かなりの会話劇で始まり、登場人物の関係性をつかむまでは少しとまどったけれど、
妻の浮気を知っても、怒ることも言い出すこともできないフリーライター・市川茂巳の物語であると理解してからはすんなり入ってきた>>続きを読む
岩波ホールが7月に閉館と知って「金の糸」観てきました。
ラナ・ゴゴベリゼ監督は1928年生まれで撮影時は91歳だそうです。
すごいな、うちの母とほぼ同じ年☆
予告編の静かな雰囲気も好きなものでしたが、>>続きを読む
どっかで聞いたことがあるタイトルだなぁって思ったら、燃え殻さんに興味あって何冊か購入して読もうと思ってたんだった(笑)
ポケベル・Stussy・ポータブルMDプレーヤー・小沢健二・ノストラダムス、、>>続きを読む
「空白」の英題は「intolerance」、不寛容という意味。
感情のままに暴言を吐く、他人の感情を推し量ろうとしない、そして娘に無関心だった父。
店長はひたすら謝るだけ、人との関わりがとても苦手そ>>続きを読む
アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされた、デレク・ツァン監督による香港製作の青春サスペンス。
濃密な2時間15分、一瞬で引き込まれて、どうなるのかとハラハラして、心底ズドンときました。
進学校で>>続きを読む
おもしろかったーー!!
テンポが良くて展開がすっきりわかりやすくて楽しい☆
更に更に、主演の成田凌くんと清原果耶ちゃんがともかくうんまい!!
二人の絶妙にかみ合わない理屈満々の掛け合いが楽しくてずーっ>>続きを読む
若い頃を思い出す懐かしい何気ない日々。違和感なく馴染んでしまって、ずっとこのままこの人たちとこの街で一緒に過ごしたいくらいな気分でした。
街の佇まいが本当によくて、古着屋も、古本屋も、行きつけのバーも>>続きを読む
痴呆が始まった高齢のひとり暮らしの父を心配する娘の話。
物語の入り口としては他人事ではない、いつか我が身に起こるかもしれない話なんだけど、娘が突然が違う人として現れたところから、何が起きたのかと私も一>>続きを読む
最初に感じたこと、声がいいよねー、私の声がいい。そしてとても美しい映画だった。
難解かもという評判だったけれど、想像してたよりもわかりやすいというか、共感できる作品だった
ネタバレを極力避けて公開初>>続きを読む
たけしが若い頃に浅草のストリップ劇場で働いていたことはなんとなく知っていたし、師匠の存在やエピソードもうっすらと聞いたことがあるような気がするんですよね。
なので物語の展開としては目新しモノではなかっ>>続きを読む
2時間59分の長尺で、体感としてはもっと短かったけど、集中力が必要な映画館で観るべき作品。
とても良かった。
感じること(考えること)が多くて、感想を聞かれてひと言で説明できないよね。
物語が収束する>>続きを読む
序盤からの駐車場のシーンでぐぐぐっと釘づけ!
スタントなしであそこまでやれる俳優って凄すぎませんか。
とりわけ凄いのが、足場が張り巡らされた団地の場面。
もう凄すぎて笑えるレベル!
団地のおばちゃんお>>続きを読む
いや、もっ!凄かったんっすよ!Fukaseくん!
不気味でむっちゃ怖い。
最近では「ヒメアノ~ル」の森田剛くんが断トツ凄かったけど、Fukaseくん!甲乙つけがたい感動するレベルの殺人鬼!
家族が惨>>続きを読む
前情報をなるべく避けて観に行って、早々にもしや、、って思ったけど、
そもそも予告編でその辺を匂わせてるので、それは書いてもネタバレではないってことですよね、たぶん。
にしても、仲間内で最高に楽しそう>>続きを読む
現在放映中「ドラゴン桜」の南沙良ちゃんが映画で新人賞を受賞していると知って気になって鑑賞。
なるほどー全然違う役柄、、というかそもそもドラマの今どきの女子高生役がイレギュラーみたいですね。
「志乃ち>>続きを読む
倫也くんの脳内ボイス、私の脳内でも流れないですかねぇ、、毎日癒されるし勇気がでそう。
黒田みつ子(のん)の自意識の物語、最高に面白かった!
エビのてんぷらの食品サンプルを作って満足そうに眺めるみつ子>>続きを読む
大人になりきれない、娘が生まれても父親になり切れないたすく。
ラストシーンが最高に秀逸だった。
見つめ合ってお互いの葛藤がビシバシ伝わってきた後、、泣いた。
たすくはこれで変われたんだろうか、、いや、>>続きを読む
「ここはいい所ですよ、人もいいし魚も美味い」、、としか説明のできない、静かな港町・魚深。きっと住んでる人には住み心地の良い町なんだよなぁ。
その町に6人の元殺人犯が国家プロジェクトとして移住してくる>>続きを読む
うりちゃ~~ん!!!
観終わった後、そう叫びたくなる。
思った以上にボクシングの映画で、ボクシング愛が溢れてて、好き。
見たくないところをぐいぐい見せて突きつけて面白がって来る(褒めてます)監督がこ>>続きを読む
同年代なので、我が事のように受け止めながら没入しました。
自分はできるのかと。
そもそも絶対無理だということは承知の上で想像はしてみる。
身体は若い頃のように動かないし、いつ病気になってうごけなくなる>>続きを読む
面白かった!!
原作未読、「騙し合いバトル 全員ウソをついている」のキャッチフレーズ情報のみで観ました。予告編は忘れたほうがいいかも。
大泉洋さんを当て書きされた作品だそうですが、脚本が当て書きと>>続きを読む
これはね、とても面白かったんだけど、難しかった。
なんといっても時間軸がわかりにくい。行ったり来たり、同じ場面が繰り返されたり。
それが難しさの要因だけど、同時に疾走感と躍動感が増してテンポよく面白>>続きを読む
韓国映画は面白い。主演3人の代表的な過去作を振り返っても楽しい。
『ハウスメイド』→強烈でキレキレな作品。ユン・ヨジョンさんの「家政婦は見た」版、好きです。
『海にかかる霧』→ずっしり重い作>>続きを読む
自身、かなりの大人になってからあるグループのファンになって10年、万難を排してライブ参戦してきた身としては、共感する部分あり、気恥ずかしさありつつ、総じて興味深く面白かった。
「好き」って最強だもんね>>続きを読む
静かだけど、とてつもなく面白い。台詞の説得力が素晴らしくて、記憶に留めたい会話がたくさんあった。
「東京は棲み分けができていて、同じ階層の人としか出会わないようになっている」
東京は地方出身者でで>>続きを読む
Netflixオリジナル映画
評判が良かったので観たけれど、配信じゃないと出会えなかったかもしれない。とても良い作品でした。
「話はまだ半分だけ、面白いのはこれから」
不思議なタイトルだなぁって思う>>続きを読む
完全アップデートされた青春映画と認知したうえで観ました。
高校を卒業するエイミーとモリーの卒業式前夜の物語。
いわゆる1軍・2軍・3軍のような学校生活で語られるヒエラルキーってなんなん、、ってばかば>>続きを読む
見ごたえたっぷりの136分!凄かった!
いろいろ凄かったんだけど、なんといっても綾野剛が凄かった!
1999年。2005年。2019年。の三つの時代の物語。
第一幕は父親を薬物で亡くし、どこにも行>>続きを読む
西川美和監督、役所さん、太賀くんですからね、そりゃもー楽しみに待ってました。
公開初日一本目で鑑賞いたしました。
映画タイトルがあそこで出るとはね、参りました。
そして「すばらしき世界」の意味も超納>>続きを読む
花束みたいな恋をした、、した、、そう過去形なんですよ、終わっちゃった恋の話。
出会ってから別れるまで5年間の話。特別な物語じゃない。
でも映画館の帰り道、余韻を楽しみながら、心に花束を抱えたような華や>>続きを読む
裕福な家の娘と、貧しい青年の恋愛物語。
どストレートな純愛ものが観たい、そんな気分にぴったりでした。
冒頭の、夕焼けにそまった真っ赤な風景をゆっくりボートが進んでいくシーン好きです。
そこからすっかり>>続きを読む
今年一本目を何にするか、、、しばし迷った結果アニメ。という私的には珍しい選択となりました。
「ジョゼの」実写版のファンで、当初は田辺聖子さんの原作だということも知らなくて、映画作品として妻夫木くんと>>続きを読む
感想が難しいな、、、、
予告編では、桃子さんの脳内から登場した寂しさ1、2、3が賑やかで楽しそうだし、原作者の若竹さんのインタビューを読めば、これは私の話だ!としか思えなくて観に行ったわけです。
さ>>続きを読む
そこが世界のすべて、小宇宙。
居心地よさそう。
蟻も、トカゲも、蛙も、葉っぱも、石も、鳥も、人間も、吹く風さえも、そこに住む同等の住人なんだろうな。
タイトルの「モリ」とは洋画家・熊谷守一さんで、実>>続きを読む
戦後最大の未解決事件、グリコ森永事件をモチーフにした作品。
最高に面白かった!
言い方に語弊があるかもしれないけれど、最高の社会派エンタメドラマ、しかも何話もあるようなドラマを観終わったようなずっし>>続きを読む
原作もTVアニメも未見。そもそもアニメを観ない夫と二人で観てきました。映画館の入り口のポスターはずら~~~と全部「鬼滅の刃」でした、凄まじい人気です。
大正時代が舞台。竈門炭治郎は鬼に家族を惨殺され>>続きを読む