人間の醜悪さと、それによるすれ違いに引き込まれた
ウワサ話が好きな面倒臭い主婦役で野呂佳代を起用したことが素晴らしい
このレビューはネタバレを含みます
よくわからなかったのは事実だけど、次から次へと変わっていく展開の一つ一つのテンポがよく見ていて心地よかった
ラストの輪になって踊るシーンにて、主人公が母を見つけ呼び掛ける所では目頭が熱くなった
これが本当に宮崎駿が表現したかったことなのか、それが気になる
映像は言うまでもなく素晴らしかった
集団心理の狂気が臨場感たっぷりに描かれていたのが良かった
鈴木慶一さんの音響も素晴らしかったです
山崎努の演技の上手さに惚れ惚れした
「新人」の田中美佐子が演じるヒロインは、やりきれなさを抱えた悲壮感が漂っていて、美しかった
本人が胸に秘めていたであろう覚悟がより一層そうさせているのかな
田中美佐>>続きを読む
閉鎖された村で人々が抱える闇が、やや大袈裟かも知れないが上手く描かれているように思った
一方、女性陣はいずれも演技役柄が素晴らしく、特に田中美佐子の可憐さが際立っていたのは事実…ではあるが、果たして>>続きを読む
誰か、気の置けない友人とこれについて何時間も語り合いたくなるような映画
カオスな笑いが続いた
作りが雑なように思えるカットも度々あったが、それもこの作品だから許されるんじゃないかな