悔しい気持ちでいっぱい。東出昌大の演技がとても人物像に合っていたように感じた。新しい技術は希望的将来の一手だとは思えないのか。その寄り添いを一切見せない器の小ささに辟易する。金子さんの気持ちはもちろん>>続きを読む
日常系をやっている舞台が異常事態な日本。設定が刹那的で良い。独特なキャラノリ、パワーワード、ほんとすき。女性バディものに滅法弱い私は、前章だけでもグッときちゃった。あとおんたんの兄のキャラ最高すぎ。物>>続きを読む
葛藤と演出のリンクに心臓がバクバクした3時間。彼の科学者以外の側面も存分に描かれ、正に伝記的。トリニティのシーンはカウントダウンもあり、観ているこっちも体を構えた。物語の展開よりもオッペンハイマーが持>>続きを読む
かなり強烈で斬新なアニメーション、内容は非常に(いい意味で)くだらない。友人数名と酒を飲みながら観たが、その環境もちょうど良かったのかもしれない。
出てくる言葉が難しかったり、大袈裟すぎる語り口は押井>>続きを読む
胸糞。父親は向き合いきれず、逃げたんだ。でもこれはあみ子視点の物語であり、父親はもちろん、崩壊した母も、とても危うい状態なのだろう。
兄が不良になっていく様も、心の中に優しさを残しているのも切なかった>>続きを読む
4作品とも見応えがあり、全く異なる表現で、抽象的で、けれど根底にある感情も見えてくる様で、こういう雰囲気の作品は自分としてもすきなので、とても楽しめた。
共通点として感じる、周りからの圧に鬱々と感情が>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
正直、原作ファンとしては本家の間取り図が実写で映し出されるだけで脳汁溢れる。非常にテンポ良く、そしてホラー要素も散りばめられ飽きる事なく楽しめた。ツッコミどころのある演出も多々あるが、ざらついたB級感>>続きを読む
とても苦しくてボロボロ泣けた。多様性の表面だけを掬うのではなく、1人の人間として持つ感情に正しいも、正しくないもなく、ただ存在するという事をとても分かりやすく伝えてくれる作品だった。私は登場人物の誰か>>続きを読む
良い。もう思い出す事も出来ない中学・高校時代特有の視野が狭く幼い故の絶望感、閉塞感、こんな日々を繰り返して死ぬのか…というまだまだ世界が広がるくせにに悟った感覚に陥っていた。4人は今後も仲良く居られる>>続きを読む
圧倒的なしぶとさ、カッコ良すぎる！歴史的背景よりもとにかく金を奪わせないという徹底的な防御からの攻撃。ストーリーはとてもシンプル、主人公も無口だが、その削ぎ落とされた感じがすごく良かった。痛みがエグそ>>続きを読む
このモチモチした質感のアニメーションがまず可愛い。シュールな日本の風景、アタリの話し方も独特で良かった。ストーリーも可愛い笑いと皮肉と案外泣けるシーンもあり、飽きることなく展開していく。犬たちの個性や>>続きを読む
こういうステレオタイプを利用したり、皮肉な笑いが散りばめられた作品ですき。軸である白人が望み作られた黒人のリアルっぽいフィクションの話をしながら、主人公の私生活の問題、家族の介護、人間関係、打ち明けら>>続きを読む
日常に溶けるようにある恐怖。最後の負の連鎖のシーン観れない人もいるのではないかという程に強烈。透けて見える支配欲や下心や気持ちを台無しにしてくる行動、あまりにも上手く、さりげなく嫌悪感を入れてくるのは>>続きを読む
最高だった…。ゼロベースで物事を見て理解、思考し、切り拓く主人公がとても好きで、教訓もあり、ほんとうにハマったという感じ。
衣装や美術や世界観も個性を持ちながら美しく、登場人物のキャラクターも分かりや>>続きを読む
大枠はありがちなSF作品なんだけど、ここにしかないへんてこすぎる世界観が超楽しい。「クー！」て言いたくなっちゃし、出てくる人物もアクが強い。旅がダレる部分もあるけれど、急な展開も挟んでおり目が離せない>>続きを読む
ロードムービーの形をした究極毒親映画だと思った。真実が分からない。本当に最悪。でもそれが作品の力であり、世界観は本当に素晴らしかった。劇中劇についてはオオカミの家を観た人絶対に唸る。考察しがいがあるし>>続きを読む
ハァァァ！クズ男キッッッショ！いやでもラストの演出、展開はマジで面白い！クズ男のキャラ立ちも特徴ガッツリ掴んで上手いと関心してしまう。もちろん優しさや良いところだってあるが、自分のことを棚に上げるとこ>>続きを読む
かなり特異で実験的な作品。グロッケン叩きのマッキーが印象強烈に強い。150分という長さが良いとは思えなかった。進むリズムもとっても遅い。堪えて堪えて堪えて少し進む。
確かに役者の変化に注目するよう作ら>>続きを読む
正直、映像的なインパクトや物語の展開がそこまで私には響かなかった。
あえてそれの理由を明かしていないのだと思うが、あまりにも芯を食ってなさすぎるというか。メタファー的な会話、怪奇的な行動を散らすことに>>続きを読む
暖かみのある色彩、まるで絵本の世界そのままに語り手が進行する。監督らしいのはもちろん、内容の残虐性がより際立ち、映像とのアンバランスさが絶妙な作品。
絵として世界観がすき。舞台装置を回転させて場面が切り替わる様、片方のシーンを映すだけで十分に伝わるような演出もたまらなく良い。そこに没頭させるだけでなく莫大な情報量、読み聞かせに近い台詞も面白い。爆笑>>続きを読む
今の流行に刺してくる作品。バズ目的のキワい降霊術の儀式。一線超えてるだろって状況でもゲラゲラ笑ってスマホで撮影する行為に恐怖を感じた。
そして、話の進みが遅いと感じつつも、終盤に向かっての畳み掛ける展>>続きを読む
最初の食事のシーンの強烈さが凄まじい。
家族が健太郎さんに何か虐げられているように感じられるが実際はその逆。短編映画でありつつも展開や、回想がしっかりされていてこの家族の置かれている異様さに納得できて>>続きを読む
この作品が本当に本当なのか疑ってしまうほど信じ難い事実が映し出されていて、同じ時代を生きているのか。地球上に存在する国の話なのか。生きれない国は国なのか。
脱北と言う言葉では全く足りない、絶望に近い旅>>続きを読む
人工知能やAIロボット映画のあるあるを超えてないなーという正直な感想。ホラージャンルでありながらヒューマンドラマの要素も強く、それはとても良かった。人間の心理描写や、言いたい事あるんだろうな、気まずい>>続きを読む
皆さん忘れないでください
"あなたもいつかは老いる"
このメッセージ以上でも以下でもない。
ビジュアルとあらすじに興味が湧いて観たが、ホラー展開や怪奇的なものではなく、導入からして啓蒙的要素が強い。想>>続きを読む
2024年初めて劇場で鑑賞した。無茶苦茶良かった。
お笑いもラジオもすきで色々観たり聞いたりはしているのし、予告の時点で早く観たいと思い、期待値は上がり切った状態だったけど、ほんとに良い作品だった。>>続きを読む
物語の構成がよく出来ていると唸らされる。主人公のコミカルさやキャラクターも分かりやすくて、ハラハラしながら飽きることなく追える作品。
戦争映画だからと言って暗い雰囲気ばかりでなく、想像以上に見やすい。>>続きを読む
「抗えない欲望、コミカルシュールな宗教作品」
劇場で観ようと思ってたものの時期を逃したのでNetflixでの公開後、すぐ観た。
カルト宗教の無人島プログラム中の男女3名、チンピラが船でやってきたこ>>続きを読む
とてつもなく不謹慎な題材だが作品自体は面白かった。テンポよくコミカルに進み、サイコで金儲けにゴリ押しの妻、肉のこだわりをそのまま応用する夫のキャラクターも光る。ゲラゲラ笑って皮肉とブラックユーモアを楽>>続きを読む
楽しい王道なミュージカル作品。きらきらしてて、ファンタジーって感じにがっつり浸れる。あと、今作はティム・バートン作品「チャーリーとチョコレート工場」の前日譚ではない。作品は最高だったけど誘導的なプロモ>>続きを読む
個人的に好みなサスペンススリラーでした。断片的にバグがやってくる感じが現実味を煽ってくる。138分だが全く長く感じないゾワゾワする仕掛けがたくさんある。最後のシーンには賛否あるだろうが行きつく過程でこ>>続きを読む
土地に執着がなく、出会う仲間との距離感も少し憧れる。でもこんな自分と対峙する時間が長いのも辛くないのかな…と。
決して投げ出して放浪している訳ではない、生活していかなければならない。起伏がある作品では>>続きを読む
最後ぼろぼろ泣いてしまった。なんかもう何とも言えない。主人公が世の中の普通をやるにはあまりにも難しすぎる。側から見るとヤバい人、関わりたくない人になってしまうけど、彼の正義や行動原理は助けたい、守りた>>続きを読む
無茶苦茶おもしろかった〜。
圧が強い血飛沫や暴力、そして最後のシーンが何より良い。自分にとってはどうでも良いことなんだろう。各人のキャラ立ち最高。随所で見られるアドリブのような適当な喋りもつい笑ってし>>続きを読む
誰にも奪われない故郷のありがたさを感じた。決してシリアスな場面ばかりでなく、家族や周りの人達の優しさも感じる。チキチキバンバン可愛いし、恋の話も可愛い。
主人公のおじいさんの言葉が胸に響いた。すごく見>>続きを読む
