さちこさんの映画レビュー・感想・評価

さちこ

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リスタート(2020年製作の映画)

3.3

・短い時間でサクッと視聴出来て良かった。短い時間の中にアイドルの人生、家族問題、恋愛(?)、人生の教訓みたいなのが詰め込まれていて結構お腹いっぱいになる。

・SWAYがハマり役。あんな友達いたら最高
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.3

・児童に対する性暴力とそれを見て見ぬふりする親が生んだ子の苦難の末の物語。幼少期の歪んだ経験や体験が後々どのような悪影響を生むのかドラマティックではあるが描かれていた。パートナーや親が児童に対する性暴>>続きを読む

映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

3.5

・思い出は人を優しく、強くしてくれると感じた。誰かに大切にしてもらったり寄り添ってもらった思い出は一生心に残るし、愛情を与えた方もその後相手をずっと気にかけながら優しい気持ちで行きていけるんだろうなぁ>>続きを読む

ちょっと今から仕事やめてくる(2017年製作の映画)

3.2

 ・ヤマモトが終始いいヤツで安心して見ていられる。青山が会社で受けるパワハラのシーンは演技だと分かっていても見ていて辛いものがあった。青山があの会社から生きて逃げ出せて本当に良かった。

・「希望は決
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.6

大泉洋節炸裂の映画。最後まで飽きる事なくテンポ良く楽しめた。今日の見方は明日の敵、という言葉がぴったり。中盤から終盤のどんでん返しが見ていて気持ち良い。

ああいう頭の切れるユーモアのある上司がいたら
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劇場(2020年製作の映画)

3.0

夢を追う青年とそれを支える彼女の物語と言うありきたりなストーリーのまま話が進んでいくため途中でだらけてしまい何度も途中で挫折したがついに最後まで到達。

最後永田が大きな夢を語るシーンがとても印象的。
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.3

ながら見でストーリーが60%ぐらいしか分からなかったから今度腰を据えてじっくり見たい。
小さい頃って生きている時間が短いからこそ一つの事を重大に考えすぎてしまって、そのことにとらわれてしまうことがある
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.5

・差別には目に見える差別(白人と黒人の待遇の差)と目に見えない差別(自分自身はこうであるべきという思い込み)がある。目に見える差別は時代と共に変化していくけれど、目に見えない差別はいつまでも対象を苦し>>続きを読む

きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

3.5

・他人を「許す」よりも自分を「赦す」ことの方がよっぽど難しいと思った。自分自身の存在も、自分自身の過去も。

・大切な人を守るために自ら身を引く塁が切なかった。とても優しく、愛情深い人だと思った。塁や
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凶悪(2013年製作の映画)

3.2

・先生と須藤はお金のために人の命を顧みなかった、藤井は仕事のために家庭を顧みなかった。何かを顧みなかった行為自体は同じことなのに一方は許されて一方は許されない。先生も須藤も藤井も自分が思うことにのめり>>続きを読む

エマの秘密に恋したら(2019年製作の映画)

3.0

・秘密を打ち明けることと、素の自分を見せることは似て非なるものだけど人間付き合いをする上でとても大切なことだと思った。秘密があることと、嘘をつくことも似ているけど違う。この辺りが少しごちゃごちゃかも。>>続きを読む

犬猿(2017年製作の映画)

3.2

・ラスト20分までそれぞれの執拗な関係が心に迫り見ていて辛い。心苦しさの反面、最後堰を切ったかのような感情の揺れ動きとタイトルである「犬猿」の回収が心地よい。

・思い出や記憶はいつも都合の良いように
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ホムンクルス(2021年製作の映画)

3.3

・「ホムンクルスなんて存在しない。この世は脳が作り出した虚像の世界だ」と言い張る伊藤と「ホムンクルス自体が問題じゃない。自分が見て欲しいばかりで相手をちゃんと観ていなかった。相手を見ればそこに世界は出>>続きを読む

引っ越し大名!(2019年製作の映画)

3.0

・いつの時代も引越しは大変だなと思った。

・捨てても差し支えの無い物、捨てられない物、護るもの。その取捨選択が心を迷わせる。

・捨てる痛みを感じることである物を大切に出来るのだろう。片桐の人柄が誠
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望み(2020年製作の映画)

3.3

・失踪した息子が「加害者」であることを望んで観るか、それとも「被害者」であることを望んで観るか、二者択一を観ているに人に迫る内容であり、どちらを選んだかで大きく意味合いが変わるであろう。

・どちらに
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.0

・最初から最後まで面白くて安心して観ていられる映画。「皮肉」というスパイスがふんだんに散りばめられており、現実世界の政治の内情は詳しくないけれど多少なりともこういうことは有りそう、と言った感じ。

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フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

3.3

・たまたま点けたBSテレ東で放送されていた為観賞。久しぶりの洋画、アクションをきちんと観たのは初めてかも。バイオレンスな描写があまりなく気楽に観ることが出来た。

・最近飛行機乗っていなかったから飛行
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(2020年製作の映画)

3.5

・観終わった後は素敵なラブストーリーだな、と思っていたけれど後からじわじわと良さを噛み締めている。DVDで観たけれど映画館の大きなスクリーンで観たかった。

・出逢うべき時に出逢うべき人に出逢う奇跡は
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0

・時代は誰の意思も反映しないまま進んでいくものではなく、必ず民意がそこに含まれている。自業自得と言われそうな人生だけれども、自業自得ではなく多くの見えざる目によって人生が歪まされていると感じた。

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日日是好日(2018年製作の映画)

3.8

・世の中にはすぐわかるものと後からわかるものの二種類がある、頭で考えること、考えられることが全てではない。

・頭で考えるのではなく、自分の手を信じること。争っても仕方がない。雨の日は雨の中を、風の日
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泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

3.3

・本当の意味での「泣く子」は自分の不甲斐なさ、力不足、役不足を痛感している主人公のたすく。歳を重ねただけのたすくが神・なまはげとなり子どもに接するのは「俺のようになるな」という自戒と罪滅ぼしのように感>>続きを読む

パンク侍、斬られて候(2018年製作の映画)

3.0

・正しいから信じるんじゃなくって、人は信じたいものを信じるんだよ

・頑張って手を取り合って立ち向かうのではなく、大変だねって傷を舐め合う方が楽だから

・この世の中は全て嘘の世界なのかも知れない。
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.5

・「人をいたわれ、みんなも戦っている」主人公のオギーが自分のコンプレックスに打ち克つだけではなく、周囲の人もそれぞれ悩みや迷いがあることがしっかり描かれていた。その悩みや迷いの糸口が束ねられ物語が進ん>>続きを読む

ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

3.0

原作のメッセージが無くなり、犯人がただの享楽殺人犯に堕ちていたのは残念。享楽殺人犯だと思っていたのに、実は意図があり…という原作のメッセージ性を何故捨てたのか。こういうテーマほどきちんと描いて欲しかっ>>続きを読む

朝が来る(2020年製作の映画)

3.3

・「なかったことにはしないで」養親・養子のケアは当事者グループや行政、民間で可能だが、本当に必要な支援は実母。傷ついた心と身体をどう癒し、社会に復帰するのか。本人1人だけの努力ではなく、見守りの目や周>>続きを読む

Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.4

・データは当時の状況を調べれば分かる。でも実際に人を動かしたり、忘れたくない、忘れさせてはいけないと思わせてくれるのはリアルな感情。あの時奮闘していた人達の感情から当時の状況を知ることが出来て良かった>>続きを読む

罪の声(2020年製作の映画)

3.5

・「過去を掘り起こして一体に何になるのか」「真実を見つけることに意味がある」「やっていることは因数分解。素数になるまで割り切って真実を暴いていこう」

・もしかしたら地を這うような悲劇的な生活をするの
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天空の蜂(2015年製作の映画)

3.3

・「みんな本当のことは知りたくないからさ。たとえ目の前で理不尽なことが行われていたとしても見たくないものは見ようとしない」

・蜂は巣を守るために囮役を飛ばす。囮役の働き蜂は敵を巣に誘い込んだ後、そい
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怒り(2016年製作の映画)

3.8

・「わかろうとしない人にはいくら説明したって伝わらないから」「お前がどう答えたとしても、それをどう受け取るかは結局俺次第」

・愛する人の普段とは違う一面を感じたときに、どこまで相手を信じられるか。自
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影裏(2020年製作の映画)

3.8

・「人を見る時はな、その裏側、影の一番濃いところを見るんだよ」日浅は今野に裏側を知って欲しかったのか。それとも裏側を知って欲しくなかったから突き放したのか。

・綾野剛の部屋のインテリアがすごくお洒落
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