このレビューはネタバレを含みます
凄くピュアな気持ちになる。対照的な2人が距離を縮めていく流れも良いし、スモモ?の木の下や味のついたリップクリームでより距離を縮めていく2人の演出が可愛い。また、グレースの親はそんなに出てこなくても家出>>続きを読む
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2人の関係性が再び回りだすまでの距離感と空気感が良くて、言葉での説明が無くても過去に何があったのかを想起させる。
電車の中で腕と腕がぶつかることにお互いが敏感に感じ合っているシーンが特に好きだった。お>>続きを読む
昭和の白黒映画の作品をあまり観たことが無かったので、逆に新鮮だった。栄次のバカっぽさと、千恵の良い女感が滑稽に見えて面白かった。栄次が海ではしゃぐシーンと、千恵がカフェで踊りながら万代子を誘惑するシー>>続きを読む
アメリカのティーン映画に見られる典型的な派手な要素を詰め込みながら、メッセージ性も含んでいる。よく観る展開だけど、どんでん返しのオチもあり、楽しめた。
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男尊女卑が根強く、孤立したコミュニティーで不幸を感じる女性同士が、お互いを見つけて幸せと希望を見出していく。お互いの存在を彼女たちを救い、不幸は訪れるけど、これからもその存在を胸に前を向いて生きていく>>続きを読む
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死んだ父への申し訳なさを抱える娘と、娘に幸せになって欲しいと願う父。お互いに思い合っているからこそ、ぶつかり合う。
最初は淡々と進んでいくけど、会話が進むにつれてお互いの葛藤が強くなっていく様が良かっ>>続きを読む
重いテーマをポップにファンタジー調に描きつつ、純粋で真っ直ぐな少年が迷いなく生きる強さもあり、非常に心に残る作品。
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誰かを、何かを守るときには自己中になる。自分にとっての正義が1番大事で、他が間違えていると信じ込む。普遍的で誰にでも起こり得ることだが、それを「怪物」と表現するのは鋭い。怪物になっていく大人たちに翻弄>>続きを読む
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設定が天才的で、後半にかけての畳み掛けが最高だった。直感的で的外れな検事が大女優に事件をおすすめするシーンは特にユーモラスで楽しい。そんなコミカルさもありながら、ジェンダー問題も取り込み、女性が自己主>>続きを読む
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恋焦がれた相手のパンツを被り、食べ終わってゴミ箱に捨てたリンゴの残りを取り戻してかじる。墓場まで持って行きたくなるくらいの中々衝撃的な行動だが、非常に共感できる。むしろ、今まで理性を保ち過ぎてしまうこ>>続きを読む
アメリカのB級映画といった感じ。設定や演出などツッコミどころ満載で思わず笑ってしまう。個人的には緩い気持ちで観れるので、疲れた時に観て元気を貰いたい。そんな作品。ジョーダナブリュースターの美しさと格好>>続きを読む
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Carolのシーンが流れたとき、作者であるパトリシア・ハイスミス自身の燃えたぎる情熱が重なり、鳥肌が立った。現実の代わりに小説の中に込めてきた彼女の人生を、これからもCarolを観る度に思い出す。