爆笑はないけど普通に笑えるし、気楽に観れるスパイアクションコメディ映画。
カメオで短尺出演ながらビル・マーレイの存在感はやっぱ凄い。というかいつも通りの演技なのだが。
舞台は1979年のアメリカだが、映像もあえて70s・80sムービーに回帰したような雰囲気に仕立ててある。
擦り減るほど使われた手法をあえて堂々と用いて、昨今のホラー作品にある予想の斜め上をいく飛ばし過>>続きを読む
近年なんだかこういった静かな作風の映画が多いなぁ。
成長を微笑ましく見守りつつも、きっと何か良くない事が起こる不安が終始ある。全編すごく不穏。
果たしてあの子の幸せは何処にあったのだろうか。
スクリームと共に90s前と後のホラー映画転換期を代表する作品。
旧来作品のどこか馬鹿っぽく感じる要素を廃し、新時代に相応しい見栄え良いキャスト達による陰鬱なスリラー。
90s前半までのホラー映画をメタに扱うところが当時斬新であり、ホラー映画の新たな時代の幕開けと感じたものだ。
超常現象無しだが、奴の人間離れした神出鬼没っぷりはご愛嬌といったところか。
ラストで評価が爆上がりした。
富の影なる犠牲者ドッペル達の逆襲といった内容だけど、明解にならない部分も多かった印象。ルピタ・ニョンゴが魅力的だから通して観れた。
・いらつかせるスケキヨ
・まさかのデブ>>続きを読む
一家惨殺の一部始終といった感じで、ひたすら作業を観ている感じ。
その作業感を味わう映画。
レズとちゃかされるくらい仲の良い2人が互いの息子と関係を持ってしまう・・・
その禁断の設定から気持ち悪いといった感想が多いけど、こんな作品があってもいいと思う。作中設定を勝手に自分事に置き換えるのはや>>続きを読む
交渉人が自身の濡れ衣を晴らす為に人質を取り立てこもり、交渉人を逆指名し警察内部にいる黒幕を暴こうとする・・・交渉人対交渉人の知的な心理戦・話術合戦などを期待すると肩透かしにあう。どちらかといえば対警察>>続きを読む
昔のホラー映画は突っ込みどころが多くて笑える・・・が該当してしまう作品。中盤の間延びした尺稼ぎのような展開での中だるみが酷くて、終盤は突っ込みどころのラッシュ。恐怖演出に、作中における意味や合理性が存>>続きを読む
とある富豪が引き取った遺児達を遠方の豪邸ブライハウスに住まわせており、その子供達の教育係が亡くなったために、後任として赴任するのがデボラ・カー演ずるミス・ギデンズ。子供達のおかしな言動や、ブライハウス>>続きを読む
ひたすら会話主体の法廷劇。
最期のドンデン返しな展開には唖然だが、見るべきはチャールズ・ロートン演じる弁護士ウィルフリッドの抑揚つけた台詞回し。強烈な「ライアー!」に痺れた。