CINETRIさんの映画レビュー・感想・評価

CINETRI

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ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

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ボブディランの笑顔に救われた。

名だたるスターにも一目置かれる、マイケルジャクソンのすごさを改めて観た気がした。

スターたちの個性が垣間見える、上質なドキュメンタリー。

こちらあみ子(2022年製作の映画)

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何の悪気もない純粋無垢なあみ子は、愛すべき人間のはずなのに物語は残酷で観ていて辛い。

アインシュタインと原爆(2024年製作の映画)

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オッペンハイマー鑑賞前に観ると、作品の理解が深まる。
アインシュタインが倫理観を大切にしていることがよくわかる。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

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いい意味でタイトル詐欺。こんな展開になるとは思わなかった。

家族でもない、そう長く続かない他人だからこそ心が通うこともある。

期間限定だからこそ、愛おしさと儚さが共存するこの関係性は、リアリティが
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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映画館での特別な音響体験を、この作品では味わうことができる。爆破による轟音、オッペンハイマーの心の葛藤など、そのどれもが凄まじく、音と映像によって強く印象に残る。

日本の被害を直接的に描いてるシーン
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

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仕事終わりや週末に何か観たいけど、何を観るか迷ってる人は『パスト ライブス/再会』をぜひ観て欲しい。

離れ離れになった幼なじみの2人が、24年の時を経てニューヨークで再会する7日間を描いた、大人のラ
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NN4444(2024年製作の映画)

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不条理なホラーショートフィルム4作品のオムニバス。
あまりに新鮮すぎるものを目の前に、状況理解がやっとだった。

i ai(2022年製作の映画)

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こんなにも画面越しに熱量を感じられる作品なかなかない。こういう作品に出会うたびに、邦画っていいなって思う。

ド直球にメッセージを伝えてくる作品の姿勢に心打たれるとともに、人と人とのあり方について考え
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

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最高だった。
なにより幾田りらとあのちゃんのキャスティングがドンピシャ。

後章の伏線回収が楽しみ!

ある男(2022年製作の映画)

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消したい過去、目を背けたい過去、知られたくない過去、長く生きていればきっとみんなある。

これは原作を読みたくなる作品。

よこがお(2019年製作の映画)

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とても現代的な歪んだ愛の物語。
引き金はどこに潜んでるかわからない。

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

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人に沼るってこういう感覚なんだ、終わる時は取り返しのつかないぐらい、破滅的な終わりを遂げてしまう。作品として客観視できてるからいいけど、当事者になるとそうも言ってられないんだろうな。

陣治と十和子と
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Mr.タスク(2014年製作の映画)

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ドビュッシーの"月の光"が使われている作品を、とにかく観たいということで、たどり着いたこの作品。

今まで観てきた映画の中で1番狂ってる、とにかく狂ってる。

男は取材のために、船乗りの老人に会いに行
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The Barber of Little Rock(原題)(2023年製作の映画)

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字幕をつけてYouTubeで観られる。
アカデミー賞 短編ドキュメンタリー映画賞 ノミネート作品。

貧富の差や人種が異なることによって生じる軋轢を、どうやって埋めるのかという問題は普遍的なテーマ。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

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家族の在り方を考えさせられる、家族を解剖する物語。

熱量ある夫婦のやりとりは、呼吸するのも忘れるぐらい見入ってしまった。

人は見たいものだけ見る生き物だし、自分の都合のいいように何事も解釈する生き
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CURE キュア(1997年製作の映画)

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剣山じゃなくマチ針でスッと刺されてる感覚。その瞬間は痛みを感じなくても、後になって痛みに気づく。

今まで観てきたホラー映画と怖さの種類や度合いがまるで違う。怖い気持ちとかゾクゾク感がその瞬間に消化さ
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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

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52ヘルツのクジラとは世界で一番孤独だと言われているクジラのこと。
他のクジラと声の周波数が違うため、どんなに声を上げようと誰にも届かない。

ほとんどの人は聞こえなくても、寄り添ってくれる人は絶対に
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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歳を重ねるごとに"初めて"の経験ってどんどん減っていくものだから、"初めて"が訪れた時をもっと大切にしていきたい。

最初は設定理解に苦しむし、モノクロで独特な世界観に、???を突きつけられずにはいら
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プフ!(2023年製作の映画)

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無謀なチャレンジすぎてわりとニヤけてしまった。

白いブランケット(2022年製作の映画)

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身の回りにある物が、異国では予想もしない用途で使われている。

向かいの窓(2019年製作の映画)

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結局のところ、今自分の置かれている状況を全力で楽しむしかない。

FALL/フォール(2022年製作の映画)

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一生分の手汗をかいた。大袈裟ではなく本当に。

地上600mの超高層鉄塔に取り残された2人の若者の運命を描いたワンシチュエーションスリラー。

笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

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心にはドカン響いて爪痕残していったんだけど、その塊はどこかにすぐに消えて無くなってしまった。ツチヤタカユキ自体が、自分にとって不器用では片付かない、異質な存在に見えてしまったからなのかな。

オードリ
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チャンス(1979年製作の映画)

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社会風刺的作品。
エンパイア・オブ・ライトから来ました。

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

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2024年一発目は知ってそうで何も知らなかった、鬼太郎の誕生物語。

これがクチコミで急激に広がった理由がわかる気もする。
そしてピース又吉のYouTubeを見ると解像度がより上がります。

ほつれる(2023年製作の映画)

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心の拠り所ってその人との関係性に限らず、誰にでも求めていいもの。

お互いが本音を探られないように取り繕って、表面的に接する。
生涯のパートナーに心の拠り所を見出せなくなると、行く末はこの夫婦のように
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ザッハトルテ(2022年製作の映画)

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アマプラオリジナルのクリスマス映画。

男のカールはウィーンから来た美女ニニと出会い、運命の相手だと確信する。しかし、聞いたにも関わらず、彼女の電話番号がわからなくなってしまう。唯一の手がかりは彼女が
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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日常の些細な出来事にもっと目を向けよう。
きっと見落としてることが多い。
何気ない風景とか人間とか。

ささやかな日々の中に喜びを見出し、背伸びをしない生活をする。
そして、自分の機嫌は自分で取る。
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キャロル(2015年製作の映画)

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同性愛がテーマの作品には珍しく、日常に溶け込んだ、ごく普通のラブストーリーに感じた。

正欲(2023年製作の映画)

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誰かといること、付き合うこと、結婚することの意味をこの映画を観て考えさせられた。

"いなくならない人"がいることをもっと大切にしよう。

シングル・オール・ザ・ウェイ(2021年製作の映画)

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こんな温かさと優しさにあふれる世界線があるなら行ってみたいな。

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