りったんさんの映画レビュー・感想・評価

りったん

りったん

映画(79)
ドラマ(9)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

浜の朝日の嘘つきどもと(2021年製作の映画)

3.8

友人に勧められ鑑賞。

いやん
愛しの喬太郎師匠出てるんじゃん(*´ω`*)

物語に大きな緩急はなく、終始ゆったりしたペースで進む。

でも、それがいい。まったりほのぼのしみじみ。
良い映画だった。
>>続きを読む

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.8

亡くなった自分自身の父と重ねながら観た。静謐ながらも胸にグッとくる作品だった。特に死の描き方が見事。気づいたら号泣していた。

さかなのこ(2022年製作の映画)

4.0

ツッコミどころ満載なんだけど、だんだんツッコミ入れるのが楽しくなってしまった。

さかなクンを女性ののんちゃんが演じるのはなんでだろう?と最初は疑問もあったけど、はい。女性が演って正解。しかものんちゃ
>>続きを読む

ジャマル・カショギ殺害事件 真犯人は逮捕されない(2020年製作の映画)

3.9

怖っ!

こんなの見ちゃうとぬるいフィクションを見る気が萎える。

カショギ氏の暗殺もエグすぎるが、サウジの諜報活動がエグくてビビる。

情報化、情報合戦の時代。うっかり倫理観など持たずに、汚い手を駆
>>続きを読む

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.0

コールドハートの私でも、何度も何度も目頭があつくなった。最後は箱ティッシュ抱えながら見た。

劇中の逸話は、随分前にドキュメンタリーだかなんだかで見聞きしたことがある。

なので「ああ、あれを映画化し
>>続きを読む

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.0

初めの方は「こりゃ前作の方が面白かったかも〜」と思ったけど、

物語が進行していくうちに面白さが急加速して行った。前作よりさらに複雑に練られたプロット。

展開に次ぐ展開に次ぐ展開で、一瞬たりとも目が
>>続きを読む

ファミリア(2023年製作の映画)

3.0

いやはや愚直な男を演じさせたら役所広司翁の右に出る役者はいませんな。

脚本や若手役者陣の下手さなど、ツッコミどころは満載なんだけど、翁陣は素晴らしい芝居を見せてくれたのでツッコムのはよしておこう。
>>続きを読む

愛しのクノール(2022年製作の映画)

3.9

ストップモーションアニメ。こなれたものを見慣れていると動きにぎこちなさを感じるかも。

技術的な点はさておき、充分に楽しめたし、子豚のクノールの可愛さったら!!!

ヴィーガン一家の子豚奪還大作戦。
>>続きを読む

ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

-

胸糞レベル100!

ヘイトクライムの愚かさを啓蒙する映画としては100点の出来だと思うけれど、ここまで気分が悪くなる映画体験は初めて。

なんで課金してまで観ちゃったんだろうと、激しく後悔している。
>>続きを読む

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.8

沼地は小いさな宇宙だった!

色々消化不良のまま終わるのかと思ったがすっきりした。

醜い偏見や差別心は誰の中にもあると思う。きっと私にも。人に優しくするも、蔑む方がきっと楽だから。

それでも優しく
>>続きを読む

ユナイテッド93(2006年製作の映画)

4.5

これまで観た映画の中で一番怖かった。実話だと思うと尚更。

大義のために死ねますか?

私は自信ない。

テロリスト相手に身体を張った乗客たちも、

神を信じてその大いなる意志として従ったテロリストた
>>続きを読む

レスキュードッグ・ルビー(2022年製作の映画)

4.0

もう、ルビーは可愛いし、救助犬の試験のシーンはハラハラするし、登場人物たちは皆暖かいし、心地よく鑑賞。

これが実話だと言うのも素敵だし、ルビーを演じた役者犬も元保護犬と言うのも心に響いた。

エンド
>>続きを読む

ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

4.0

ショーン・ペン!ティム・ロビンス!ケヴィン・ベーコン!

豪華すぎるゴールデントリオの名作。まだ見ていなかったから腰を据えてじっくり鑑賞。

誰も報われない悲しすぎる話。

ショーン・ペンが取り分け素
>>続きを読む

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.5

いつか観よう、いつか観ようと思い続けて幾歳月、、、、。

たぶん今日がその日だった。ある程度自分の心に余裕があるからこそ目を背けず最後まで鑑賞出来たと思う。

悲しいし、人間の嫌らしい業がこれでもかと
>>続きを読む

僕のワンダフル・ジャーニー(2019年製作の映画)

4.3

いやいや、これは泣くでしょう?!愛犬家なら号泣でしょう?

随分前に前作を観たんだけど、大方内容を忘れてしまっていたから、それももう一度観よう。

我が家の愛犬がより一層愛おしくなった。

交渉人(1998年製作の映画)

3.9

ちょっと〜ケヴィン・スペイシーかっこ良すぎじゃない?

プライベートでは問題ありなのかもしれないけど、役者としては超特級。今更惚れ直してます♡

ハラハラドキドキしたかったので、チョイスとしては大正解
>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.2

観て良かった〜。最後は胸がじんわり温かくなった。

差別があるシーンは観ていてとても辛かった。

遠い国の知らない人の出来事としてじゃなく、同じ差別を受ける側の、同じ有色人種としての視点で観た方が、こ
>>続きを読む

ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日(2012年製作の映画)

4.2

映像の美しさに何度も息を飲んだ。
映画館で観るべき作品だったな。

でも出会えてよかった。

一神教的視点と、ヒンズー的宇宙観と。

最後は、「なるほど。そういうことだったのか」

と唸った。

超絶
>>続きを読む

アルゴ(2012年製作の映画)

4.0

いやぁ〜ドキドキした!実話だと思うと尚更。

これだけ無茶な作戦も、微に入り細に入り周到に準備したからこそ成功したわけで、

さらにそこにものすごい勇気が加わったからこそ成功したわけで。

バザールで
>>続きを読む

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.8

9.11のテロで最愛の父親を亡くした少年が、父の死を理解し、受け入れられるようになるまでの物語。

切なかった。

テロでは無いけど、父を亡くして以降、いまだに浮上出来ない私は、何度も何度も自身と少年
>>続きを読む

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.0

赤ん坊の頃に誘拐され、外部の情報は一切遮断された環境で育った青年の心の成長譚。

話のベースだけ見たら悲惨極まりないのだけど、他の方も書いておられるようにとても温かい物語だった。

悪い人物が誰一人と
>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.1

いやいや、これほどの狂気を体現できる俳優が他にいる?

そりゃ主演男優賞も当然ですよ。

悲しい人生を背負った男がどんどん奈落の底に繋がる階段を堕ちていく様と、それが巻き起こす街ぐるみの狂乱と。

>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

3.9

狂気と狂気のぶつかり合い。

音楽と言う手段を使って、そういう人の破滅のさせ方があるんだ。

音楽と言う手段を使って、そういう人への報復のやり方があるんだ。

斬新だしほぅと唸ってしまった。

登場人
>>続きを読む

バッドガイズ(2022年製作の映画)

3.8

いかにもアメリカ人が好きそうなストーリーだけど、日本人の私も楽しめた。

動物キャラたちの質感や動き(蛇のニョロニョロ感とかタランチュラのモゾモゾ感)がとてもリアル。
これは当面ハリウッドには勝てない
>>続きを読む

レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

4.0

これまでのアーティスティック感は無かったけど、エンタメとして楽しめた。

これまでの作品同様、主役は厳然としてアンソニー・ホプキンス。サイコな悪党だが癖になる。

ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

3.8

初めて通しで観た。

面白かったーー。

人間の想像力ってすごいなぁー。

というか原作者のJKローリングの想像力って?

今更だけど原作本を読みたくなった。

子供たちめちゃ可愛かったー!

ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

4.2

こんな映画体験は初めてだ。

ハラハラドキドキしながらも、同時に感動で鳥肌が立った。

無許可でのこんな無謀な挑戦、本来ならば迷惑極まりないと唾棄するレベルなのだけど、

主人公を応援してしまう自分に
>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

3.8

最後、なるほどと唸った。

ブラッド・ピットもかっこいいけど、私的にはモーガン・フリーマンの渋みが効いた演技が堪らなかった。

FALL/フォール(2022年製作の映画)

4.0

これはめちゃくちゃ怖い。怖すぎて見ながら何度も声が出てしまった。

ストーリーは超単純なんだけど、うっかり手の込んだプロットのものより分かりやすいスリルがある。

なーんにも難しいことは考えずにただた
>>続きを読む

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

-

かったる過ぎて途中離脱。

クリント・イーストウッド翁のかっこよさに酔いしびれたいだけならいいかもしれないけど。

話が安直に次々進展しすぎてなんだかなぁ〜と。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.1

なるほど!名作と呼ばれるのがよく分かった。

夢見る男女の単なるラブストーリーではなかった。

全編に夢見る反逆者(画家 詩人 役者 etc...)達への愛が溢れていた。

かつて私も反逆者の端くれだ
>>続きを読む

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.3

こんなの見たら、幼なじみに会いたくなるよね。

私は女性だけど、この物語の彼らと同じように大切なキラキラした思い出があるもん。

竹原ピストルと尾野真千子の掛け合い。下品だけどめちゃくちゃ面白かった。

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.3

もう最高。構成も演出も音楽もみんな好み。

主演の冴えないおじさん(実は凄腕仕事人)、誰かと思ったらボブ・オデンカークさんじゃないの?!

ソウル・グッドマンも最高だったけど、この役も最高。

イカし
>>続きを読む

デリシュ!(2021年製作の映画)

4.0

素直に良かった。

貴族たちの愚かさと民衆のたくましさと。

フランス映画の良さは、役者を美男美女に固執しないこと。そこにリアリティがある。

エンドロールの背景が降りしきる雪なのも、ここにまた冬が来
>>続きを読む

リトル・マーメイド(1989年製作の映画)

4.0

随分前に見たが内容をほとんど覚えていなくて再鑑賞。

アメリカ人はハッピーエンド好きだよね。

原作であるアンデルセンの「人魚姫」は結末があまりにも悲しすぎて、いやだからこそ美しい物語なんだけど。
>>続きを読む

ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年製作の映画)

4.2

ちょっとした事でモヤモヤしていて、あえて重そうなこの作品を選んで観た。

重いなんてもんじゃなかった。

私の心のモヤモヤのいかに小さきことよ。。。と全て吹っ飛んだわ。

私自身は死刑賛成論者。

>>続きを読む

>|