そこでは部屋を舞うしろい蝶がほこりと等しいように、あらゆる事物が意味を無くす。奇跡が偶然の顔をして、ふたりの間を飛びまわり、ゆれる光や影、うたやおどりの、夢のような尊さ、そして魂の美しさをみせるとき、>>続きを読む
透明な箱に入れられて映画に参加しているようだった。不安と恍惚はつねに背中合わせ。
人間の不完全さが偶発的に導く螺旋の上を、音楽ともに軽快なステップで進んでゆく。
救いとは、円(完全)を志向しながら、踏み外し、脱線していく、螺旋(無限、終わり無き完全)のうちにある。
いつかきっと、>>続きを読む
大切なのは、夢の実現ではない、願いを持続すること。永遠に燃え続ける蝋燭の炎のために