やんまさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

王と鳥(1980年製作の映画)

3.6

日本が誇るアニメ監督たちに多大な影響を及ぼしたとされる、フランス初の長編アニメーション映画。(正確には『やぶにらみの暴君』の完全版が本作。)

肖像画から出てきた王と煙突掃除の男、羊飼いの娘、3人の男
>>続きを読む

魔法にかけられて(2007年製作の映画)

2.5

アニメ世界のキャラクターと現実の人たちのミスマッチ感が面白かった。絵に描いたようなハッピーエンドはディズニーらしくて好き。

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

2.5

あまり話に入り込めなかったけど、それでもラストはなかなか応えた。ミュージカルがなあ。好みのタイプではなかった。工場でのシーンは好きだけど。
話自体どうしようもなさすぎてただ辛いだけという、何とも後味の
>>続きを読む

21エモン 宇宙(そら)いけ!裸足のプリンセス(1992年製作の映画)

3.0

ベタなストーリーだけど40分で手軽に楽しめる。
最近藤子・F・不二雄先生のSF短編を読んでるんだけど独自の世界観を築くのが上手いなあと感じる。発想、創造力がずば抜けてる。

姿三四郎(1943年製作の映画)

3.5

初めての黒澤明作品。デビュー作からこんなに面白いのね。

素人目にも上手いと分かる映像の魅せ方。王道のストーリーと確かなクオリティ。柔道シーンだけリアリティに欠けてたけどあえてなのか?🥋

三四郎と聞
>>続きを読む

流浪の月(2022年製作の映画)

2.5

この手のジャンルは小説なりドラマなりでゆっくり消化したいタイプなので、時間のある時に小説を読む。
家で観たからか横浜流星怖い、、と重い、、で感情迷子のまま終わった。

タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター(2023年製作の映画)

4.0

初鑑賞。いつもは空席ばかりのシアターが今日は満席だった。
夢の船タイタニックが沈没するまでの2人の恋を描く極上のラブロマンス。だと思っていたけど、意外とそうでもなかった。

2人の出逢いやあれこれが豪
>>続きを読む

按摩と女(1938年製作の映画)

3.5

なんだか心惹かれる映画だった。

按摩の日常。声も所々聴き取れない部分はあれど、撮り方の工夫で画面が映えるためあまり気にならない。66分という破格の短さで、過不足なく完結させているのもすごい。

これ
>>続きを読む

広がる、せかい(2022年製作の映画)

2.0

観る絵本。好きなことを共有できる人がいるって本当に大事な事だと思う。それだけで何もかもが違って見えてくる。

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.0

先日誕生日を迎え、20歳になった。
今のところ順調に、楽しく人生を歩めてる。浪人したけど。そのおかげで映画を好きになり、漫画の幅も広がり、再び本を読むようになり、ゆっくり考える時間ができて整理がついた
>>続きを読む

小さき麦の花(2022年製作の映画)

3.0

Fan's Voiceさんのオンライン試写会にて。

世界から取り残された2人の、慎ましい愛の物語。作物を育て、動物を飼い、家を建て、生の根源に触れながら静かに愛を育む姿に穏やかな気持ちを覚えた。誰か
>>続きを読む

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.8

何がきっかけでバズって時の人となるか分からない現代においてピッタリのテーマ。

岸井ゆきのさんのキャラの使い分けもムロさんの演技も抜群で、観ていてすごく心が痛かった。小物感満載な役を演じるサブキャスト
>>続きを読む

台風クラブ(1985年製作の映画)

3.6

台風襲来により、リミッターが外れ狂騒する少年少女。学生がフィクションらしく過剰に振る舞う映画は多々あれど、ここまで狂気じみたものはそうそうない。中盤のシーンなんかはもはやホラー。

鑑賞中は彼らの狂乱
>>続きを読む

無法の愛(2022年製作の映画)

3.0

監督のフィルマークスアカウント経由で辿り着いた本作。
正義に陶酔する男とグレた桃髪の女の出逢いから始まる前半と、変わった演出から入る、2021年に起きたある事件をモチーフに作られた後半からなるショート
>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.5

思ったよりアクション少なめだったけどストーリーもしっかり面白かった!

アクション物の、終盤壮大でシリアス気味になる感じがあまり好きではないんだけど、ゆるーい感じを保ちつつバチバチにアクションキメてて
>>続きを読む

廃市(1984年製作の映画)

3.0

お初の大林宣彦作品。
主人公が古びた田舎町に逗留し、そこで過ごす一夏の様子を描いたお話。

「この町(の人々)は退廃している」と言う町の人々に対し、町の風景に魅了され、情緒に浸る主人公。生来その土地で
>>続きを読む

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.9

2人だけの秘密の世界。

初めは祖母にさよならを言うための物語だと思っていたけど、母の見えざる心の奥底に触れ心を通わせる、なんとも温かく優しい物語だった。

音楽や大きな動きがなくとも、いやないからこ
>>続きを読む

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.0

2023年映画館初め。

時代の流れなんか気にしないと言わんばかりの、昭和むき出しの古き良き日常を描くひと夏の青春物語。期待通りの傑作映画だった。

話自体は記憶に根強く残るようなものではなかったもの
>>続きを読む

子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

3.5

独特で癖になる会話と一風変わったボーイミーツガールの青春物語をうまーく映像に落とし込んでいた。原作にあった教団絡みのいざこざを省いたのも功を奏したのでは?

ゆったりした原作を、一定のペースで流れる映
>>続きを読む

ネバーエンディング・ストーリー(1984年製作の映画)

2.5

チープさは目立つけど夢を与えてくれる素敵な映画だった。
金曜ロードショーとかに向いてそう

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.0

大学の講義で鑑賞。
ラストのスピーチで観て良かったと思った。これが実話で、生涯にわたってライオネルは良き友で療法士だったってすごく素敵な話。

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.7

発想の勝利。
たった2分先にしか繋がらないところを、半ば強引に無限に繋げて話に幅を持たせるというのが面白かった。
時間も現実の時間きっちり2分で未来への行動に移していて、皆さんのレビューを見る限り完全
>>続きを読む

SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.0

新年初映画。前作同様家族で鑑賞。
所々雑だったけど安定の面白さだった。


#

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

年の瀬に2度目の鑑賞。
思わず拳を握ってしまう程に興奮したOP、涙が止まらなかったクライマックス。一生忘れない。最高の映画体験だった。

OPの線画から始まり、新たな領域に足を踏み入れラストカットで漫
>>続きを読む

さがす(2022年製作の映画)

3.0

2022年映画納め。
明るい映画で占めるつもりだったけど何故かこれが最後に。

人物それぞれに人間味が強く現れていたのが良かった。佐藤二朗さん、コメディのイメージしかなかったけどハマり役だった。

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.0

温かい映画だった。好きなものを楽しそうに語る2人を見ると心が浄化される。

恋は光(2022年製作の映画)

3.9

おもれえ〜。普段だったら絶対スルーしてるジャンル。今年邦画豊作?

三角関係(四角?)なのに、険悪な雰囲気もなければバチバチ感も皆無。終始温かい雰囲気だった。一般的な恋愛映画とは明らかにかけ離れた会話
>>続きを読む

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.8

フォローしてる方の評価が軒並み高かったので年内にと思い急遽鑑賞。普段アニメはほとんど見ないんだけど全く問題なく楽しめた!
タイトルやあらすじであまり興味を惹かれないのが勿体ない、、(この手の映画はコケ
>>続きを読む