あらやさんの映画レビュー・感想・評価

あらや

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ミニオンの月世界(2024年製作の映画)

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1作目で宇宙に浮遊していたミニオンが無事だったことに安堵。
ミニオンらしいハチャメチャっぷりに安心して笑える。

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

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コロナ禍で劇場での上映がなくなり、それでもいつか劇場で観たいと思い結局配信でも観ていなかった3作が劇場上映される今回の企画そのものがまずありがたい。

そして本作、もの凄く傑作でピクサーでもトップ級で
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猫とピットブル/キットブル(2019年製作の映画)

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猫もピットブルも可愛いくてアニメーションとしてめちゃくちゃ好み。
ただほっこりする話ではなく厳しい現実からの解放と、最後には愛に救われる展開で、短編とは思えないほどの完成度と満足感、素晴らしかった。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

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IMAXでの迫力、没入感を存分に堪能した。
1作目での話の進まなさとは打って変わって展開が進むし、説明の少ない様々な設定はそういうもんだと受け入れることに慣れて、物語としても楽しめた。
上映時間の長さ
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

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とにかくブライス・ダラス・ハワードがキュートで魅力的。
サム・ロックウェルもクールながら愛嬌があって良かった。
古い男女の役割を逆転させる、パワフルな女性が男性をエスコートするようなコンビネーションで
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

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実話を元にこんなに緩く笑える作品に仕上がっているのはさすがタイカ・ワイティティ監督。
しっかり熱くなる展開もあり、謎にブラックなギャグも良い。
登場人物みんな好きになって、もっと観ていたくなる。

コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

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自分の思ってるガイ・リッチー作品とは一風変わって、骨太で見応えのある作品だった。
エンタメとして消化させるだけのものではなく、初めから主人公側の米軍の嫌な感じが出ててある意味安心して観られた。
自分の
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

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前評判から期待値低く観たら、普通にそれなりに面白く感じた。
ヒーロー映画として欲しい派手さはないけど、ヒーロー誕生の物語としては仕方ないのかなと。
しかしキャスト自身がもうやりたくないと発言していて、
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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よくこんなの思いつくなと笑っちゃうくらいの負の連鎖。
冗長のようでずっと観ていたくなるし、地獄を見せられているようで不思議な解放感がある。
変な映画を観る楽しさを感じさせる作品だった。

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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PMSとパニック障害を軸に据えながら、いわゆる「普通」から外れた人達のその経緯に物語性を持たせずに、そこからさらに恋愛をも排して、ただどう向き合い助け合えるのかを丁寧に描いていてとても感動した。
山添
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違う惑星の変な恋人(2023年製作の映画)

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中島歩の最高に面白い芝居を堪能できる。
オフビートな長回しの会話はハマれば心地いいし、コミュニケーションに関するあれこれのあるあるも楽しい。
派手じゃなくて気楽に観られる日本映画として良作。

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

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こんなにもしみじみと観て良かったと思える作品はめずらしい。
はじめから優しいおばさんの存在がとても救いになっていたし、不器用で言葉数の少ないおじさんが徐々に距離が近づいていく様の機微の表現が素晴らしい
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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終始圧倒されっぱなし。
アート的な美しさと奇妙さに魅了され、性的な表現はいやらしくなくむしろ笑えて、力強く自由なベラが哀れで愚かな男たちをあしらう様は気持ちがいい。
「女王陛下のお気に入り」に続いて中
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青春ジャック止められるか、俺たちを2(2024年製作の映画)

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先行上映にて鑑賞。
前作に比べると「マトモ」な人物が多い分親しみやすいストーリーで、その分若松孝二のハチャメチャっぷりが際立って楽しい。
シネマスコーレを若松孝二が作り木全さんたちが運営する話、井上少
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

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まあ倫理的にはよろしくない設定、展開なんだけど、だからこそ惹き込まれる魔力みたいなものにハマった。
狂児の厳つさ、聡実の無愛想さ、両者のそこからのギャップの可愛い関係性が微笑ましい。
ひたすら明るくて
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

どストレートに面白かった。
前作からの独特なビジュアルは海底世界にとどまらず、地上の未知の島にも及んで、巨大な虫とか食虫植物とかの描写がどうかしていて良かった。
オームの罪を安易にチャラにしない着地も
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ミツバチと私(2023年製作の映画)

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個人の気持ちや意志とは関係なく、あらゆるところで他者が性別を分類することに違和感を覚える人がいることを、8歳の主人公を通してひしひしと伝わった。
歩み寄っているつもりで「性別なんて関係ない」と安易に言
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枯れ葉(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

無口で無表情な人々の物語なのに飽きずにずっと観ていられる。
主人公たちは理不尽な目にたびたび遭うのにどこか坦々としていて、まあ人生てこういうもんだよなあと普遍性を感じた。
最後はほっこりとできる優しく
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

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驚くほど力強さを感じる作品で、民衆が蜂起する展開に心が熱くなった。
無駄に税金を取り立てて「国のため」になることにだけ大金を注ぎ込む現実社会のようで、やはり権力を監視し、然るべき時には声を上げることが
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

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想像していた以上にミュージカルで、その歌がとても良かったし、チームものとしても楽しい。
ヒュー・グラントが相変わらず渋くて笑えて最高。

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