「廃墟」と聞いて想像する風景の連続ではあるが、「ここに一人ひとりの生活があり、それが奪われて建物だけが遺された」ことを頭に浮かべつつ見ると胸にくるものがある。
その場所がどこなのか、なぜこのような状態>>続きを読む
不思議惑星キンザザのリメイクアニメーション。
メインキャラクターの性質など違うところも多けれど、世界観はそのまま。
見たあとは思わず「クー!」と言いたくなる。
このレビューはネタバレを含みます
終戦の日に見ました。
原爆投下のシーンに大きな音を使わないという表現方法に驚くと同時に、映像のみからでもその恐ろしさが痛いほど伝わってきました。
途中、辛くて見ていられないと思うところも多く、何度も>>続きを読む
Fairytaleどころか、これはまさに悪夢。
印象的なセリフがいくつもあって、今この時代に公開する必要性を感じる。
余談ですが後半の雰囲気が変わる瞬間に、隣のお客さんがビクッとしていた。
肉の表現と、料理を不味そうに撮らせたらピカイチだという監督の変態性(褒めてます)が随所に光る作品。
ひんやりとした空気感と湿った息苦しさ、そして得体の知れない気味の悪さ。
映像と音楽だけでこれらを感じられる作品。
具体的な意味でこの人のようになりたいかどうかは置いておいて、この人のような強さと信念をもって生きていたいなと思う。
一言で言うと「すごい」。
内容はともかく、作られた世界に見入ってしまう。
これを「美しい」とするか「嘘っぽい」とするか、はたまた「醜い」とするかはその人次第。
好きな映画を3つ挙げろと言われたら、この作品の名前を出さずにはいられない。
子どもの頃に見て感銘を受けた作品。
色彩が美しく、登場人物の表情も素晴らしい。
人生は色だ。