ひみつさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

許された子どもたち(2019年製作の映画)

5.0

いじめられる側にも問題があると溢してる奴らは、いじめてる自分を正当化したいだけで、如何なる事があっても1人を集る事がどれほど醜い事か気付け。そいつの憂さ晴らしの対象にされてる時間、この一瞬に負った傷が>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

場面としては電話してる図だけなのに、互いの声や言葉、息遣いだけで観客に状況を想像させる魅せ方が凄かった。誰もが終盤まで女性を信じて疑わなかったと思う。展開に釘付けでした。

SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる(2023年製作の映画)

4.0

本当の愛に言葉はいらない。そこにあなたが存在する事実、触れた感覚、互いの鼓動。それだけで人を愛するには十分の材料なんだと感じた。『わたしの腕を折ってみようとも、手で触れるかのように、あなたをわたしの心>>続きを読む

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

5.0

ディズニー作品の中で一番大好きなリトルマーメイド。アニメ版をみていたため、そもそも実写化すること自体に違和感があった。あのリトルマーメイドの実写版としてみるとどうしても比較してしまうので、心持ちは別作>>続きを読む

空白(2021年製作の映画)

4.0

周りがどう思うかを考えず言動を示す大人も、強く言われたからと言って信念を曲げてしまう大人も、罪を償い切れず命を絶ってしまう大人も、弱さに付け込んで手を差し伸べている自分に酔いしれる大人も、報道も野次馬>>続きを読む

嘘を愛する女(2018年製作の映画)

2.0

嘘に対する許容範囲は狭い自覚はあるので、身元を偽っていたことが分かれば、付随して全てが嘘なのではと疑ってしまうのに、そのひとの内側の真実を探ろうと必死になれる姿には、これが愛だと感じた。何にせよ高橋一>>続きを読む

夜、鳥たちが啼く(2022年製作の映画)

2.0

鍋をつつく音が響き渡ることで、森閑とした空気を際立てていたシーンが印象的。怒りに触れる言葉を投げ掛け、相手のなかで一気に負が蓄積される。そうして爆発するまでの慎一の表情が秀逸。まるで図解されているかの>>続きを読む

恋空(2007年製作の映画)

5.0

色々な知識や経験を積んでしまったから当時視聴した時ほどの感動より、冷静にみてしまったけど、恋空で多くを学んだことを思い出し尊くなった。まっさらな気持ちでみるなら低評価が多いのかもしれないけど、平成生ま>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

3.0

この世は何でも形容したがるし、そうしなければ出来ないことがたくさんある。この題材で言うならば愛されない人々が一か所に集まって、愛し合って生活することを、誘拐だという。確かに分別もろくにつけられない子供>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.0

親に愛されなかった子供たちに、親から欲しかった言動を述べてあげ、そうすれば自身に依存することが分かる。やっと信じられる大人に出会ったと胸を撫で下ろした時、多少なりとも困難な要求をされたとて、頑張ろうと>>続きを読む

誰も知らない(2004年製作の映画)

4.0

なかなか観れずにいた作品。実際の事件を元に描かれているとのことで『子宮に沈める』の空気感を思い出した。母親のキャスティングがYouさんということもあり、仲睦まじい家族間だと、”ちゃんとした”母親である>>続きを読む

さがす(2022年製作の映画)

5.0

愛するひとが死にたいという想いを幾度となく口にし、聞かされる気持ちを考えたら居た堪れなくなった。お金がない。満足な介護が受けられない。自力でやるしかない。疲労や苦労、苦悩が溜まって楽になりたい気持ちも>>続きを読む

きさらぎ駅(2022年製作の映画)

2.0

ホラゲの主人公のような視点で見応えあった。実際に2chに書き込まれたものを読み返してみたが、再限度が高かったように感じました。

MANRIKI(2019年製作の映画)

4.0

斎藤工さんがプロデュースに関わってる時点で、筋道が通った物語だという固定概念は破棄しようと覚悟した。『誰にも感情移入できるひとがいなければ、自分の感情や思想に向き合うしかなくなる』という風なことを仰っ>>続きを読む

永遠に美しく…(1992年製作の映画)

4.0

Amazonプライムにて配信終了となる一覧の中で、目に留まった作品。まずサムネイルからして迫力が凄い。身体に穴が開いていたり、首が曲がっているのは心理的な意味かと思っていたが、まさかのまさか。周りは年>>続きを読む

HiGH&LOW THE RED RAIN(2016年製作の映画)

5.0

斎藤工さんをみたいという下心からこれまでのシリーズを遡っていたといっても過言ではないし、寧ろやっと念願に辿り着いたというのに、まさかのラストで絶望。雨宮兄弟が毎シーンといってもいいくらい兄貴を探してる>>続きを読む

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

2.0

潰し合ってしかの勝ち抜けない世界なんだろうけど、どう潰すかじゃなく、どう自分たちを引き伸ばせるかを考えればいいのに。なんて平和主義な考えを抱いてました。物語を通してなんだか遣る瀬無い気持ちになったけど>>続きを読む

あの頃、君を追いかけた(2018年製作の映画)

3.0

あの頃、その人がすべてで、頭の隅々まで埋まっていく感覚を思い出した。『今だったらできるのに』『あの頃こうしてたら』と、そんなもしも話に花を咲かせることもお茶の間トークになりつつあるけど、その時できなか>>続きを読む

シャイニング(1980年製作の映画)

-

嫁の顔がいちばん怖かった。なんかよくわからなかったのでもう一度みたい。

サイコ(1960年製作の映画)

5.0

冒頭は良くありがちな逃亡劇を描いているのかと思えば、あっさり終焉を迎え、次はノーマンが母親に苦労し庇っているシーンに移り変わったと思えば、本当の結末で物語が綴じる。サイコはホラーの代名詞と耳にするけど>>続きを読む

HiGH&LOW THE MOVIE(2016年製作の映画)

5.0

新たな強敵を目の前にした時に、争い合ってた派閥が団結する姿に打ち震えた。群れに属さない雨宮兄弟、すきだーーーー!

八日目の蝉(2011年製作の映画)

3.5

上っ面だけを見れば、凶悪といっても過言ではない程の罪だと思う。わたし自身も作品を観る前までは、マイナスな固定概念が植え付けられていた。いざ作品に飛び込むと、善悪だけでは分類できない愛情が溢れていて、そ>>続きを読む

コンジアム(2018年製作の映画)

3.0

ずっと心臓が握られていた感覚。まるで自分がその場にいるかのような気分になって、ひたすらに怖かった。精神科病院に何があったのか、という背景もみてみたかったなあ。

ROAD TO HiGH&LOW(2016年製作の映画)

3.0

斎藤工さんの作品を漁り始めたので予備知識として視聴。ついにハイローの世界へ。窪田くんの破壊力が凄まじかった。言葉を発さずとも溢れんばかりの存在感。おもしろかった。

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.0

例えばこうして映画に触れる時も、二巡目の方が細部まで目を配れたりして、物事への捉え方が何通りも浮かんできたりする。人生も二巡目ができたならば多くの見落としに気付けているのかな。それでも私たちにはタイム>>続きを読む

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

5.0

幼い頃は風船ひとつで、幸せを感じられた。お祭り、おもちゃ屋さん、遊園地などで浮揚する色とりどりの風船に胸を膨らませ、それを手にできたならば、自分が世界いち幸福感に満ち溢れているのだ、とさえも思っていた>>続きを読む

102(2000年製作の映画)

3.0

作業の傍らのお供に。クルエラの女優さんの表情と、吹き替えの癖の強さがぴったりで面白かった。懲りないなあ、クルエラ。

水曜日が消えた(2020年製作の映画)

4.0

あらすじを知らずに視聴。題材はシリアスだが、良い意味で軽く描かれているので観やすい。火曜日は生真面目で、月曜日が対角に位置していたから、火曜日目線で物語が進んでいくと、どうしても月曜日が悪目立ちしてい>>続きを読む