すわさんの映画レビュー・感想・評価

すわ

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オアシス:スーパーソニック(2016年製作の映画)

4.0

ノエルの音楽への向き合い方が好き。
いつまで経っても仲悪くていいし、再結成なんてしなくていいから俺を支える音楽を作り続けてくれ。

幕間(1924年製作の映画)

3.9

スローモーション、ストップモーション、逆再生、反転。あらゆる映像効果の実験的映画。文明に追いつけない人間たち。文明と人間の反転。文明とともに消える人間。ダダ、シュルレアリスム系の映画だとなかなかとっつ>>続きを読む

変形された時間での儀礼(1946年製作の映画)

4.1

調律されたかのような人間。不気味。断片的な空間の変化、一人ひとりに流れる時間の変化。

陸地にて(1944年製作の映画)

4.6

自分の中にいろんな自分がいる。現実では分離しなくても。1つ1つのシーンが美しすぎる。底が知れない奇才。えろい。シュルレアリスムとても好み。

The Private Life of a Cat(原題)(1946年製作の映画)

4.0

どうやって撮ったの、猫を人間のように撮る。ストーリー性を保ちつつ作品に作り上げるのがすげぇ。

アンダルシアの犬(1928年製作の映画)

4.4

考えるのやめよ、誰かの夢見たって理解できないや。性表現が面白くて好きだったエクスタシィ。超現実。

午後の網目(1943年製作の映画)

5.0

前衛的で理解できないけど引き込まれる何かがある。理解できないから魅力的で美しい。最高でした。

永遠に愛して(2016年製作の映画)

4.0

ドン引きされるほどの愛を受け止めてくれる人に出逢いましょう。体に刻むの好き。

サイコ(1960年製作の映画)

4.1

ヒッチコックの音の使い方が好き。先駆的なものを評価するためにはルーツを掘らなきゃいけないね。普通に楽しめたけどもっと楽しめる映画。

告白(2010年製作の映画)

4.2

正しさで人は正せない。
クソがクソを育ててるんだなと思った。マザコンくんの父親に違和感。あんなに怒らないもん?両親共にクソ。サントラが良かった。あと橋本愛の衣装が良かった。

渇き。(2013年製作の映画)

4.4

タランティーノみたいな映画。殺伐とした内容にポップな音楽、アニメーション。他人にケリつけられるのが嫌な感情はわかる。救いを求めてないのがいい。

プレイタイム(1967年製作の映画)

4.1

綺麗な映像。汚れ物押し付けられるウェイター好き。

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

4.0

つなきがなんで一緒にいるかをもっと書いて欲しかった。ちょっと違和感が残る。3年だぜ?つなきの形式的な会話がとてもいい。菅田将暉流石。寧子の機械的な喋り方もリアルで残酷でいい。考えすぎてしまうことはとて>>続きを読む

百花(2022年製作の映画)

4.3

与える愛より与えられる愛をとってしまった母親。歳を重ねても女の子のままだったんだね。「私もチャンスさえあれば誰かと恋におちたい。」息子に与えるだけで見返りのない愛を注ぐことに疲れてしまったんだね。そこ>>続きを読む

MANRIKI(2019年製作の映画)

3.6

芸術に意味を持たせようとしてダサくなった。気を衒ってるようで目新しさのない展開と説明がなければ奇妙のまま死ねたのに。飛ぶならルールの外に飛ばなきゃ。

狩人の夜(1955年製作の映画)

4.5

ただ映像としてだけでも美しい。カメラワークが最高に洒落てる。自然と影のコントラストがイカしてる。そこにストーリーのおもろさと訴えかけるパッションもある。人間には何か縋れる存在が必要だ。素直に我慢強く生>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.9

あんまし面白くなかった。
刺激求めて旅出てる割に刺激がない映画だった。エマストーンはよかった。度胸ある

セッション(2014年製作の映画)

4.6

感服。洗脳、狂気。本音と計算の境がわからない。最後にチャーリーパーカーの後継を作り上げたフレッチャーに恐怖を覚える。

バッド・チューニング(1993年製作の映画)

3.5

タバコ、女、後輩いびり、若者の刺激のリアル。ヒッピーの残り香がいい雰囲気。

ロリータ(1962年製作の映画)

3.9

きもちわり、愛はないけど情はあったのがなと気持ち悪い、狂っていくというか最初っから普通じゃない。

硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

3.9

いつだって人は人のために戦う。
日本の中間管理職の不遇さ。
絵、手紙、自分の手を動かして残したものへの縋りと安心。
脚本が日本人ぽい

父親たちの星条旗(2006年製作の映画)

3.7

国を背負うわけではなく、友のために戦っている、友愛。それゆえの英雄扱いへの不信感。昔も今も人は人。感情の生き物。

蝶の舌(1999年製作の映画)

4.2

支配が愛を殺し、愛を紡ぐために教育がある。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.2

ファンタジーな伝記。死の島。ベックリン。前評判より面白かった。

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