Januaryさんの映画レビュー・感想・評価

January

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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.6

神話の戦争を見ているかのよう。

砂漠の陽炎の中、ポールたちが攻め込んでいくシーンのカッコ良さったら。

RRR(2022年製作の映画)

5.0

どこを切り取っても見せ場と言えるシーンばかりで最高。
ずっと最高潮を更新し続ける3時間。

インドとイギリスの関係性を扱う上で湿っぽくなったり、生々しく感じないのはひとつひとつのシーンの"凄み"と魅力
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.5

縄跳びが地面を叩く音、ミット打ち、高架下に鳴り響く電車の轟音、レジ店員の声、母の小言、ケイコの周りには様々な音が溢れているが、どれもそれを彼女は聞くことができないという孤独の対比がすごい。

マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

-

ラストのキスシーンのために観たと言っても過言ではないくらい、最後が素敵だった。

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.4

子供の可愛くて愛しい部分とムカつく憎たらしさが共存しているリアルさ。

一見すると、物語の起伏がなく思えるが、物語が進むにつれて少しずつ近づいていくジェシーとジョニーの距離・突然迷子になるジェシー・後
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.6

まさかゲロで気分がアガることになるとは思わなんだ。



最後の家族が見上げるシーン、良い。

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

原作知らないからだけど、タンクローリーみたいなのに乗ってるプロフェッサーXがシュールで笑っちゃった。

音符で戦うシーン好き

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

12歳の頃、親友との距離感はああいうものだった。誰よりも味方になってくれる存在だった。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.1

今観るとまた違う感覚。
どこに住む子どもたちも、好きな靴を履いて踊れるといいな。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

西島秀俊と三浦透子のタバコを吸うドライブシーンが額縁に入れて眺めていたいほど素敵。風に流れる煙、車のボディの赤、2人あげた手から2人の関係性が見えてくるかのよう。

そのまえの岡田将生が涙目で話す長尺
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

これ僕らファンの願望を映し出してる?って思っちゃうくらいアツい作品。


トビー版スパイダーマン・アンドリュー版スパイダーマンとの共闘は圧巻。

大きな力を手にしてしまい、世間にバレ、ヒーローとしての
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サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

3.5

俳句がスプレーアートやダギング(落書き)になる町好きすぎる。

ネバヤンの曲も良いんだけど
YAMAZAKURA が素敵な曲すぎて。

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.7

苦しくて明るい映画。
ドキュメンタリーのようにスラスラとリアルが流れていく。
たった2時間の劇中で2人のことを理解したつもりになってしまう。

会話の間やロングカットもリアルだが、
アダムドライバー演
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シャザム!(2019年製作の映画)

4.0

おしゃべりヒーロー好きの私にはとっておきの映画でした。
SHAZAM!の叫び声がカッコよくて変身シーンのたびに興奮する!

個人的に海外ドラマ「CHUCK」を見ていた私としてはザッカリー・リーバイがこ
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.5

ライトでテンポ良く進む物語と
終盤のトランプ大統領の発言やデモに飛び込む車のシーン
落差が大きすぎて、観終わったあとしばらく立ち直れなくなる。

潜入捜査する中で
自分の生まれについての差別的視点に改
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わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

4.6

終始光の写し方が美しい映画。
悪く言えば汚く雑然とした下町と、壮大な自然の中の村を鮮やかに切り取っている。

写真などの基本的な構図として、画面を上下3分割にし、その交点に人を置く方法がある。
この映
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

主人公の左耳から聞こえる音だけが頼り
想像力があればあるほどこの映画を楽しめると思う。

「音」
緊急司令室にかかるコール音から映画は始まる。受話器の向こうの相手の息遣いから感情を窺い知ることが出来る
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ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

くるしい映画。
ジョゼと恒夫が乳母車で街を走るシーンで泣いちゃう。
恋人からポロっとこぼれる将来を意識してる言葉、とっても愛しくなるよね。わかる。でも同時に自分でいいのかって考える。
きっと将来ずっと
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.7

画面から音で温度が伝わってくる。心が温かくなる好きな映画だな。
僕ももう全部嫌になったらこうして生きていくんだ。
エンディングの出演者の写真たち、各々ご飯食べてたり、くつろいでたり全員がいきいきとして
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パターソン(2016年製作の映画)

4.5

彼は毎朝6時頃に起き、妻にキスをして仕事に向かう。日中はバスの運転手として定刻を守る。帰宅後は妻と夕食を食べ、愛犬と散歩し、バーで一杯だけビールを飲む。これが彼の日常。毎日同じような日々が続いているよ>>続きを読む

セントラル・インテリジェンス(2016年製作の映画)

3.5

ホブズ&ショウの前に、と思ってみたけど
かなり良かった。
にっこりドウェイン・ジョンソンと高音けたたましいケヴィン・ハートのドタバタ劇がクスリと笑える。

ドウェイン・ジョンソンの笑顔が若干サイコに見
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

-

モンスターのまま生きるか、善人として死ぬか

ディカプリオの顔の演技がすごくいい
劇中の色の表現も良い
過去と真実の水と
主人公が事件に対して持つ執念の火
良い対比になってるし
色味のアクセントにもな
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.0

松岡茉優の可愛さ
どの衣装もめちゃくちゃ似合ってて可愛すぎる。

「イチカって普段何してるとか全然わかんないんだよね」のセリフは
普段をみせないんじゃなくて
普段何かしてるとかが無いんだろうな
外界と
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バンク・ジョブ(2008年製作の映画)

4.0

素人集団が銀行強盗することで政府からなにからに追われてしまう..という実話ベース
ステイサムがいることでプロ感が出てしまう
かっこよすぎやろ
ポルノ出演する男の人、オシャレで好き

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

3.7

優しさ
エミリーのチャーミングさは罪
クメイルの悲しそうな表情がたまらなく感情を揺さぶられる

なんだか、大病を乗り越えて待っていたパートナーみたいな物語は多いけどそんなに上手くはいかないよなって思う
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

5.0

最高すぎて泣きそうになる。
序盤で出てきたコミックスコードが
この作品が映画ではなく、コミックスとして存在してる事を示してるって聞いて感動したし、全くもっとその通りだと思う。

キャラクターの動き、セ
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

4.6

ヒーロー映画の最高到達点。
キャロルのヒーロー像としての圧倒的な最強感やばい。

どこかのレビューで読んだ「よくある恋愛要素や、母性としての強さなんかが出ないこの映画は、今までの女性ヒーロー映画とは違
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

不遇な扱いはされてみないとわからない。
トニーの粗野な性格が、男らしくもあり問題ありでもある。
シャーリーの車を降りて、初めて自分の扱いについての思いを吐き出すシーンで泣いてしまう。
2人で演奏を蹴っ
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.8

ちっちゃいサルーが愛くるしい

ただ、これが実際あった事だと思うと少しゾッとする
子供が間違えて列車に乗ってしまう事も
人身売買の人攫いがたびたび現れる事も
孤児院で夜の間連れて行かれる悪童も
実際起
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.5

この映画と「君が生きた証」は、自分が親になった時にもう一度観ると決めました。

この家族もきっと、多様な家族形態がある現代にどこかに存在する家族の一つ。

不器用で、癇癪持ち。彼はミルクを入れるのにも
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.6

最高
ずっとDrive it like you stole itをYouTube で観てたんだけど
なんで映画自体を観なかったんだろ
もったいない

音楽も勿論のこと、配役、ファッション、転校生へのい
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