Ichiさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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美しい星(2017年製作の映画)

4.0

突っ込み所と言われれば、映画で描かれる全てが突っ込み所という摩訶不思議ちゃん映画。
現代日本版博士の異常な愛情と呼ぶべきなのか解らないけど、とにかくくだらなくて笑えるし、見たことない唯一無二の世界観な
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娼年(2018年製作の映画)

4.5

孤狼の血を見て松坂桃季に非常に興味を持ち、この映画で完全にヤラレました。クールという言葉を履き違えた非常に気取ったナルシズムだけが漂う俳優が多い中で彼の演技には本物の色気があります。最初の虚無的な灰色>>続きを読む

バイオハザード(2002年製作の映画)

3.5

正直ミラジョボヴィッチよりミシェルロドリゲスの方が魅力的。

孤狼の血(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ドえらい面白かったです。始まりから70年代のヤクザ映画仁義なき戦いのような音楽と映像が流れてきて、タランティーノ的な人でなし感満載!
最初から最後まで怒濤のテンションでテンポも良くバイオレンスなシーン
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心と体と(2017年製作の映画)

5.0

滅茶苦茶面白い。今年のベストカップルはこの二人。

アンダーワールド:エボリューション(2006年製作の映画)

2.5

相変わらずダークブルーを基調とした世界観は素敵なんだけども、前作とパターンは似たり寄ったりな上に心理的な駆け引きや主人公の葛藤みたいなものも薄くなっているので前作のインパクトと比べるとワクワクしない。>>続きを読む

白い家の少女(1976年製作の映画)

3.5

予備知識を付けて見るか否かで結構評価が変わりそうな映画。自分は内容を全く知らない状態で見たらこういう展開でこの脇役みたいなキャラがこう関わってくるのかと感心しながら見れた。予備知識を少しでも付けるとあ>>続きを読む

さよなら、ぼくのモンスター(2015年製作の映画)

4.0

ドラン+クローネンバーグという感じ。
観ていて何故この子がメイクアーティストを目指したのか、一押し何か欲しいと思いながら観ていたら、ラストの親父の一言で全てが繋がった気がした。

しかしあの絶妙な美少
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質屋(1964年製作の映画)

4.0

やはり絶望映画の力は凄まじい。
最後まで容赦ないぐらい救いがなさすぎて、軽く死にたくなった。故にこれぞ表現である。

ラブレス(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

父、帰るの頃からこの監督の映画を見続けて来ましたが、良い意味で変わらない。人間社会に対する冷徹に光る目と怒りを絶えず持ち続ける監督だと思っています。
人間の感情の微妙な機微を捉えるのもそうだけど自然や
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夜の第三部分(1972年製作の映画)

5.0

ズラウスキーの映画を見ていると私の脳がドロドロと歓喜の声をあげます。

永遠とループしていく終わりなきカフカ的な悪夢。血を吸いあげていく大量のシラミに当時の混沌が象徴されているのです。

暗闇にベルが鳴る(1974年製作の映画)

3.5

フェラチオ局番 最高に笑った。
真面目なトーンの後にあんなシーンぶちこまないで欲しい。
あのシーンだけアドリブなのかと思うくらい刑事の人の演技が絶妙。

新しくはないけど、王道的なホラー映画として面白
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