HIKARUさんの映画レビュー・感想・評価

HIKARU

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海がきこえる(1993年製作の映画)

4.0

若者の90sリバイバルの象徴的作品。
たしかに惹かれる魅力あるなと思った。
高校~大学生っていう世代に焦点を当てたジブリって新鮮。「人と風景」を描くのがホントにジブリは上手いなと思った。

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

4.5

見るたびにしんどくなる映画。
ただでさえ転勤族の子供は自身の帰属するところがハッキリしなくて辛いのに、彼は1人の女性、もっと言えば彼女とキスをしたあの瞬間にふるさとを求めてしまっているんだと考えると、
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天使の涙 4Kレストア版(1995年製作の映画)

4.2

『恋する惑星』より好きかも、、、
殺し屋の相棒の女性が良すぎる。あの女優がこの映画を格段に良くしてると思う。
カッコつけて格好がつく俳優達がたまらない。
どこにもたどり着くことがない恋愛と、その束の間
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恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

3.8

90年代の香港の空気感と若者の体温をナマにパッケージした作品。酔いしれますね、、、

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.3

トム・ハンクスかっこいい、、、
たくさんの人の命を奪い合う「戦場」で、1人の命を救うという任務。その意味が、物語が進むにつれ変わってくるのがとても良かった。M1ガーランドの「カチャーン」が聴けたのも嬉
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ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦 フリーザに挑んだZ戦士孫悟空の父(1990年製作の映画)

5.0

ドラゴンボールでイチバン好きなキャラクターがバーダックである理由と、リメイクされた劇場版ブロリーのバーダックが好きになれない理由がこの映画?なのである。
惑星の人々を滅ぼして回ったサイヤ人が滅ぼされる
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季節のはざまで デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.0

ノスタルジーと異国情緒が楽しめる映画。
子供から見る大人の表現が凄く良い。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

美しくも辛い映画。
大人になろうともがく娘から見る父の背中は、どんな風に映ったんだろう。小さい頃には絶対的だった親の存在が、自分が成長するにつれて等身大に見えてくるという感覚をビデオカメラとの使い分け
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退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)

4.0

確実な死か、曖昧な生か、どっちが正しいんだろう。
すごい好きな映画だけど見るタイミング選ばないと持ってかれそうになる。カネコの楽曲にも感じるけど、そういう危うさを孕んだ作品だと思う。

ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

3.8

やっぱり面白い。
こういう映画は定期的に見たくなる。
MGS好きには刺さるねぇ、、、

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.5

制作陣の熱量がハンパじゃない!
変な鳥肌立ったし、涙出たけどなんの涙かわからんかった、、、
音楽、情熱、演出、長い原作を120分にまとめる構成力、タイトル回収、隙がないよね。

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ああ好きだなぁ、、、
最後の2人の会話で複雑な気持ちになったけど、宿命的な欠落を抱えた人たちがなんとかそこを埋めようとする映画なのかな。だから登場人物に感情移入できないのもわかる。でも刺さりすぎたなぁ
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Here(2023年製作の映画)

3.7

映像がとにかく素晴らしい!
繊細でいて暖かみのある美しさ。1カット1カットに惜しみなく熱意が込められているのが伝わる。音にもこだわりを感じた。特に雨の音!日々の暮らしや自然の風景に潜むドラマを覗かせて
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ゆれる(2006年製作の映画)

3.8

オダギリジョー、、、色気たっぷりでたまらん。香川照之も怪演かましてるし、いい映画。ただちょっと聞き取りづらいセリフが多かったかな。何事も最後まで自分を信じられるかだよねぇ。

ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

3.8

微妙な会話。
微妙な友情。
微妙な音楽。
微妙な結末。

この微妙さがたまらん、、、、

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.8

たいして美味くもないコーヒーとタバコの煙を囲んで交わされる、なんの生産性もない会話。次の日には忘れてるような下らないおしゃべりも客観的に見ると案外面白いもんなのかも、、、ジム・ジャームッシュがそういう>>続きを読む

ダンサー・イン・ザ・ダーク 4Kデジタルリマスター版(2000年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ホントに辛い。
「ミュージカルでは悲しいことは起こらない」
彼女が踊れるのは空想に耽ける暗闇の中でだけ、、、
ビョークがホントにハマりすぎてる。無垢であどけなく、それゆえに胸が痛むあの笑顔と、いまにも
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偽りなき者(2012年製作の映画)

4.0

マッツ・ミケルセン見たかっただけなのに…
観てて辛すぎる。子どもの「ちょっとした」意地悪なウソに翻弄される大人たち。マッツ・ミケルセンもだけど彼の息子も不憫で、、、誰かが真剣に彼の話を聞いてあげられて
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

人生は主観。
悲劇と見るか、喜劇と見るか。
彼は後者を選び、JOKERになった。

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.8

アメリカのティーンらしい気だるさやセリフ回しがめっちゃ好みだった。自分の気持ちは他人にはわかりっこないという諦めや自分の思うように行かない10代のモヤモヤとか焦燥は、程度の差こそあれ共感を呼ぶものがあ>>続きを読む

欲望の翼 4Kレストア版(1990年製作の映画)

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大晦日にガラガラの映画館で色気たっぷりの香港映画を観るとは、贅沢。

ダークナイト(2008年製作の映画)

4.5

名作と聞いて前々から気になってたけど1作目が個人的に微妙だったのでなかなか見てなかったが、超面白かった。クリストファーノーランこれ撮りたいから1からバットマンやってんのかなと思うくらいだった。みんなが>>続きを読む

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.6

クオリティは高いと思うけど少し退屈が勝っちゃった感じ。バットマン誕生からゴッサム市民への認知まではしっかり描かれているし、それが2作目に効果的に作用してるからそこはいいなと思った。
レイチェル役の人も
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.2

繰り返しの日々。そこに幸せを見いだせるか、気づけるかどうか。
幸福の尺度は人によって違う。だから分かり合えないのかも。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.5

ずっとロバート・デ・ニーロに「おいおい、マジか」って言ってたら終わった

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.5

世界中の「夜」を舞台に、ある種密室的なタクシーという空間で展開される運転手と客との寸劇。ナンセンスなものから真理を突くもの、ジーンとくる人情モノまで、異国情緒とともにたのしめる。静まり返った真夜中の都>>続きを読む

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