沖田ワールドまたもや〜🎵
食事、家族、弱気な成らず者…。
いつもの素材ながら、また違う料理に。
とはいえ、いつもの昭和風カツオ出汁がきいてます。
派手なシーンも真新しいセリフも必要なく、真心ある庶>>続きを読む
おばちゃんだらけの滝旅行。
しかしよく企画したものだ。
ラストまで大したこと起きないことが、もはや楽しみ沖田ワールド。
泣きたくなる冷たい夜には、奥村チヨの「恋の奴隷」を皆んなで唄おう〜♬
せせこ>>続きを読む
かつて劇場で予告編を見た時に、あ〜、スベりそうな映画だなぁ…と思い、完全にノーマークだった。
こんなにもスルメのように、噛めば噛むほど味わい深くなる映画だったとは……。
新たな世界を開く鍵は、そ>>続きを読む
ストレートな良作。
あえて、ひねった表現をせず、不透明な感情の表も裏もシンプルに伝えてくれている。
ロバート・ゼメキスは、やはり構成がうまい。
プロっぽく難解に組まず、一般の観客の心にスッと入れら>>続きを読む
溢れまくる熱量は、凄まじい!
でも映画は、ダメだ。
水澤紳吾さんの熱演は、見応えあって本当に素晴らしい‼︎
でも映画は、ダメだ…。
沖田ワールドですね。ええ。
南極の厳しさすらも、のほほんと過ぎていくほど心地よく〜。
重大事件とかハードな展開とか、無縁ですし。
途中から、辛いモードに入った人を見ると、むしろニヤッとしちゃうほど>>続きを読む
いい意味で、
おちょくってるのか、マジなのか……。
脈絡もなく、骨太でもなく、大作でもないのに…160分も観てられるし、飽きさせない不思議な魅力が充満。
人生ごと横道に入りまくる青年が、世の中を介>>続きを読む
のうのうと生きている悪人と、不意に悪の烙印を刻み込まれてしまった悪人。
飲み込んだ方が悪いのか、飲み込まれた方が悪いのか。
「大切にしたい人がいないから、大切にしてる人の必死な気持ちを、あざ笑って>>続きを読む
優れた邦画。
仕事に情熱を燃やせる人達の汗が輝いて見える。
地方新聞社ゆえのしがらみ。
権威のヒエラルキー。
真実を報道することの難しさ。
主人公をヒーロー然とさせ過ぎているシーンが多いので、そこ>>続きを読む
面白い邦画って、こういう映画のことかと悟らせていただきました。
アメリカンヒーローのような完全無比のカッコよさではなく、フランス映画のようなウィットに富んだ上品さでもなく。
カッコ悪くて、フツー。>>続きを読む
ダメ人間の描き方が、とても好ましい。
日本の底辺の空気と臭いを感じさせるリアルさも達者。
安藤サクラの多芸さも秀逸。
猫背と目つきの悪さが堂にいっている。
こういう役を演じたら世界一なのでは。>>続きを読む
朱に交われば赤くなる。
朱の成分が善か悪かで、その生涯も大きく変わる。
カスパーが世に出るには遅かったのかもしれないが、それ故に朱に交わりにくくなった幸せすらあったのだろう。
飽くなき金儲け、不必>>続きを読む
鈴木亮平と井上真央ら役者の声優陣が、とてもよくハマっていた。
声優よりも役作りっぽい声質じゃないからなのか、むしろ自然に聞けたりする。
かわいらしく、あったかい話。
ただどうしても、湯山監督との>>続きを読む
サスペンスの「巨匠」さすがです。
後味悪さの「帝王」でもあるが、また観たいとすら思わせるから、素晴らしい。
歪んだ人間ばかりだが、信じられるのが人間しかいないことを、さらりと見せてくる余裕。
また>>続きを読む
ミステリー界のフォーマットを、デビュー作で築いてしまったのか。26歳にして。
暗闇、閉所、仮面…。
不気味さは秀逸。
人間性の不安定さ、……喪失。
裏切りよりも恐ろしいもののオンパレード。
稀有>>続きを読む
日本映画の幼稚さの極み。
いろいろな映画のシーンをブレンドしている時点で、もはや何のオリジナリティも存在しない。
CG使っても、画面が明る過ぎて、恐怖感のカケラも無し。
こんなに外すなら、続き感>>続きを読む
決して楽しい映画ではない。
他人に薦めたくもない。
だが、記憶に残っちゃう映画。
小人と家畜のみの空間だが、監督が描いているのは、まさに人間社会の縮図。
思考も行為も、家畜や獣と同列。
無慈悲さも>>続きを読む
「きっと、うまくいく」を超えてきちゃった!
ベタベタ青春譚から脱却どころか、天から地球を考えさせるとは‼︎
神様不在の金儲け宗教に憤り、pkの痛快な発想に笑い、切ない恋心に涙した。
キャラクター>>続きを読む
「アール イズ ウェル〜🎶」ハイッハイッハイッ☆
ミュージカル嫌いなので、インド映画はダメかと思っていたら、ボリウッドの全方位進化に驚愕。
インド社会を痛烈に風刺しつつ、全世界の悩める人々に、勇気>>続きを読む
良作少年漫画を、デートムービーに仕上げると、こうなります…という見本。
山崎賢人でなく神木隆之介だったら…。
広瀬すずより知的で軽すぎない声のヒロインだったら…。
と、いろいろ惜しいですが、漫画とア>>続きを読む
「従業員は家族。解雇有り得ず!」
昭和の熱血経営者として、熱い労働者魂を喚起させる映画として謳ったら、もっとヒットしたのでは。
真っ正面突破のストレートな良作です。
もっと多くの人達に観て欲しい。>>続きを読む
そこはかとなく出てしまう上流階級っぽさが、結局、労働者の切実な生き方にササることなく、不発でEND…。
ウッチャンの方が、しょうもないもがきに味があり、庶民の気持ちが出せていたのかと。
泣かせるタ>>続きを読む
女子高生デートムービーは、絶対観に行かないのだが、…意外にまともな映画。
漫画の設定上、無理矢理な展開と予想そのままの行動ばかりだが、土屋太鳳のフレッシュさで失速せずに繋いでいた。
函館の伸びやか>>続きを読む
日本の脚本家のレベルの低さを、改めて実感させられた。
ミステリー感は無く、歴史解釈の斬新さも皆無。
これでよく企画通ったものだ。
NHKの歴史番組の方が数十倍面白く、よく調べ上げていることがわかる。>>続きを読む
思った以上にアトラクションムービー。
4DX3Dのために作られたかのよう。
レトロなスターウォーズのメカたちが、最新技術のSFXで仕上げられると、さすがに迫力充分。
「名もなき戦士たちが歴史を作っ>>続きを読む
嘘か真か、真か嘘か。
大人の嘘が漂う…いや、信じたいと思う気持ちが漂い、やがて消えていく映画。
100%嘘でも、信じたい、もしくは信じさせられれば、事実。
100%真実でも、誰も信じてくれない、も>>続きを読む
車が好きで孤独な青年が、身を預けられる場所はドライバーズ・シートだけ…という刹那さがよく表れている。
それにしても、銃&車&妹的女性という三要素なしに、サスペンス映画を作ってほしい。
スーパーヒー>>続きを読む
ダメになりそうで、ダメにも成り切れない、到らない男を演じさせたら、ジェイク・ギレンホールは史上最高の俳優。
「サウスポー」よりも、はるかに難しい役を手中に収めていた。
そしてジャン=マルク・ヴァレ監>>続きを読む
一瞬の反応で、全てがわかってしまうことって、あります。
いや、むしろその方が能弁に語っていたりしますし。
スウェーデン版・西川美和作品のような、古き男に対する断罪感が満載。
「父親」には居た堪れな>>続きを読む
イスラム側からしたら、不謹慎極まりない映画だろう。憎しみを抱くほど。
……と思っていても「早く撃ってしまえーー!」っと心の中で何度も叫んでしまった。何度も何度も。
こんなにもアメリカに毒されていた>>続きを読む
村山聖と羽生善治への尊敬の念を、松山ケンイチと東出昌大が熱意漲る演技で表現している。
松山の怪童ぶりも本人のようだが、東出は羽生さんにしか見えない。
初めて東出の力量に、敬服。
20kgもの脂肪太り>>続きを読む
トラブルコメディーとでも言えるような、軽く観られる映画。
軽い良さもあるが、それだけに、深くないし、意外性もない。
自給自足の生活に辿り着いたことで、何が見えるのか。
それのありがたみを感じ、また>>続きを読む
「やさしい」こと。
天賦の才も、巨万の富も、健康すらなくとも。
「戦争の前は何でもあった、この国には。旦那さんもいたし…。人が良かった、皆んなが。戦争の後、何にも無くなってしまった。何にも」
亡き婆>>続きを読む
生きることは、寒風に身を晒すこと。
執念の炎を灯し続けて。
一人息子を持つ父親には、堪らなくなる展開。
精神力は肉体の限界をも凌駕することの、極みの実例。
生肉を搔っ食らうディカプリオに、お目>>続きを読む
物事の「連続性」を描く才能が、際立っている。
が、映す人間像が、シニカルで冷淡。
懸命にもがく様を、至近距離から突き放して撮る手法なのだろう。
それだけに、誰にも憧れを抱かず、誰にも共感できない>>続きを読む
泣かしにくる作品は、作品の底の浅さを誤魔化そうとするから、嫌いです。
でも、この数年、枯れていた左眼から、涙出ました。
役者の力があるからこそ、かと。
……母方の家族構成が、この一家と似ていたのも>>続きを読む