境遇だけを考えると他人から羨ましがられるような生活ではないのかもしれないが、平山さんの世界は美しい。平山さんの目に世界がどのように映っているのか、自分の世界をどう感じているのかがとても伝わってくる時間>>続きを読む
うまく言葉にできないし、スコアもうまく付けられないので記録として。とても美しい生命の映画だった。
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タイトルで「重そう…」と身構えていたからか、思ったより重くはなかった。自分がよく知っている重さだからかもしれない。穂志もえかさんが見たくて見に行ったのだが、とても良かった。
2人のすれ違うシーンも辛い>>続きを読む
どのシーンも光が綺麗に入っていてよかった。ひとの人生を少し覗かせてもらえるような、でもきちんと他人事として見させてくれる今泉監督の作品がやっぱり好きだなと思った
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みんな平日働いてるのに、千明以外のメンバーはボランティア、休日にタダで肉体労働でキャンプ場作り…?というストーリーがどうしてもしっくり来ず。。やりがい搾取すぎないか?という気持ちになってしまった。週末>>続きを読む
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芦田愛菜ちゃんのうららちゃん、とっても良かった…表情とか声色、等身大の高校生で。走り方にそのときの気持ちが表れてるのも印象的だった。
同人活動をしたことがある身としては、そこで逃げたくなる気持ちとって>>続きを読む
前作未履修でも内容はわかると聞いていたけど、前作見てから行ってよかった…………
子供という存在について最近ぼんやり考えていたので、大人のダメなところというか、わかっていたはずなのに見て見ぬフリをしてしまうようなところが「うっ」と心に刺さった。
真面目にクスッとくる感じ、今泉さんの脚本だな〜いいな〜と思った。要素を見れば結構ドロドロなのに、最終的には後味悪くないというか、味の付け方が流石だなあと。
レイトショーがよく似合うというか、静かな夜が似合う映画だった。どの時間も詳しくは描かれなくて、けれども一本の線では繋がっていて、それが本当に「ちょっと思い出しただけ」という感じ。
タクシーを運転してい>>続きを読む
コンサートのシーンとその後の父娘のシーンが良かった。映画館の音で鑑賞できて良かった映画。
セリフと音がまっすぐ飛んでくる感じ、舞台を観ているような感覚だった。時折事件は起こるものの、基本は淡々と進んでいくのに3時間があっという間でびっくりした。三浦透子さんの歌声は知っていたけど演技を見るの>>続きを読む
カメラワークと音のハマり方が気持ちよくて、どの画面も色彩が良かった〜〜字幕に脳が追いつけなかったのでもう一度見たい。
前情報ほぼなしで、タイトルとポスターからの印象で暗号がメインの映画だと思っていたので、これが「アラン・チューリングの物語」だと気づくのに時間がかかった…。たくさんの要素がまとめられていたので納得という>>続きを読む
いくつかの愛が重なって、少しずつ雪が溶けていくような映画。愛と言ってしまうとチープな気がするけれど、それ以外にうまく言葉が見つからなくてもどかしい。出てくる女性がみんな凛として美しかった。
いい意味で他人事で、他人の人生少し覗かせてもらったような感じ。面白かったけど聞くのは一回きりでいいかな、みたいな話。3つめの話が一番好きだった。
ポスターの場面はここだったのか…!とハッとしながら涙が出そうになった。この時期に上映してくれた京都みなみ会館さんありがとうございます、見に来てよかったなと思った。また1年後くらいに見たい。
山田杏奈ちゃんの演技がよかった、あの愛想笑いの感じ。終始笑顔が嘘に見えた、本当に笑ってる場面って果たしてあったんだろうか。目の演技が本当に凄かった。
わかる部分もある気がする、けど結局のところわかんな>>続きを読む
原作を読んだ時にも思ったけど、わりと重めの題材に対して「可哀想」を描かないのがとてもいいなあと思った。
映画始まって最初は劇場間違えたかと思って焦りまくりました。あと数分続いてたら外出て確認してたかも>>続きを読む
磯辺が確かにそこにいた。
表情は磯辺なのに少し違うのはどうしてだろうと思ったら、確実に男の人の体つきをしているところだなと途中で気づいた。原作ではまだあまり骨格の違わない2人が重なるシーンがとても印象>>続きを読む
展開が唐突だったりして引っかかるところは所々ありつつ、でも全てどうでもよくなるくらい何か引き込まれるものがあったなと思いました。みんなキラキラしていた!
ラストはここでエンドロール来てくれ!と思ったと>>続きを読む
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歌と映像は綺麗だった。
始まりはとても良くて圧倒されてたけど、終わり方はかなり消化不良だった。
けいくんとともくんの置かれた状況は結局何が解決したんだろう。描かれてないだけかもしれないけれど、あんなに>>続きを読む
ラスト怒涛の伏線回収にドキドキしっぱなしだった…3時間近く?!集中できるかな?!って思ってたけど本当にあっという間だった。
聞き慣れない単語はたくさん出てくるけれど、確かにフォーカスを当てられていたの>>続きを読む
劇中でオタクをしている時間が思っていたより短かった。確かにきっかけはハロプロだったけど、推しへの熱量というより、誰かと一緒にオタ活やっていることが楽しい!男の友情!が強かったなあと。グッズとかたくさん>>続きを読む
夜の、小さめの劇場でほとんど人も入っていない回で鑑賞しました。
台本じゃないような日常っぽさ、間の取り方、「ああ今泉監督だなあ」と冒頭から嬉しくなってしまった。所々に聞こえるシュールすぎる会話に思わず>>続きを読む
鑑賞中、「生きるってなんだろうな」を理屈無しにずっと考えていた。今の日常、仕事とか家族、恋人、友人、それらがなくなったときにわたしにとって生きるってなんだろうな、何かあるかなと考えたときに何もない気が>>続きを読む
門脇麦さん好きで観に行ったのだけど、なんだか不思議な飲み物を飲んだみたいな感覚で良かった…。何味かわからないけどするっと喉を通って、後味悪くない感じ。地方の田舎から東京に出てきた自分の経験と重ねて、こ>>続きを読む
どうしようもないよね、って思うことだらけだった。大人になったからこそ。自分が大きな別れを経験する前に見ていたら、また違った感想だったんだろうな。
現実にあるカルチャーの主張が少し激しく感じてしまった、>>続きを読む
劇中の光と影が絵画そのものだった。
静寂の中に響く環境音が印象的で、無駄がなく、登場する女性たちの表情や動きの一つ一つに集中できた。映画が始まってすぐのシーンの音で「あ、好きな映画だな」とすぐに感じて>>続きを読む