暗殺の森さんの映画レビュー・感想・評価

暗殺の森

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ティエリー・トグルドーの憂鬱(2015年製作の映画)

3.2

失業、貧困、犯罪をリアリズムで描いている。「自転車泥棒」を思い出すー本作では「子から見た社会、貧困」という視点はないけど。

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.5

ルーとニナが共に口にする「レベルを上げる」 アガった時に得られる恍惚、陶酔が報酬となって、また次の目標へ突き進んでいく。覚醒剤類似である。
モラル無視の方法でしかアガれないのがこの人たちの悲しさである
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クライム&ダイヤモンド(2001年製作の映画)

3.3

作中作の技法は「ストーリー」「物語り」の大切さを認識させてくれるものが多い 犯罪物での代表はユージュアルサスペクツだが、本作はそこまでいかなくても出来がよい。

ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.6

再鑑賞。突っこみ所は多々あるが日本版リメイクよりは出来がよくまあ安定のスコセッシ
コステロはアイリッシュなのにオペラ好きで、着メロはドニゼッティ「ルチア」

インセプション(2010年製作の映画)

4.2

TENETを観たついでに再鑑賞。
スター共演、世界と夢を股にかけたアクション、という点で、TENETよりスケールがデカく感じられる。

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.4

フィンチャーにしては真相発表が早くないか? もっとミステリアスにできたはず。
サイコ女の心理
・バカ夫のほうが支配欲を満たせる サイコ男に監視カメラで見張られてるよりマシ
・一連の事件で名声↑ 自己顕
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シビル・アクション(1999年製作の映画)

3.3

トラボルタ メイシー イヴァネクら名優揃いの事務所だがデュバル様1人の貫禄に太刀打ちできない

ローリング・サンダー・レヴュー マーティン・スコセッシが描くボブ・ディラン伝説(2019年製作の映画)

4.0

スコセッシによるディランもの2作目。
ディランとギンズバーグ、バエズ、ジョニらとの生のやりとりが観られてたまらない。

アイム・ノット・ゼア(2007年製作の映画)

4.0

面白い。知的。(監督も脚本も役者も)
ディランの伝記ではない。
ディランの人生を別々の6人により「表現」し、monolith of identityを創生しようという実験的試み。
ディラン御大に観せて
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夜に生きる(2015年製作の映画)

3.4

レヘイン原作×アフレック監督 の2作目
(ゴーンベイビーゴーン以来)
ボストン舞台にいい作品作る リスペクトし合ってるんだろうな

ゾディアック(2006年製作の映画)

3.6

セピア色の画
いい役者
ドキュメンタリータッチで引き込まれる

25年目の弦楽四重奏(2012年製作の映画)

3.6

late quartetの傑作131をテーマ曲としてもBGMとしても楽しめる
世界的quartetメンバーでも噴出する悩みは人間臭いものばかりで逆に普遍的に感じる
lastで昇華できたようなウォーケン
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生きる(1952年製作の映画)

4.5

志村喬の渾身の演技
身につまされました。
通夜の場で、皆の意見がだんだん変わっていく描写も圧巻

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.6

古き良きハリウッド・LAへのラブレター
大脱走のシーンww
タランティーノらしい笑撃のラスト

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