久々に邦画でしっかり笑ったかも。
まず、作品の空気感がドンピシャに好きだった。下北行きてえ。古着を着たい。
この作品を見てる時間、すごい落ち着いた。
ゆるやかに、上手くできない恋愛を見せてくれる。
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違国日記(2023年製作の映画)

4.0

うわー良い。
ずっと楽に呼吸できて、心地よかった。
朝と槙生の自分に対する、そして相手に対する感情の変遷をよく描けていると思う。
周りの人の話はちょこちょこって感じで、頑張って原作をまとめてるんだろう
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バッドボーイズ RIDE OR DIE(2024年製作の映画)

4.3

最高やった笑笑。とにかく何も考えずアウトローに浸って楽しむのだ。
品の無さとしょーもなさを維持しつつ、スケールアップ。ストリート感も健在。
劇場でバッドボーイズみるっていう夢叶った。
おかえりバッドボ
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天才たちの頭の中~世界を面白くする107のヒント~(2019年製作の映画)

3.6

質問自体が抽象的だから、ふわふわした回答をせざるを得ない感じ。
何言ってんだって思うやつもなんとか可視化してくれてて親切。そしてたまに鋭い言葉が出てくるとおお〜ってなる。
荒木経惟の話を引きずったまま
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ハロルド・フライのまさかの旅立ち(2023年製作の映画)

3.9

本編が予告、ポスターとはだいぶ空気感違うやないかい!
でもこれはこれで良かった。
しょぼくれた爺ちゃんの邂逅と贖罪を旅を通して見せつけてくる。

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.0

可哀想な女の子を描くのが好きなんかな。
決して現実では出会えない人の人生を見た。
どこが山場なのかと聞かれたらはっきりと断言出来るような場所はないんだけれど、ずっと見ていられる。岩井俊二の映画には2時
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

4.0

くっそおもろいやん。
夜に部屋を真っ暗にして爆音で1人で見たんだけど、ばか楽しかった。

関心領域(2023年製作の映画)

3.7

ロングショット祭りで普通に疲れた。
描いたことは好き。関心あるよ。
ただシンプルに苦手な映画。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

3.8

どこからだろう・・・。
話が進むにつれ、いつのまにか作品との距離が出来ちゃって食らいついていけなかった。
絵柄も世界観もめっちゃ好きなのに。
前編の惹きつけられ方が凄すぎた。

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

"たとえどうなろうとこの旅は最高。"
"最高のバカンス。少し脱線したけどね。"

特にラストシークエンスからエンドロールまでが絶品だった。見ていて気持ちよくなる。
2人の間に生まれてくる友情以上のもの
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からかい上手の高木さん(2024年製作の映画)

3.9

深夜の30分ドラマ、その大人になった話を別キャストで映画で大規模公開っていうイカれた企画がよく実現したなと思う。

悪くない。ピュアすぎるて。眩しい優しい。
"思いを伝えるということ"の難しさと素敵さ
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碁盤斬り(2024年製作の映画)

4.5

めっっっっっちゃ好き。
全ショットキマりすぎてやばい。
草彅くんは作品選びが本当に上手い。

あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

4.0

ボクシング映画あんま好きじゃないけど、人情的な血生臭さとその撮り方に惚れた。
心臓が動き出していくような2人の生き様と掛け合いも非常に良い。
後編!どうなる!

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.8

フュリオサまでに見ないとなあってずっと思ってたらいつの間にか公開3日前になってた。

エイリアン(1979年製作の映画)

3.8

静かで、ずっと張り詰めてて、キモいところはキモくて、怖いところは怖い。
流石に古さは感じるけれども面白かった。
あとなんとなくCUBEを見たくなった。

マグノリア(1999年製作の映画)

4.2

長編で群像劇だが結構シンプルで掴まれた。
過去は捨てることはできないけれど、その過去を赦すことはできる。
もしくはいつかきっと赦されることが起きる。
最後は普通にびっくり。
感想考えながらもう一回見た
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