菜さんの映画レビュー・感想・評価

菜

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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

3.6

好きな映画。

誰だって生きづらさを抱えながらそれなりに日々をこなしていくものだけど、「流されてばいいじゃん」とか「なんとなく頑張ればいいんだよ」っていう言葉をこなすことが一番難しい人もいる。
人それ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.9

悲しいとか、嬉しいとか、そんな日々の連続が人生の全てなんだって思った。

たったこれだけの感想を書くまでに1週間かかった。その理由にはまだ辿り着けてない。

ある男(2022年製作の映画)

3.5

前情報入れずに視聴したから、妻夫木くんが主役とわかってびっくりした。
想像よりも、展開と驚きを大事にする話だった。欲を言えば、戸籍を変えてまで自分という存在を捨てたかった三者の生き方を、もう少しじっく
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

ハートフルコメディ。

登場人物一人ひとりが、人間らしく愛らしい。高校を卒業したあとの2人のかけあいまた見たくなるような、そんな映画だった。

この先は個人的好みの話。
綾野剛くんはいつまで経ってもか
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.7

ああいい映画だったな、という感想。

決して他人事でなく、実直に、ただ1人の人のことを想う。結果が正解か不正解がだけが求められる今の世の中はとても生きにくいことばかりだけど、誰かのことを想って行動した
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ツユクサ(2022年製作の映画)

3.5

人生いろいろ。
自分が今人生の岐路に立たされていると感じているから、余計に色んなことを考えた。

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.5

感想を綴る気分になれないのが本音。
やるせない。日々こんな子たちと関わってるけど、うん、本当にそうなんだよ。どこかで、誰かの手が差し伸べられるだけでも、大きな変化になるんだけどな。

どれだけクズな親
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アナログ(2023年製作の映画)

4.1

好きなものが似ていることも、違いがあることも、どちらもワクワクさせてくれて、一緒にいることが楽しくて幸せで…

純愛の話だったなあ。

ニノの慈しむような目と、波瑠ちゃんの美人なお顔を揃って見れただけ
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

3.7

子供の心は『乾ききっていないアスファルト』と同じようなもの

なるほどなと思った

松下くんの目、良かった

ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

3.0

程よい娯楽。
バカリズムさんが脚本だと知り、なるほどなとおもった。

怪物(2023年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

エンドロールで今日はじめての涙が出た。緊張から解き放たれた感覚があったからか、安堵か、はたまた喜びか。

善と悪は表裏一体であり、立場や考え方によって見方は180度変わるものだと思う。白、黒が、はっき
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最後まで行く(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

映画館にて鑑賞。心臓発作を起こしそうなくらいのハラハラドキドキだったが、これも一つの楽しみだと思うと納得できた。
綾野剛の最後のシーン。背筋が凍るような笑みについ画面から目を逸らしてしまった。本当に綾
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.8

ちひろさんは、あり1匹見殺しにできない優しい人。
人って優しすぎると疲れちゃうんだよ。もっと傲慢に、視野狭く生きれたら楽なのにね。

店長との会話は、私の気持ちも楽にさせてくれた。

つみきのいえ(2008年製作の映画)

4.0

最後のグラスが合わさった音。一層切なさが増し、余韻を長引かせた。
お爺さんが守りたかったものは、キラキラしていたあの頃の、特別なことなんて何もなかった日々だったんだよなあ。

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.3

ドラマからのファンだったが、劇場版でもドラマ版の良さが失われていなくて、映画だからと余計な出来事や必要のないハラハラドキドキ感がなくてとても良かった。
ご飯の描写も丁寧で、美味しそうだなあ、作ってみた
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.4

どのシーンも既視感があったのは、まるで、自分を見ているようだったから。あの怒りのぶつけ方、自己嫌悪への陥り方、自分が普通でないことに気づいた瞬間、全て、すべて。
見ているだけで息がつまった。

百円の恋(2014年製作の映画)

4.1

人生、歳なんて関係ない。夢と努力、それさえあればきっと良いんだろう。
勝ち組か負け組かなんて自分の裁量でしかない曖昧な物だけれど、楽しいも、苦しいも、嬉しいも、悔しいも、自分が何かに向かって感情を爆発
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.9

堤真一がかなり良い。
殺人を肯定することは勿論できないが、初めて覚えた愛を守るためなら、何でもできる気がするのは少しわかる気がする。
最後のシーン、石神が流した涙には、愛おしさや悔しさ、自分の存在意義
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

坂元裕二が溢れ出てる良作。
自分は人生楽しく生きていけるならその努力は惜しみたくないし、一生一緒に過ごしていく人だからこそ、ずっと好きなものを共有しながら生きていきたいものだよなあ、と。

最後のファ
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めがね(2007年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

一番好きなタイプの映画。
「彼らが本気で編むときは、」の監督さんだということを知り、やっぱりなと思う。

生きるためにはかなりの体力が必要で。だから、一度、心が消費されている感覚に陥ってしまった人は、
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.1

淡々と進んでいく、優しいお話。
特別な出来事があるわけではないけど、誰とどんな風に出会うかで、人生は簡単にコロコロと変わっていくものなんだろう。
紆余曲折あったであろう年配者が、まだまだこれからという
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