日常のちょっとしたことにより小さな問題の種が大きくなってゆく。言葉にすれば些細な様だけど、複雑な背景やそれぞれの立場や行動が限られた映像から垣間見える。
ファイトクラブを見たときの衝撃?と同じくらい。表現は違うけど通底してるものがある気がする。あっという間の2時間。
始まりから想像する終わり方でなく、そっちが本質なんだろうなと思いながらも終始ハラハラ。
細やかな背景描写とスカーレット・ヨハンソンの演技から少し先の未来や愛情がじわじわと。想像が膨らむがゆえに終わり方はストレートだったかなぁ。
生きること=お金を得ること、はもちろん同じではないけど、生き方を考えるには時間と余裕がいるよなぁ。
前半と後半で空気が変わり、終わり方がよかった。Brian enoは流れてくるだけでじーん。
久しぶりに見た。違う街にいる所在感のなさ。風をあつめてはやっぱり良い曲。