このレビューはネタバレを含みます
イメージフォーラムにて2度鑑賞。
『140分ワンカット』この撮り方に惹かれて観ましたが、「観た」ではなく「体験した」と言うのが正しい作品なのかもしれません。正直、期待はしていなかったのです>>続きを読む
美しい130分、夢見心地な130分、130分という時間がアッというほどの束の間だと、本作を見て初めて知りました。
本作を見て今後の映画に対する見方が変わるかもしれませんので、評価は控えます。
am>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
孤児という無地のキャンバスが、叔母という血縁者と出逢うことを境に色のある世界を知るようになる。
染まるのか、染まらないのか? はたまた…
「とにかく、美しい」
叔母の死の直後、修道女のイ>>続きを読む
男ならば、人を愛する者ならば、SEXを生業としたAV男優さんの声に耳を傾けてみるのも良いかもしれません。
総勢20名ほどのAV男優さん達が、AV男優になった経緯から愛やSEXについて語ります。
AV>>続きを読む
可愛いペネロペ・クルスの旦那であるハビエル・ヴァルデムが、キモ怖さ全開の演技で魅せる映画。
「サスペンスの様であるがサスペンスでなく、シリアスだけれどシニカルでもある」こんな特徴がコーエ>>続きを読む
初アレクセイ・ゲルマンでした。
タル・ベーラほど徹底した感じはありませんが、長回しの連続で、そのワンカットの中で無秩序に演者が立ち回る。引いたカットは殆ど無く、寧ろ、演者に接近したカットが多いです。>>続きを読む
決して美しさが売りではない安藤サクラを主演にすることで、美しい映画になる。
安藤サクラのナチュラルな演技やナレーションなど、彼女のポテンシャルを引き出し、更に、無駄な装飾や演出を排除したことで、吉本>>続きを読む
何も予備知識なしに鑑賞したので、ジムを見て「ああ、ジャスティン・ティンバーレイク出てるのか」と… で、傍らのジーンを見て「こちらはトリンドル玲奈ちゃん」などと思ったのですが、クレジットには>>続きを読む
これは、面白い
可愛らしさも汚らしさも演じた森川葵が素晴らしい。
その森川葵の演じるキリコの振る舞いに男ですら「キツい」と感じるので、女性ならそれ以上にキツさを感じるはず。いや、女子の世界ではこれ>>続きを読む
パゾリーニの狂気の世界は芸術性があり文学的でもあるけど、
こちらは、ただの狂気でしかない
現在のサビーヌと、過去の映像の中のサビーヌ
彼女は薬で変わってしまったのか? それとも、心が変わってしまったのか?
自閉症を知らない方、見られた方が良いと思います。人生の捉え方が少し変わるかも>>続きを読む
観察映画なので、
観る人によってはストーリーが存在するし、メッセージもあるだろうし、発見や偏見もあるかもしれない。でも、もしかしたら、何も感じない人も中には居るかもしれません。
貴方の心には何が残り>>続きを読む
恐らく、ここまでリアルな戦場を描いたのは本作が初めてだと思う…
これ以上の体験をしたければ、実際に戦場に行くしかない。
「劇場で観れて良かった」これに尽きます
う〜ん… 僕自身が小栗康平監督とフィーリングが合わないのか? イマイチ掴めませんでした。画の美しいのですが、何を伝えたいのかわからない。
難しく考えてはいけないのか⁈
何となく作品から(岸>>続きを読む
15年ぶりに再見しました。
クイズ・ショウという1つの事柄で繋がる群像劇。ポール・トーマス・アンダーソンによる愛に満ちた人間賛歌。
随所に流れるエイミー・マンの楽曲と、ラストでクローディアが魅せる>>続きを読む
朝から、しょーもない映画を見てしまった。
北野武というより、ビートたけし作品と言った方が良い気がします。まあ、笑えますが、ダンカンが役者になる辺りからダレできました。う〜ん… B級感は否めない
パラダイス・シリーズの2本目『希望』
非日常ふただび、今作はリゾート地ではなくダイエット合宿。 そこでダイエットをするのかしないのか… でも、恋愛はしちゃう話。
『愛』に続いて又してもポッチャ>>続きを読む
オーストリアの肥えた中年のおばちゃんがケニアのリゾート地で黒人男性を買い漁る… 肥えて年をとって醜かろうが、自分が白人であるから黒人男性はチヤホヤしてくれて簡単に手に入ると、高を括って臨むのだが… >>続きを読む
映像はとても綺麗なんです、映像は…
「藤田嗣治の伝記映画」ではなくて、
「小栗康平監督が藤田嗣治を題材に映画を作った」 という解釈で見た方が良さそうです。
先ず、『ヤンヤン、夏の思い出』この邦題は何とかならんのですかね…
ヤンヤンの家族や周辺の群像劇。群像劇といえばロバート・アルトマンを思い出しましたが、アルトマンが大味なのに対してエドワード・>>続きを読む
これは良い。
プロットは勿論のこと、画の構図や音楽の使い方も素晴らしいのですが、何処か清々しさがあり、あの時代の美しさが全て詰め込まれているかのように感じました。
レンタルではなく、DVDが欲しく>>続きを読む
カーリン・アグネス・マリアの三姉妹とメイドのアンナ、4人の苦悩を描いた作品。
壁・床・ドレス… そして、血と。赤を効果的に使うことで独特な世界観を生み出しています。
あと、カーリンの夫の気持ち>>続きを読む
字幕を追ってたら、エンディングにたどり着いた… そんな映画でした。
こういう話が入り組んだ作品での『字幕』鑑賞は難しい部分があると思います。しかも、チョイチョイ小ネタを挟んでくるので、更に分から>>続きを読む
ひとりの在日朝鮮人が殺人罪で死刑になる。刑は執行されたのだが彼は死亡せず、記憶喪失になってしまう。執行人たちは死刑のやり直しをやらなければならないのだが、自分の罪を知らない人間を処刑したのでは単なる殺>>続きを読む
マリー役のアンヌ・ヴィアゼムスキーが本田翼にしか見えない。
ブレッソン作品は『スリ』『ラルジャン』『やさしい女』『バルタザールどこへ行く』という順に見てきましたが、喋らずとも手の動きだけで語るカットや>>続きを読む
予想に反して画が綺麗。荒野だからか、何処か『アラビアのロレンス』を思い起こさせる。
原作『オイディプス王』はフロイトのエディプス・コンプレックスの語源らしい…
パゾリーニは人間のタブーを描く>>続きを読む
ある意味、期待通り。
パゾちゃん、やっちゃってくれますね。
『変態地獄』『糞尿地獄』『血の地獄』どれをとっても、変態・狂気の沙汰としか言えないのですが、残念ながら映像が美しいんですね。何で、こうい>>続きを読む
岡本喜八は学生だった太平洋戦争末期に軍隊に召集された。敗戦後に映画監督になり戦争を西部劇風にパロディー化した作品で認められ、天皇と軍と政府の首脳部の動きを描いた商業的大作『日本のいちばん長い日』をヒッ>>続きを読む
タルコフスキーの初監督作品
初めてながら、万華鏡のようなシークエンスを入れてくるところに非凡さを感じます。
またまた、
レビュー不可能
採点不能
常人には全く理解できないタルコフスキーの世界
悔しいので、若菜 薫『聖タルコフスキー、時のミラージュ』を購入して勉強中
レビュー不可能
採点不能
常人には全く理解できないタルコフスキーの世界
悔しいので、若菜 薫『聖タルコフスキー、時のミラージュ』を購入して勉強中
『うたかたの日々』と思って借りたら、『うたかたの恋』だった。
見終わってから気づくなよ、終了〜
Amazonで原作とDVDを共に購入し、原作を読んでから映画を観ました。
この作品の良さは原作の着想にあると思いますが、映画の脚本も安部公房が書いたことにより、原作を忠実に映像化していると思います。>>続きを読む
独特のテンポと空気感の唯一無二な映画
この雰囲気は松田優作の演技よりも、演出の妙デスね。素晴らしい