ハイロンさんの映画レビュー・感想・評価

ハイロン

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PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1「罪と罰」(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ちょっと駆け足&最後の黒幕への落とし前的なところで物足りなさもあったものの、キャラクター描写やアクションシーンに力が入っていて旧シリーズからのファンとしてはとても楽しめた。
霜月監視官は前回の劇場版や
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あん(2015年製作の映画)

4.0

河瀨直美の作品は、演技や演出にはリアルさを追求するわりにストーリー自体はいかにも作り物...というギャップがあっていつも乗り切れない感じだったけど、この作品は樹木希林さんの存在感が物語の求心力やストー>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

伝承系のホラーのイメージで見に行ったけど謎解き要素のないスピーディな「お祭り」映画だった。
前半の、形式だけの親族の集まりや上辺だけの結婚式といった、明るく中身のないダラダラ続く「セレモニー」と後半の
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

-

話自体は、自分が世代でないのもあって「凄いグループ、凄い人がいたもんだな…!」という感じで、そこまでハマれてはなかったんだけど、ラストのライブシーンは歌詞が良くて音楽も良くてなんか泣いてしまった…
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.5

誰でも楽しめるハッピーで素敵な話なんだけど、一部?の大人がみると秘孔を連打されるように刺さる映画。世間や組織より個人の幸せを尊重しつつある現在の時流を思いっきり汲んだ作品だと思う。
プーさんの素すぎる
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ザ・プレデター(2018年製作の映画)

3.5

半分が行き場のない男たちの友情と矜恃の物語で、半分がワクワクドキドキのSFホラーといった感じ。
普通に楽しめて後味も悪くなかったけど、主人公たちの関係性やバックグラウンドの描写で若干もたついてる感じだ
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スカイライン-征服-(2010年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

あくまでマンションの一部屋で展開される、リアル路線のソリッドシチュエーション侵略もの…と思いきやラストで一気によくわからなく…
大空に宇宙船がガンガンやってくる様とか戦闘機が特攻していくシーン、大都市
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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

3.5

ノーストレスで見れるコメディ。
4人の常にゆるくてシュールなやり取りはなんだか学生時代を思い出して楽しかった。ぶっちゃけ半分くらい滑ってるんだけど、あの思いついたことはとりあえず口に出しとくガールズト
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.5

前半をひっぱる独特の「いや~な感じ」の理由が明かされたとき、妙に納得してしまった。微笑んでるのに涙が止まらなかったり、若いのに年寄じみたり....見えてるものと本質がまるで一致しないことへの本能的な警>>続きを読む

ピーターラビット(2018年製作の映画)

5.0

ブラックでシュールな笑いがちりばめられた原作に対して、映画的な見栄え方向に笑いを振り切った作品。原作の笑いが「毒」としたらこっちは「爆弾」といった感じ(笑)
イロモノ映画と思いきや、がっつり笑いをとり
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スプリット(2017年製作の映画)

5.0

サイコスリラーであると同時に、一人の傷ついた少女が大人になる物語でもあり、とても良かった。『ヴィジット』でも思ったけど、私はシャマランの「頭のおかしいシチュエーションを通して子供がタフに、そして健全に>>続きを読む

アンブレイカブル(2000年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ヒーロー的なものを期待してしまったんだけど、そういう映画ではなかったみたい。
冒頭シーンや画面が意味深でかっこよくて期待値が上がったものの、あまり世界に入り込めず、ラストの通報オチはギャグにしか思えな
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.5

もはや神がイーサン・ハントのメンタル&フィジカルのタフさを試すためにやってるとしか思えない「普通はそうはならんやろ!」なシチュエーションの連続でとても面白かった。
乗り物事故とかは全く致命傷にはならん
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ゾンビものと思いきや、映画に関わる一癖も二癖もある人たちの、めちゃめちゃ笑えてちょっとだけ泣ける人間ドラマだった。
「ここの間ってなに?」「この行動よくわからないな...」という前半のひっかかり部分の
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