ストーリーとしてやや助長な感はあったが、とかく作画が素晴らしい。各人の指など、随所の描き込みが映画版と言えど卓越していた。
良作のため、邦訳版を待っていた。随所に現れる、宮崎作品を筆頭とした他作へのリスペクトを探すのも楽しい。
このレビューはネタバレを含みます
世にも奇妙な物語の一編を長尺にした感じ。最後の最後で自分を投影する対象がいなくなり、取り残され、じわじわと不安に蝕まれた。主人公の女性もこういう気持ちだったのかもしれない。
主要な役者一人一人の演技は素晴らしいと感じた。シナリオはやや演出がかっており、こんなに輝かせなくても良かったのではないか と思った。
観て良かった。主題は重めだが、軽妙なトーンで話が進むため、憂鬱にならずに観られる。中国の文化も垣間見え、楽しめた。
物理学に明るい知人とした雑談が役に立ち 面白く観られたが、前知識無しだったら理解が厳しかったかもしれない。ストーリーはシンプルで、親切な設計ではあった。
原作未読だが、怪異との真っ向勝負感は楽しかった。テーマや演出から「モノノ怪」の「座敷童子」を連想した。
主人公は人に恵まれてるなと思った。ダークな雰囲気はあるが、全体通して心穏やかに観られる。
現代におけるリメイク作として、ある程度成功している。
評判は聞いていたので何の気なしに観たが、構成の巧みさと心理描写に驚いた。人の人生には、優しさと厳しさ、幸福と地獄が代わる代わる満遍なく降りかかってくるものだが、そこを子ども向けの作品だからと言って手加>>続きを読む
俳優のファンは楽しいかも。大刀が やけに軽そうで、終始そこが気になってしまった。
映画の仕様上 血の色が脳裏に残るが、ストーリーは単純で追いやすく、人物それぞれの言動や性質に目を配ることが出来た。もし人生をもう一つ貰えるなら、あの弁護士の運転手みたいな性格で生まれてみたい。
きらきらした女がド派手にアクション決めるシーンを鑑賞するための映画。ぶっ飛び設定はご愛嬌
物語化するのは非常に難しかっただろう。しかし、ニュース番組のフリップだけでは説明できない あの事故の恐ろしさと 現場の緊迫を伝えられるという点だけでも特筆すべき 意義のある映画。
単純な右左だけでは語りきれないものがあった。お金を出して観て良かったと思う。
臨場感もさることながら、全体を通して「戦場」とは、「前線に向かう」とは、どういうことなのか考えさせられた。広々とした荒野で、一見すると"敵"の姿は無いのに、いつ何をきっかけに致命傷を負って死ぬかは分か>>続きを読む
怖いというよりショックだった。彼女には、彼女のやり方で彼を制裁してほしかった。新たな闇が口を開けたところで、終わってしまった。
作品の中に出てくるモチーフが小気味良く繋がっていく。練られた話だと思った。ラストには何となくSCOOP!(2016)と同類の怒涛さがあった。
モータースポーツファンなので 大筋を知りながらの鑑賞だったが泣いてしまった。ル・マンを知っている人にとっても、知らない人にとっても、素晴らしい映画体験になるはず
ストーリーはこじつけ感があったが、弓を使ったアクションは素晴らしかった。
ハッピーな映画だった。ただ、自分があの状況に置かれたらと思うとちょっとゾッとする。
ラストの福山雅治の表情を鑑賞するための映画と感じた。1人の女の狂気に 一般的な恋愛感情が混入していたことが少し残念。やるからには徹頭徹尾、彼を主役にしてほしかった。
主人公に共感出来ず入り込めなかったが、俳優の演技には凄まじいものがあった。全国上映作品というよりは、単館系映画っぽいと感じた。大笑いと号泣は似ている。時代やストーリー展開で、「タクシー・ドライバー」を>>続きを読む
本当に宇宙が舞台である必要はあったのか。映像は綺麗だったが、SFにもドラマにも振り切れていない感。
安定の映像美で、魅せたい部分が分かりやすい。前作を観た者からすると同じ酒で別のカクテルを作ってる感があると思う。
主演二人の対比が面白かった。ストーリーは可もなく不可もなく、アクションを楽しむ映画
各登場人物の動作や小道具が凝っている。話としては要素が組み込まれすぎているので予備知識無しだと分かりづらいと思う
予告で流れたThe animalsのRising Sun Bluesに惹かれて鑑賞した。音楽のセレクトが良かった。
