井之上あしたさんの映画レビュー・感想・評価

井之上あした

井之上あした

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ジオストーム(2017年製作の映画)

3.8

B級アルマゲドンもどきかと思ったら意外や意外。
その手の映画をめちゃめちゃアップデートした会心の作品だった。

「あー今までだとこういう感じだよね-」っていう展開の予想をことごとく裏切る脚本は見事。
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羊の木(2018年製作の映画)

3.2

登場人物が使い切れておらず尺足らず感があった。
メインの俳優の演技は見事。

話としては元受刑者への一般人の偏見とかをもうちょい描いてもよかったかな

ザ・リチュアル いけにえの儀式(2017年製作の映画)

2.8

中途半端なブレア・ウィッチもどき。恐怖を煽る演出もイマイチ外してる。

ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

3.6

凄腕ボディガードのライアン・レイノルズと凄腕殺し屋サミュエル・L・ジャクソンが残虐な独裁者を有罪に追い込むために手を組んで珍道中する話。

スクリーン映画並に金かかっている俳優陣に派手なアクション、ス
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.2

超技術のSFと原色の色使いや低音の効いたミュージックの黒人文化との融合はなかなかよい出来。

ただ、リベラル色が強いというか、保守色の強い現在のアメリカへのインテリの反発が色濃く出すぎていて鼻につく感
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ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金(2013年製作の映画)

3.6

筋肉バカがバカゆえのポジティブさでやっていってしまった映画。
バカで空虚でグロくてポジティブ。

映画から何かを持ち帰りたい人には向かないけどエンタメとしてはかなりご機嫌

アンフレンデッド(2015年製作の映画)

3.4

インターネット社会をテーマにしてデスクトップをひたすら画面にして進行するアイデアがよかった。
ただ、お話としてはありきたりなのでアイデア一発勝負感はある

ライト/オフ(2016年製作の映画)

2.8

暗闇は怖い
そこになにがいるかわからない
なんだか立っている気がする
段々近づいてきている気がする
そんな暗闇そのものに敵を配置したアイディアはよいがそれだけだった。
シナリオも演技も演出もチープ
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.9

いつも通りのタランティーノ映画
ほどよくせりふ回し、ほどよくバイオレンス、ほどよく虚無

タランティーノマニアなら最高にスカッとした終わりと感じるだろうしそうでないなら胸くそ映画で終わるかもしれない

クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

3.8

非常にシンプルでアツいボクシング映画
最後の試合シーンは感動しっぱなしであった

海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

3.1

役者の力量は文句なしに素晴らしい。原作を読んでから見ると原作の鐡造以外のキャラ立ちがイマイチ薄いという部分が補強されるので原作を気に入った人が見る分には申し分ない作品だと思う。
しかし露骨に尺が足りて
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凶悪(2013年製作の映画)

3.0

原作となった記事が「フィクションのような事件が現実に起きていた」という衝撃がメインだったのにそれを「現実をもとにしたフィクション」にしちゃったら良さが帳消しなのでは…

いっそフィクションにするならば
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インフェルノ(2016年製作の映画)

3.6

三部作のなかでは一番エンタメしていたのではないだろうか

しっかりとした起伏のあるストーリーで最後まで楽しめた

娯楽アクションとしてかなりオススメできる

聖の青春(2016年製作の映画)

2.3

原作は素晴らしい傑作であり村山聖という棋士も大好きなので期待して見に行ったが残念ながら駄作だった

主演の村山と羽生を演じる二人や森棋士を演じる安田顕など役者のレベルは素晴らしくイメージ通りといったビ
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.8

オールドアメリカの雰囲気と魔法の世界観がよくマッチしている

ストーリーはしっかりとハリウッドの教科書通りに作られており意外性はないが世界観を楽しむ邪魔もしないので悪くない

鑑賞においてまったくスト
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超高速!参勤交代(2014年製作の映画)

3.2

バカバカしいムードを漂わせながらカッコ良かったり泣けたりというシーンも用意されている
佳作

怒り(2016年製作の映画)

3.4

人を信じるのは難しい。信じた結果も様々であり、一度は信じきれなくてもともに前に進むこともできればその一度がもう取り返しのつかないこともある。
広瀬すずがただ美少女であるだけでなくしっかり役者していたの
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.8

『ほしのこえ』できみとぼくの繋がりさえあればセカイの違いなんて関係ないと描いた新海がきみとぼくが出会い生きていくためにこそ世界というものは必要なのだと考えるようになったのだなと感慨深くなる作品。
しか
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.4

ゴジラシリーズは最近のハリウッド版ゴジラしか見たことがなく、人に誘われて観にいったので楽しめない部分もあるかと思ったがまったくそんなことは無かった。
巨大な災害から感じる原始的な恐怖に知識や文脈は関係
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ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

4.0

HIVに感染したカウボーイの生き様を描く映画
ノンフィクションであるだけにドキュメンタリー的でありある意味ドライに一人の男の生き様をテーマとして映画は進んでいく。

「生きるのに必死だよ」という本編中
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秘密 THE TOP SECRET(2016年製作の映画)

1.0

とんでもない駄作
10万円貰えるとしても二度と見る気はしない
シナリオは陳腐。キャラクターの関係性も唐突。インテリぶったキャラも総じて無能。そしてなによりも織田梨沙が酷すぎる。脳腫瘍の猿のほうがまだマ
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