複数種類の映像が入り乱れ、視神経を圧迫する感じがとても強迫的で震える。
予想ほどグロくはなかったけど、代わりに精神にキた。
傑作。もう感想も言えない。観て。観て、考えてほしい。これは本当に傑作だ。
爪でガラスを引っ掻くような不快感にじわじわ襲われる映画。
恐怖というよりは異常性、変態性が際立ちます。
自己を失い移り住んだ土地に同化していくことの恐怖、内面の恐怖がある種グロテスクなまでに描かれてい>>続きを読む
最後の15分のためにこの映画はあったんだ、と思わせる映画。
泥臭くて自己中で顔を背けたくなるほど強烈な欲望に突き動かされる一人と一人です。
これは二人を描いた映画ではなく、一人と一人の映画です。
すご>>続きを読む
映像美がすばらしいです。
ピアノを弾くエイダの背中がとろけるような白さでたまらなく官能的。
ジェーン・カンピオン作品は本当に画面の美しさが抜きん出ていますね。
まず音楽がすばらしい。
マクダフ役のショーン・ハリスの演技には鳥肌が立ったし、台詞回しがいちいち格好いい。
シーンの緩急のつけ方も迫力満点です。
DVDが出たら買います。
私はわりと楽しめたが、観る人を選ぶ映画かもしれない。各キャラクターが往年のハリウッドのアイコンになっているので、そのキャラ自身のオリジナリティーと一貫性と作中で果たす役割を期待してしまうと外れかも。>>続きを読む
傑作。今まで観た映画の中でいちばん好きかもしれない。最後のOde to nightingale の朗読は鳥肌モノ。
出だしのメキシコ・シティの熱狂と相反する冴えた艶やかさ。オープニングのタコは度肝を抜かれる。ホテルアメリカンでのレア・セドゥの「そばに来たらころすわよ」発言はしびれた。くたびれたコートを着込んでこれ見>>続きを読む