sakiさんの映画レビュー・感想・評価

saki

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TENET テネット(2020年製作の映画)

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今更ながらWOWOWにて鑑賞。映像の迫力もすごいし、確かに面白かったのだが、システムを理解するための情報が多く、よく考えなければピンとこない事が繰り返し起こるので、集中力が切れてしまったらもう戻れない>>続きを読む

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

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何回でも、ゼリーのような鮮やかなプールの水面の色に惹かれてしまう。コンパクトな中に凝縮された前向きに生きるヒントと自分の人生や幸せに向き合うための話。爽快に笑えるポイントも多く、なおかつ明日が待ち遠>>続きを読む

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

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ジェイク・ギレンホークってこんな顔してたっけ...?演じた主人公ルイスの狂気が滲んだ異常なまでにギョロりとした目つきに捉えられながら、最後に思う。あ、この人、死神だ。

ライト/オフ(2016年製作の映画)

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序盤からクライマックス。日本的なホラー演出を感じさせる部分もあり、しっかり怖い。短時間でテンポ良く驚けるので楽しい。

バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

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ふふーん、ミッドサマーかな?違う!
分かった!さてはザ・ハントだな?違う!
あれ?もしかして、SFなのか...?違う!!
思ってたのと全然違う!!タノシカッタ!!

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

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もちろん驚きはするが、ストーリー的にはものすごい衝撃的な、というわけではない。しかしなせだか、何かを、見落としている気がしてならないのだ。気づかなければいけなかった、取りこぼしてしまった何かがあるよう>>続きを読む

事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

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幽霊どころか登場人物が最終的に全員おかしいので、楽しくなってくる。批判が多い4軒目もラストの展開も畳み掛けておかしかったが、もはや個人的には満足している。江口のりこが忘れられない。

かもめ(2018年製作の映画)

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チェーホフの戯曲「かもめ」の映像化作品。青々とした景色と心地よい風の中がよく似合うシアーシャ・ローナンの荒れた髪を見ているだけで泣きそうになる。

ウィーアーリトルゾンビーズ(2019年製作の映画)

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最高。長久允監督の作品は「そうして私たちはプールに金魚を、」ですっかり心を掴まれていた。前作のオマージュともとれるシーンの中でも特に、コップの底から鮮やかな色の飲み物が吸い込まれて水槽の中の魚のよう>>続きを読む

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

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不必要な音が排除された静かな風景は、まるで世界の果てのようである。自分達しか存在していないのではないかと、錯覚してしまいそうな静寂の中で紡がれる繊細な描写に息を呑む。しっかりと「女」を描きながら、絵画>>続きを読む

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

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生きる、を支えてくれているのはいつだって「好き」の世界だ。パッケージに騙されることなかれ。解釈によっては歪んだ話にも見えてしまうが、私はこの温かな気持ちのままを受け止めたい。

ばるぼら(2019年製作の映画)

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街はうねって、地面は汚くて、空気にはきっと毒が混じっていて、人は静かに狂っていて、そこに、ばるぼらが、いた。

コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

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このシリーズは毎回、期待通りの楽しい!気持ちいい!で観れるのが最高だ。前作に続き、一話完結型のドラマシリーズに出演していたゲストキャストがまた随所に出演している点も劇場版ならではの特別感があり、テンシ>>続きを読む

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

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PIKOのTシャツ着てるいつかの私に頭がぎゅっとなる。知らないのに、よく知っている。違う年の子の、ずっと鍵の開いている溜まり場になってた家に何度も足を運んだことを思い出す。あの子はもう居ないし、一緒に>>続きを読む

スパイの妻(2020年製作の映画)

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最初にイメージする大枠のストーリーからマトリョーシカのように次々と見せられる違う側面の展開と、蒼井優と高橋一生の表情のゆらぎに身を乗り出していた。最後の彼女は、今眼前で起きていることを見て罪悪感を感じ>>続きを読む

レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

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元気が出なかったので明日の活力のためにキメさせて頂きました。

星の子(2020年製作の映画)

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父親と母親、家の中の全ては子供が一番最初に知る、世界の常識である。
家族から「守られる」役割から「守る」役割に変わる瞬間とは、ごくシンプルな理由で訪れるものだ。ただもうその時には一人の人間として客観的
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オキシジェン(2021年製作の映画)

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高熱を出した時に見る夢ように、重量のある息苦しさと無機質な不安で寂しくなった

罪の声(2020年製作の映画)

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野木亜紀子作品の一ファンとしてエレクトリカルパレードでも見ているかのような大興奮のキャスティングと、原作の膨大な情報量を142分という長さにまとめ、尚且つ映像で観せるその時間の長さを全く感じさせない構>>続きを読む

その土曜日、7時58分(2007年製作の映画)

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重厚なキャラクター設定が圧巻だ。登場人物達の多方面な視点から動く時系列と展開される無駄のないストーリーと共に、エンディングまで一緒に転がり落ちていく。この飲み込まれるような感覚が、もはや快感だった。

ホドロフスキーの虹泥棒(1990年製作の映画)

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対比が印象的である。欲望剥き出しの人間、無欲な犬、価値を問われる金、幸せの本質とは。
愉快な音楽とハッピーな色合いの映像を見ていると楽しげな夢の中にいるようだが、泥棒であるディマが自身が暮らす地下水道
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

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父であり夫であるベンの多面性も子供達の煌めく眼差しも周囲の家族の言動も、この全ての原動力がシンプルで純粋な愛であり、観客である我々が迷わず愛すべきものだった。

アングスト/不安(1983年製作の映画)

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渦の中にいる。この作品を観てしまった自分自身が生み出した不安の渦だ。
それはリアリティのない絵本のような想像上のものではなく質感も匂いもある悪夢みたいな、まるでひどい台風の日にパジャマのまま家から放り
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2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

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丸裸にされ無防備な状態のまま手のひらで転がされているようだった。覗いてはいけない、思考の境界線が見事に滲む。
これだからフランソワ・オゾンの作品は、やめられないのだ。

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

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なんと凝縮された強く、優しい時間なのか。あっという間に心が溶かされた。

自分に自信がない時は自分の周りに居る人を見るといいよ、と若い頃に教えてもらったことがある。
周りに居る人が良い人間だと思えるな
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ツリー・オブ・ライフ(2011年製作の映画)

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この作品は間違いなく神に捧げられたものである。
そしてそれは観ている観客のための祈りではない。おそらくテレンス・マリック監督自身が神に求める自らへの救済だ。
自然光にこだわり撮られた世界の中はまるで
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ホムンクルス(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

原作漫画は未読で鑑賞。なんと監督が清水崇監督、脚本には内藤瑛亮監督が参加されていて、これはもう字面だけでゾクゾクする。
この作品の最大の特徴である、視覚的に人間の精神の根底を見せ付けられる中で、最後に
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パージ(2013年製作の映画)

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予想以上にストレス指数高すぎて爆発した。
あまりの不快感の連続に最後まで尻尾ふって楽しく鑑賞しました。

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

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私達の罪を、私達が、静かに見つめている。 

実はミヒャエル・ハネケ監督の作品を初めて観たのだが、本当は誰にも気付かれたくない、一生思い出さずにこのまま死ぬまで忘れていたい自分の深淵を、無機質に触れら
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