はせぴょさんの映画レビュー・感想・評価

はせぴょ

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市子(2023年製作の映画)

4.0

失踪を題材にした作品のあらゆる要素が入ったような印象を受けたけど、
終盤の衝撃的な展開に震えが止まらない。

余韻がいつまでも残る、今年の重要作品であることは間違いない。

単館上映のみかと思ったらT
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ほかげ(2023年製作の映画)

4.5

塚本監督が描く戦争は脳裏と耳に焼きつく。
生き残るのも地獄。残されるものも地獄。生きていくのも地獄。

物音、足音、金属音、破裂音、そして銃声…
見る者の感覚を揺さぶるような音に被さる不協和音。
悪夢
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悪い女(1998年製作の映画)

3.8

<キム・ギドク監督作品全制覇月間>

監督3作目。2作目「ワイルド・アニマル」に続き、その後に作られる監督作に比べるとかなり見やすい。

売春宿、娼婦、貧困家族、暴力男…
どうしてこんな商売をしなくて
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ワイルド・アニマル(1997年製作の映画)

3.4

<キム・ギドク監督作品全制覇月間>

監督2作目。「鰐」を監督して油が乗ってる中での監督2作目なので、
どぎついギドク色の強い作品かと思ったら、かなり見やすくてセリフも多い。

いきなり2作目でオール
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(2023年製作の映画)

4.5

前作、前々作で期待を裏切られた部分もあってか、6年ぶりの新作にちょっと不安を感じていたけど、全くそんな不安は稀有だった。

これだけ製作にお金をかけても北野ワールドの軸が揺るがないというのを見せつけて
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翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

3.9

前作は未完の原作を肉付けして見事ストーリーを完成させてしまったけど、
続編は全くのオリジナルで大丈夫なの?と思ったけど、
そんな不安は全く必要なしだった。

さいたまのネタはよく分かったので大いに笑え
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悲夢(ヒム)(2008年製作の映画)

3.2

<キム・ギドク監督作品全制覇月間>

イ・ナヨン(韓国語)とオダギリジョー(日本語)の美男美女の会話が
言語の垣根とか関係なく自然に会話をしている世界線。
こんな時こそ、監督特有の主人公セリフなしがハ
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ブレス(2007年製作の映画)

3.5

<キム・ギドク監督作品全制覇月間>

「刑の執行が迫った死刑囚チャンは、自殺を図ろうと自らの喉を突き声を失ってしまう。一方、夫の浮気を知り心に傷を負った主婦ヨンは、チャンの自殺未遂のニュースを見て興味
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クレイジークルーズ(2023年製作の映画)

2.5

7月にレゲエクルーズでベリッシマに乗船したので、船上ロケということでどのくらい使われるかが一番気になった&坂元脚本ということで、かなりの期待度で鑑賞。

船内は映画用に作られてるところもあったり、見た
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リアル・フィクション(2000年製作の映画)

3.8

<キム・ギドク監督作品全制覇月間>
DVDのみで配信のない作品に未見ののものが結構あるので、今回一気に鑑賞しよう自分企画。

「肖像画を書く画家。近くの公衆電話を盗聴し、他人の会話を盗み聞きするのが趣
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うつせみ(2004年製作の映画)

4.0

<キム・ギドク監督作品全制覇月間>
DVDのみで配信のない作品に未見ののものが結構あるので、今回一気に鑑賞しよう自分企画。

「うつせみ」
2004年ベネチア国際映画祭「監督賞」「国際映画批評家同盟賞
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正欲(2023年製作の映画)

3.9

「多様性」という言葉が一人歩きしている感が否めない中、強烈なパンチをかましてくれたところだけで星4つ。

昭和だったらもっと露骨に描きそうなシーンやセリフも現代ならこうなるのかな。
原作未読なので映画
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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.4

MCUの迷走ぶりに、なんとかドラマ版についていきながら、テンションが下がっていく中「シークレット・インベーション」で一気に底まで落ちてしまったので、ハードル低いまま見た今作は普通に楽しかった。

笑え
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

4.0

タイトルやキャッチを見て予想していた印象とは違ったことになっていくので、ちょっと戸惑ったけど、このタイミングでないと揃わなかったんじゃないかという豪華&好きなキャストで、石井監督のこだわりに寄り添えた>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.9

クールでパーフェクト、殺し屋の美学、がハマっているように見えて、ん?と思わせるところとか、それでいいのか、というところも含めて全編を覆う雰囲気と音楽の不穏なバランスがとても心地いい。

計算されている
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.2

期待値以上の大傑作。
戦後ゴジラの原点に戻りつつ最新VFXで恐ろしいまでのゴジラの迫力を再認識させてくれた。

戦後日本の敗残意識と様々な後悔とトラウマ。

平成になって有楽町マリオンが破壊されたけど
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ナックルガール(2023年製作の映画)

3.0

長身の三吉彩花、伊藤英明、窪塚洋介というキャスト陣、背景やカット割り、構図が韓国映画の匂い満載で期待充分で見始めたけど…

唄う六人の女(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

よかったところと、もっと盛り上げて欲しかったのと、平均点くらいの感想。

女性陣が◯◯◯を発しない時点である程度の筋が見えてしまった。

観に行くきっかけが秀逸はタイトルだったので「黒い十人の女」みた
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.5

知られざる歴史の闇。長尺で丁寧に描いていて目が離せなかった。
ロバート・デ・ニーロが説得力ありすぎるワルでこれが観れただけでもお金払う価値があった。

スコセッシ監督作品でなければ劇場に足を運ばなかっ
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キリエのうた(2023年製作の映画)

4.3

ドラマ「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の衝撃&感動にハマり、岩井俊二監督作品の短編中編を全て見まくってた頃から30年。
思っていたよりも映画作品数は多くなかった。

好きな作品とう〜ん、
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白石晃士の決して送ってこないで下さい(2023年製作の映画)

3.6

白石監督、待望の新作。
上映館も少ないので、低予算なのはこれまでと変わりはないかもだけど、新しいシリーズを匂わせているのでどうしても期待は高まる。

映画系YouTuberをあえて役者に添える点はこれ
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沈黙の艦隊(2023年製作の映画)

3.7

かつて原作を15巻くらいまで買って読んでたけど途中でストップしたままだったことを思い出す。

米ソ冷戦時代に核保有により戦争をなくす、日本としてではなく「独立国やまと」として。。
衝撃的だったのを覚え
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.8

最終章も安定の強さでこれでいいんだ感。
定期的にマッコールさんに会いたい。

イタリアの街並みや暮らす人々の描写が記憶に残る。

オクス駅お化け(2022年製作の映画)

2.9

初日に鑑賞。
韓国と日本のホラーのいいところ取り、といえばそうなんだけど、期待していたよりも弾けず…
題材とテーマは良いだけに、脚本の段階で紆余曲折あったのがもったいない結果になってしまったのかな。
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

4.4

へルドッグに続いて原田眞人ノワール感全開。

クセありまくりのメインキャラだけでなく、端役にも見た目が存在感あるキャラを排し、誰が何をしでかしてくるのか予想不能な空気を常に漂わせる画面。

台詞が聞き
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

5.0

好きすぎる、という言葉しか出てこない。

シリーズ1〜3まで風呂敷を大きく広げて、このままどうなっちゃうの?という疑問が、
最終的にそういうことになるのか、という潔さ。

様式美と数々の名作オマージュ
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コンフィデンシャル:国際共助捜査(2021年製作の映画)

4.5

スケールも登場人物も前作よりパワーアップ。

ファンサービスとコメディ要素を増加させながら、
新しいシーンを見せてくれる韓国アクションの安定感。
しかもそこにさりげなく南北問題も挟んでくるあたりの説得
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.3

カーレースは4DXが合いそう、と思い4DXSCREENで鑑賞。

座席の動きがレースの臨場感に合ってて心地よい。
とはいえScreenXの方がお粗末。
左右壁に映像が映るのでそれを意識した席を取ったの
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福田村事件(2023年製作の映画)

3.8

監督の過去作から劇映画だとさらにやりたい放題&メッセージ色たっぷりだろうと期待していたけど、そこまでは行かずオーソドックスに仕上がっていた感想。

もう少し尺は短くできるかなと思うところもあったけど、
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グリーンフィッシュ 4K レストア(1997年製作の映画)

3.6

観てなかった1本がようやく観れた。
客席もかなり埋まってた。

音楽やクレジットには古さを感じたけど、カメラワークや演出がイ・チャンドン色が処女作から溢れてて見応えあった。

戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

4.7

こんなにワクワクした邦画はいつくらいぶりだろう。

コワすぎ!シリーズの新作。
劇場版として公開されるとはたまらん、ということで初日鑑賞。

期待に違わぬ超絶展開。
笑って、ハラハラして、スカッとする
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グッドバイ、バッドマガジンズ(2022年製作の映画)

4.9

1週間限定上映なので最終日に駆け込み鑑賞。

業界の端くれにいた自分にとって出てくる人物やエピソードが笑えないくらいほとんどリアルで震えた。

泥臭く異臭がしてもおかしくない題材を主演の杏花さんの爽や
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パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

4.6

評価せざるを得ない。
パク・ソダム演じる運び屋の優しさと愛らしさとカッコよさ。

悪役をがっつり描いてるのも高評価、

どのタイミングで爆発するのか、それぞれのバックボーン。
しっかりと人物描いた上で
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非常宣言(2020年製作の映画)

4.3

冒頭から緊張感が途切れず、ジェットコースターのように畳み掛けてくる設定。
予定調和に行くかと思われたらあっさり裏切られ、衝撃的な展開も見せてくれて、エンタメの極地を堪能。

「新感染」「奈落のマイホー
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.8

こういうのが見たかった!
まさかスースクで泣くとは思わなかった。
序盤のトリッキーな展開から小気味よいテンポでグイグイキャラの魅力とストーリーに引き込まれてしまう。

スタローン、どこに出演してんの?
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