このレビューはネタバレを含みます
日常を愛する男が出会う非日常。
木漏れ日と同様、二度と同じ一日はない。
だから、毎日が愛おしい。
そんな男が出会う非日常は、格別に輝いてみえる。
平山みたいな生き方っていいな。憧れる。
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ショーペンハウアーという哲学者が、"自己の内面から精神的享楽を得られる人は幸福だ"といったようなことを言っていた。
ソール•ライターは、日常に美を見出せる感性を持っていた。
彼はきっと幸福だったのだろ>>続きを読む
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人と人とが理解し合おうとする思いには、いつだって込み上げてくるものがある。
映画で、音楽の要素は重要だ。
なのに、無音のシーンで涙腺が緩んだのは初めてだ。
対照的に、オーディションのシーンは真っ直ぐ>>続きを読む
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善く生きることは、多くの人が羨むような道を行くことではない。
そんなありきたりな道が見えたとき、不敵に笑って、己の望む道を行くことである。
もし、今この時、死を間近に迎えたとしたら、リチャードのよう>>続きを読む
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自分を理解すること、ましてや他人を理解することは大層難しい。
人生にはたいがい予想もしなかったことが起こる。その出来事、置かれている環境、男と女、大人と子供。その様々が、人と人とが理解することを阻ん>>続きを読む