みちさんの映画レビュー・感想・評価

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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.5

ホラーによく出てくる「主人公を巻き込むトラブルメイカーの親友」を主人公に据えた映画。
そういう主人公の設定は珍しいけど意外性だけで終わらせないかっちりしたストーリーでおもしろかった。
最初に主人公が仲
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

トム・クルーズじゃない人間がトム・クルーズと同じことをするとどうなるかの映画。トム・クルーズじゃないわたしたちは地に足つけて地味だけど安全な人生を生きようね。
友人は底抜けにいいやつなのだけどこいつが
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パルス(2006年製作の映画)

1.3

オールタイムベストの『回路』のリメイク作品。こちらを先に見た人は楽しめるのかもしれない。ぎゃー!うわー!と大騒ぎのホラーで(いらん)説明もちゃんとしてくれるしクオリティも低くない。
でもオリジナルを知
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ヘルレイザー2(1988年製作の映画)

4.2

前作を見て「変態ってしぶといな……」と思ったが本作でさらにその思いを強くした。愛だの情だのとなまっちょろい感情に執着せずみずからの欲望を最優先して動くからしぶとい。地獄がお似合い。

悪魔の奴隷(2017年製作の映画)

3.5

続編の『呪餐』を先に見たので、『呪餐』の謎だった部分を知ることができた。
やりたいことを全部詰め込んだみたいなホラーでおもしろかった。

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

2.0

制作者の倫理観に信用がおけないホラー。
犬が殺される場面は描かないのにこどもがひどい目に遭って死ぬ場面を描くのもだけど、ミーガンが殴られたり投げ飛ばされたりするシーンでこどもをひどい目に遭わせたい気持
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

4.0

祈りの言葉で悪魔と対峙するのが見栄えがしていい。
日本で耳なし芳一を映画化するときは坊主が読経するクライマックスシーンを入れてほしい。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

おもしろかった。
ふつうの映画だったらご都合主義だなとしらけるようなところも多々あるけど熱量にあてられて細かいことはいいか!と思えてくる。
個人的には冷蔵庫の女が全力回避されていたのがよかった。

死霊館のシスター 呪いの秘密(2023年製作の映画)

3.0

前作はキリスト教的価値観に基づく悪魔の恐怖が描かれていておもしろかったけど、ラ・ヨローナをモンスタームービーとして撮った監督なので今作のシスターヴァラクはほぼモンスターだった。

劇場版 ほんとにあった!呪いのビデオ100(2023年製作の映画)

4.0

若いスタッフを「心霊系YouTuberじゃないんだから」と諌めるところがおもしろかった。

戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

4.0

過去作の焼き直しに見えてしまうところも多かったけど、それが正しい手順だろうと被害者が過去の受けた苦痛を追体験させられるのはおかしいだろ!という怒りがあってよかった。今までずっと工藤さんのストッパーだっ>>続きを読む

ヒッチハイク(2016年製作の映画)

1.0

見るべき人が見ればおもしろい点があったかもしれないが私には見つけられなかった。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.0

おもしろかったけど、聡実くん役の子が中1くらいに見えるのもあって「警察に通報すべきでは……」の気持ちがずっとあった。2次元ではうまく隠されていたものが実写化によりモロ見えになってしまったかんじ。
聡実
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.0

実写化で原作の解像度が上がった。明かりのない夜の森で大型野生動物に襲われる恐怖は実写で見るまで想像していなかった。

戦慄のリンク(2020年製作の映画)

3.0

良くも悪くもすごくふつうのJホラーを中国人が演じているので不思議な気分になった。最後の警察が解決できないことなどない!!!シーンに中国らしさを感じるようになってきた。

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

5.0

山荘で殺人事件が起きたときでもゾンビアポカリプスが起きたときでもコーデを考える女性ファッション誌が話題になるけど、それに通じるものを感じた。好きな人と離れ離れになる未来なら永遠に来なければいいし、タイ>>続きを読む

ミンナのウタ(2023年製作の映画)

3.2

ホラーとしてこわい場面が多くておもしろかった。
女性アイドルグループが出演するホラー(『伝染歌』とか『讐 〜ADA〜』とか)は人格最悪にされたり血みどろで殺されたりするのに男性アイドルグループだとアイ
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.5

あらすじや予告編からドタバタコメディを予想していたけどそういう話ではなかった。
ところで主人公の兄弟構成、吹替で兄弟を「兄さん」と呼んでいたのでなるほど父親に厳しくされた長男、家族のケアを押し付けられ
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トンソン荘事件の記録(2020年製作の映画)

2.7

猫と鶏が殺されます。

モキュメンタリー風ホラー。こわいシーンはさほどない。

リゾートバイト(2023年製作の映画)

2.3

後半の展開は嫌いじゃないけどオチが。もうホラーであの手のオチやめてほしい。

ジュニア(1994年製作の映画)

4.5

世に出るのが早すぎたコメディ。
かなり昔の作品だから「これだから女ってやつは」と女性性を嘲笑する描写が多いのではと身構えていたけどそんなことはなかった。
いや、当時の制作者はそういう目線で作ったのかも
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カラダ探し(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭、女子の品定めをしている男子たちが橋本環奈を「ねえわ~www」と切り捨てる時点でこの作品はすっとんきょうなフィクションであると教えてくれる親切脚本。
主人公は全生徒から無視される壮絶なイジメを受け
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白石晃士の決して送ってこないで下さい(2023年製作の映画)

3.2

カップルの片割れの男性が高橋一生に雰囲気が似ていて、ヤカラやホスト系ではなく高橋一生風の男性がDV男という設定に感心した。