カムラさんの映画レビュー・感想・評価

カムラ

カムラ

映画(24)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

4.4

質量やべーっす
時代の節目に翻弄される人間の話、波瀾万丈だ
価値観が従来より大きく変わる時、受け入れられる人間はいいが、既に魂に価値観を内在化させた人間はどうすれば良いのか
増して旧文化が悪しきものと
>>続きを読む

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

3.9

どう考えても食事の邪魔でしかなさそうなHRギーガー風謎椅子すき

あんなキモい見た目と音でとる食事、明らかにクオリティ下がりそう

本編は…ナオキです(迫真)
でも他人には無い価値観(エロティシズム)
>>続きを読む

スペル(2009年製作の映画)

3.8

とんでもねぇクソババアに執着される話

現実でも話の奥行きを理解せず目の前の人間にとりあえず憎しみをぶつける奴がいますね
この映画の場合は主人公もアレだけど

サム・ライミは口内性愛者なのか?
嘔吐性
>>続きを読む

アリゲーター(1980年製作の映画)

3.5

「クロコダイル」の方が面白かった印象
車に乗ってりゃヘーキじゃねーのという予想をぶち壊す

クロムスカル(2009年製作の映画)

3.2

ゴア描写とクロムスカルの厨二なカッコよさはまぁ好き
特にクロムスカルの出立ちはジェイソンXの強化体ジェイソン感あった

あとは音質がもうダメダメ、壁2枚挟んでるくらいわかりづらい

でも昔の借りてきた
>>続きを読む

地球防衛軍(1957年製作の映画)

3.9

ミニチュアの凄さよ
土石流や山火事の描写なんかは迫力緻密さ共にCGに劣らないと思う
あとモゲラの不気味さが良いよね、デザイン含めて

冷静に考えたら全身金ピカの珍妙ロボなんだが巨大ヒーローも味方怪獣も
>>続きを読む

トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.3

実写シリーズを見続けた者としてはロストエイジからこれずっと人間に失望し続けてるオプティマスだなと

あと、スカージの正体は別次元のオプティマス・プライム(フォルムはロストエイジ以降準拠)とかだと面白か
>>続きを読む

タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

4.0

ガバいとこ沢山あるけど、今観ればそれも80sの味、神作

今後、日本ではCLTって集成板で作られた木造建築が技術の進歩と法改正でどんどん高階層の建築物に用いられていくようになる(国内の森林が利用段階に
>>続きを読む

フォーリング・ダウン(1993年製作の映画)

4.0

今風に言うならASDかなんかの男の話

ある種純粋なんだけど世の中は単純ではないから社会に出ると摩擦で壊れてしまうんやな

この社会にフルコミットできてる人間なんか果たしているんでしょうか?

両方と
>>続きを読む

三匹の侍(1964年製作の映画)

4.7

90分でこの満足度はヤヴァイだろ!!

多分2回目の鑑賞。
御正道のお題目の名の下では全てが正当化される理不尽、日本人の自分には突き刺さる

百姓に味方した浪人が奮闘した挙句、思いを裏切られる展開は「
>>続きを読む

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.2

オストルンドらしさ全開の最新作
取り繕った人性と社会的立場をイレギュラーに追い込んで化けの皮を剥がす、その様子をカメラで撮って流してオレたちは笑う

ラスト、アジアントイレ係が白山モデルをやったか否か
>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

4.8

汚いララランド
しかしチャゼルが結んだラストシーンは何よりもピュア

冒頭シーンの乱行パーティやトビーマグワイアご案内の地下パーティの猥雑さ・カオスなパワーには圧巻

「長く大きく重要なものの一部」や
>>続きを読む

ダウンタウン物語(1976年製作の映画)

3.6

てっきりレオン的な話になるのかと思ったら、中学生日記みたいな感じだった

きっと子供の頃に観たら夢中になってただろうなという感じ
グーニーズと同じ枠
中折れハット被ってギャングのナワバリ争いごっこ
>>続きを読む

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.5

よきです
口下手&コミュ不足の野郎同士の愛憎がたまらん
カメラが映す島の光景も良かったな

最後の謎の爽やかさクセになるわ

ダイナマイトどんどん(1978年製作の映画)

4.2

岡本喜八にかかれば相手が菅原文太だろうが北大路欣也だろうがコメディにしてしまうのだ
それでいて随所で反戦的なメッセージは忘れない
破滅に向かう熱狂ではない、生に満ちた喜八カオスがやくざ映画の文脈でみる
>>続きを読む

沖縄やくざ戦争(1976年製作の映画)

3.8

沖縄変換・本土復帰という当時でもセンシティブな題材と舞台が故か、ヤクザ映画にありがちな全滅エンドではない(松方弘樹以外みんな死ぬが)のが特徴

「大和の人間には一歩も沖縄の土は踏ませない」的な台詞があ
>>続きを読む

浪人街 RONINGAI(1990年製作の映画)

3.9

情けなさ過ぎる勝新が哀愁を誘う
アウトレイジのやられ役しかイメージがないから石橋蓮司がカッコいいと脳がバグる

現代やくざ 人斬り与太(1972年製作の映画)

3.7

深作ヤクザだいたい最後には滅亡する説
たまにはタランティーノ作品のような現実からの飛翔が欲しい…がそれは最早別ジャンル

いつかギラギラする日(1992年製作の映画)

4.1

多岐川裕美の美しさと荻野目慶子の顔の怖さ
眉毛ないの怖いねん

はりぼて(2020年製作の映画)

3.8

富山市には就任した市議が必ず政務活動費をちょろまかす呪いでもあるんでしょうか

マッドゴッド(2021年製作の映画)

4.0

赤ん坊の鳴き声はどんなシチュエーションどんな映画でも不快
可哀想な目に遭うのも不快

それはそれとして、ズルズルぐちゃぐちゃの世界に浸れた
おぞましいの一言
最後には核の炎で焼き払う