ドーナッツさんの映画レビュー・感想・評価

ドーナッツ

ドーナッツ

さよならくちびる(2019年製作の映画)

4.5

ロードムービー好きにはたまらない、ロードムービーの王道を行く作品だった。
ロードムービーと言えばアメリカで、なにもない真っ直ぐな道をひたすら突き進む感じだけど、日本の狭い高速道路がいい味出してたな。
>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

4.0

レコメンドされ久々に鑑賞。

やっぱりいいな。幼少期のフアンとの出会いをきっかけに、シャロンが自己開示できるようになる過程が儚く切ない。
二人の会話が心地よいんだよね。ほぼファンが話してるけど、フアン
>>続きを読む

ドッペルゲンガー(2016年製作の映画)

3.5

アイデア勝ちな上に、わずか6分でオチまで導いてる脚本も上手い。
2回観て納得できた。
不意打ちでスシの話が出てきて親近感がわいた。

ホテルアンバサダーへようこそ(2017年製作の映画)

3.5

フランスのドタバタ系コメディ。
ずっとドタバタしてたけどきれいに話が繋がっていた。やや傲慢な彼女がうざかったな。
ドタバタに目が行きがちだけど、舞台は高級ホテルなだけあってインテリアやホテルマンのユニ
>>続きを読む

すべてが変わった日(2020年製作の映画)

2.0

Filmarksの試写会にて。

オープニングからどろっとした雰囲気が漂い、ゆるやかなロードムービー調になってもどこか息が詰まる感じ。そして、義理の娘と再会後の怒涛の展開。
一気に駆け抜けたけど、そこ
>>続きを読む

朝が来る(2020年製作の映画)

4.5

以前原作を読んで激しい徒労感に襲われた記憶から観るの避けてた作品。
観てる途中で時間配分的に原作のすべてを盛り込んでないとわかってから安心できたけど、やっぱり落ち着かなかった。

演出がうますぎる…登
>>続きを読む

ブルー・アンブレラ(2013年製作の映画)

4.0

おしゃれなジャケット、傘を擬人化するアイデア、鼻唄を歌いたくなるようなポップな音楽、圧倒的技術力、どれもレベルが高すぎる…さすがディズニー。
雨の世界の優しさに癒されたし、あらためて傘を、物を大切に扱
>>続きを読む

幸せのレシピ(2007年製作の映画)

5.0

一番好きな料理系映画。料理が本当に美味しそうで元気がもらえる。
主役はケイトだけど、ケイトに寄せすぎず、ニック、ゾーイにも適切に向き合い丁寧に描かれているのもこの作品の魅力。

料理人としての腕前は一
>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.5

おもしろかった。
進めて戻して修正してまた進める。この時間軸をずらすというちょっと変わった構成に対して迷子にならずに鑑賞できたのはクリスファー・ノーランに鍛えられたからかもしれない笑
前提としてあらす
>>続きを読む

ハート・ロッカー(2008年製作の映画)

4.5

刺激的な作品が観たくて、2010年アカデミー賞作品賞受賞作品を久しぶりに鑑賞。

イラク戦争での爆弾処理班を描いた作品。
16mmカメラによるリアルに寄せたカメラワーク、爆発の瞬間のスロー再生など迫力
>>続きを読む

ホテルローヤル(2020年製作の映画)

2.5

原作が好きだったので映画化されたときは嬉しかったけど、予告を観て圧倒的なこれじゃない感…違和感を抱きなかなか観ることができなかった作品。

やっぱりこれじゃなかった…いろいろだめだったんだけど、特に音
>>続きを読む

希望のかなた(2017年製作の映画)

3.5

シリア人のカリードが内戦下のシリアから偶然辿り着いたヘルシンキで難民申請をするも拒否されるがレストランのオーナーに拾われなんとか生きながら妹との再会を願う話。

主人公をはじめお店のみんなの佇まいがシ
>>続きを読む

マルクス・エンゲルス(2017年製作の映画)

3.5

マルクスとエンゲルスが「共産党宣言」を描くまでの話。
生い立ちやマルクス夫婦の馴れ初めなどのサブストーリーは一切なく(エンゲルス夫婦はあった)、彼らの活動に向き合った骨太な作品だった。

それぞれの奥
>>続きを読む

ピザ!(2014年製作の映画)

5.0

原題の"Kaaka Muttai"の意味は「カラスの卵」。主役の兄弟は名前で呼ばれることはなく「大きいカラスの卵」「小さいカラスの卵」と呼ばれてた。名前を言わない意図は最後までわからなかったけど。
>>続きを読む

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

4.5

レコメンドされ100円だったので久しぶりに鑑賞。
昔観たときは後半混乱して撃沈。考察ブログを読み漁った…
今回は事前に予習して挑んだので概ね理解できたけど、ラストで混乱…あんなラストにしたデヴィッド・
>>続きを読む

ウィッチ(2015年製作の映画)

4.0

じめじめした閉塞感がずっと漂っているんだけど、良くも悪くもアニャ・ティラーの美貌が浮いていて、そこまで嫌な感じがしなかった。
ほかの子どもたちはなんとなく似てたけど、アニャだけ顔立ちが全然違っていたの
>>続きを読む

オマールの壁(2013年製作の映画)

4.0

「オフィシャル・シークレット」でキーラ・ナイトレイの夫役を演じたパレスチナ人のアダム・パクリがとても印象に残り、他に出演している作品はこれだけ?のようなので鑑賞した。

タイトルにある壁は自爆テロ防止
>>続きを読む

アフター(2019年製作の映画)

3.0

王道すぎる展開で特にひねりはなかったけど、恋愛を通じてお互い成長する姿がbefore/afterでわかりやすく描かれていた。思い入れのある作品について議論するシーンが特に印象に残ってる。ああいう議論い>>続きを読む

オフィシャル・シークレット(2018年製作の映画)

4.0

勝ち戦は徹底的に追い込み、負け戦は潔く退く。どんな国でも国家という巨大すぎる敵にはどうしたって敵わない…真っ当に追い込んでるのにいろんな方面から刺してこられるとね…

派手なシーンがなかったが、終始緊
>>続きを読む

マイル22(2018年製作の映画)

3.0

設定は面白かったけど、粗さの目立つ作品だった。

オープニングでマーク・ウォルバーグ演じるシルバの異質な生い立ちが説明され、観たことないキャラクターだったのでワクワクしたものの、いつもの口悪い暴れまく
>>続きを読む

サラブレッド(2017年製作の映画)

3.0

起承転結の4章構成にきれいに分けられていてわかりやすかったけど、肝心の義父を嫌う理由がピンとこなかった。特に関連するエピソードもなかったから感覚的なものなのだろう。その点から、感情があるようでない方が>>続きを読む

最後の追跡(2016年製作の映画)

4.0

なかなか骨太な現代版テキサス西部劇だった。

現代社会とは異なる世界線で生きているようで生きていない雰囲気を終始醸し出していた演出がすごかった。あの雰囲気好きなんだよね。

また、状況説明なく淡々と進
>>続きを読む

ペンギンが教えてくれたこと(2020年製作の映画)

3.5

いい映画だったけどもっとよくできたんじゃないかな、というのが正直なところ。

一つ一つの出来事にあまり時間をかけず、深掘りせずに進めてしまうので、物足りなさを感じた。
母やペンギンに対して己を責める子
>>続きを読む

月と少年 / La Luna(2011年製作の映画)

4.5

とてもほっこりした。
安定の映像美で、ゴールドがゴールド以上に輝いていたし、星と星がぶつかり合う音も綺麗な音をしていた。

会話が聞き取れなくても観るだけで会話が想像できるのはPIXARの賜物。
La
>>続きを読む

ラン・オールナイト(2015年製作の映画)

3.0

タイトルの通り、リーアム・ニーソンが一晩中走って戦って殺しまくる話。街をめちゃくちゃにしてた。

今回のリーアムは巻き込まれるのではなく、巻き込んでた。きっかけは息子だけど元を辿れば父親であるリーアム
>>続きを読む

スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

4.0

2ヶ月前に観たファーザーも本作も当人はすでに認知症になっているが、ちがいは周囲含めた認知の有無。
早めに認知してるから良いわけではなく、逆に認知してるからこそ見えてしまう変化に対して直接的に間接的に対
>>続きを読む

17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

4.0

あらすじからある程度覚悟して挑んだが、それ以上だった。
「男に生まれていればと思う?」スカイラーからオータムに対するこの何気ない問いかけは観客に、社会に対してだったと思う。
彼女たちはどこへ行っても地
>>続きを読む

ひな鳥の冒険(2016年製作の映画)

4.5

子どものひなどりが独り立ちのために独力で餌を見つけ食べる話。
ひなどりの全てがかわいかった。
起きる、歩く、飛ぶ、食べるなど行動すべてが本物のそれに見えた。なにより走るシーンが滑らかすぎてびっくりした
>>続きを読む

さようなら、コダクローム(2017年製作の映画)

4.5

親子ロードムービーは関係性も流れも見せ場もだいたい似てるし、ラストも想定以上のことは起こらないのに、感動してしまう。本作も期待を裏切らなかった。気持ちの変遷、距離の詰め方、疲労度合い、どれも丁寧に描か>>続きを読む

31年目の夫婦げんか(2012年製作の映画)

3.5

この映画のテーマやハウツーは日本ではなかなか取り上げられないものなのでとても興味深いが、そもそも考え方が違いすぎるので、深い入りせずに観た。
原題がhope springs=希望の泉に対して、邦題は「
>>続きを読む

さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

3.0

オープニングの語り口や雰囲気が好みだったので期待値は上がったが、肝心の話は現実感がなく、ラストもしっくりしなかった。(あの女友達みたいな構ってちゃんはいるけど笑)
特に、ラストにかけて話をまとめていく
>>続きを読む

ジゴロ・イン・ニューヨーク(2013年製作の映画)

3.5

気軽に観れるおしゃれ映画。コメディ8割、ロマンス2割ぐらい。キャラの濃いウディ・アレンが出過ぎないので観やすかった笑

わざわざおじさんに1000ドルあげてまでするの?と思うぐらいシャロン・ストーンを
>>続きを読む

フランクおじさん(2020年製作の映画)

5.0

「アメリカン・ビューティー」でアカデミー賞脚本賞を受賞したアラン・ボールが監督と脚本を手がけた作品。
最高だった。また観たい。

時は1973年。田舎町で育ったベスは、親戚の集まりで会えるNYに住む知
>>続きを読む

夜に生きる(2015年製作の映画)

3.5

うーん、「アルゴ」のあとの作品なのにたいして話題にならなかったの頷けるかな。

禁酒法時代のギャングの話だが、これまで観てきたギャングたちと比べると紳士すぎて迫力に欠けた印象。

ギャングによく見られ
>>続きを読む

グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

3.5

くだらなすぎて下品すぎて笑うしかなかったけど、3人とも素直で賢いがゆえに度々いらいらさせられた。
特にソーの煽る系の悪ガキっぷりは適役すぎたし、自慢の歌唱力がバンドではなくミュージカル路線なのも良いギ
>>続きを読む

あの夏のルカ(2021年製作の映画)

4.0

よかった。オープニングで引き込まれてあっという間だった。

安定の映像美。浜辺で波が引くシーンの色の変遷が特に美しかった。舞台がイタリアだから気合入ったのか食のシーンもすごいクオリティで、ジュリアお父
>>続きを読む

>|