itchyrevoさんの映画レビュー・感想・評価

itchyrevo

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LEGO(R) ムービー(2014年製作の映画)

4.3

お子様向け映画と思ってナメてかかると一泡吹かされる、完全に舌の肥えた大人向け映画。脚本の完成度に脱帽

シティーハンター(2024年製作の映画)

3.8

テンポ良すぎて一瞬だった。連作ドラマと勘違いしてたので普通に1話で終わってしょんぼり。鈴木亮平めちゃ格好良かった。たまに東京MERの喜多見先生がチラ見えする

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.6

職場の後輩に勧められ鑑賞。可愛いスティービーが少しずつ大人の男に近づいていくところが見所。日本ではそんなに横乗りストリートカルチャーが浸透してないので共感しきれなかったが、兄イアンが良い役どころで、適>>続きを読む

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

4.7

マシュー・マコノヒーとジャレッド・レトの名演技が光っていた。死の受容プロセスよろしく否認、怒り、取引と乱れていくロンの演技と生への(性への?)渇望は目を引くものがあった。レーヨンは史実にはいなかったよ>>続きを読む

ちょっと吐くね(2023年製作の映画)

3.5

拒食は経験ないが、うつやボーダーは当事者に聞いたり、当事者同士で自助を促したり、素人の付け焼き刃で治療を試みたらいけないんだよなあ。登場人物が全員悪手を踏んでた。最後のオチはホラー的に受け取った。

ParkingArea(2022年製作の映画)

3.9

外環自動車道、関越道を午前3時くらいに長距離運転していると、意識がぼんやりしてきて街灯の灯りやテールライトの羅列がこういう模様に見える時があるのを思い出した。非現実的なのに体験がリアル。深夜のパーキン>>続きを読む

ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

3.8

アンハサウェイ分を摂取したく鑑賞。酒をラッパ飲みして池に飛び込むアンハサウェイ大すこ

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

オッペンハイマーの伝記なのでストーリー自体は史実通り、ネタバレも何も話の筋は世界史の習った通りにトリニティ計画、日本への原爆投下へと流れていく。

被爆国への配慮から日本への公開に配給がつかず本国に遅
>>続きを読む

海がきこえる(1993年製作の映画)

4.5

とても好きな話だった。ヒロインの里伽子はとても魅力的だったが、どちらかといえばシナリオを動かす舞台装置の一つに感じた。それよりも杜崎と松野のすれ違いと和解、それを包み込む瀬戸内の穏やかな海がとても心地>>続きを読む

嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

4.5

汚いラ・ラ・ランド、フォレストガンプの対義語など表現が色々思い浮かぶが、ある意味自業自得でもある松子の不幸に共感できれば、手放しに自業自得と思えなくなる。演出の凄み、脚本の凄み、演者のアドリブ含めた凄>>続きを読む

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.7

GT2〜GT6までシリーズタイトルプレイしてたファンとしては、GTのゲームとしての美点である挙動のリアリティやカメラアングルの優秀さが徹底的に映画に落とし込まれていて興奮を覚えた。話も典型的スポ根で盛>>続きを読む

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

4.3

イディナ・メンゼルの歌唱バッチバチに熱い。日本語版も神田沙也加素晴らしい。プリンセス系映画で王子様が悪役、これはディズニー史でもかなりのパラダイムシフトだ。。

天気の子(2019年製作の映画)

3.1

ほら!RADWIMPSバーン!ハイいま感動して!ドーン!ハイ涙!みたいなのが疲れるが、映像はとても良かった。目の肥えた映画ファンには厳しいかもしれないが、私たち平成オタク世代には慣れ親しんだセカイ系感>>続きを読む

パシフィック・リム(2013年製作の映画)

4.5

美しき怪獣たちに捧げるギルレモ讃歌……素晴らしい映画だ

オデッセイ(2015年製作の映画)

3.8

月ノ美兎のメン限同時視聴で鑑賞。話は俺TUEEE系を感じさせながら所々挫折もあり、ご都合主義はあるけど科学の素晴らしさをベースにした飽きさせない展開があった。それよりもマット・デイモンの演技が光る。イ>>続きを読む

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.8

オチが素晴らしい。単なるコメディでは終わらない。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

5.0

心が辛い時に観返してみたが、以前観たとよりも更に作品の良さが心地よく染み渡ってきた。私達は何とか生きていかないといけない、でもきっと私達は大丈夫。辛い時も他の人のために働く。そして最期の時が訪れたら大>>続きを読む

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.8

bucket list、俺も作ろうかな。テーマも脚本も普遍的と言うかベタかもしれないが、いずれ訪れる死を想う映画は定期的に観るのがよい。

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.6

クリスタル・スカルの王国よりはマシだった。キャスリーン・ケネディ女史に申し上げたいことは色々あるが、これでインディ、ハン・ソロ、デッカードをきちんと見送れたのでエンドロールを眺めながら寂寥感に包まれた>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

3.8

その言語に時制がないだけでなんで未来が見えるようになるの?もうちょっと納得させられちゃいそうになるようなハードSF特有の言い訳作りを期待してしまった。テッド・チャンの作品観は誠実に維持されながら実写化>>続きを読む

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.8

「なりたかった大人になれてる?」。グサリとくる危うい質問だ。伊藤沙莉の繊細な演技が素晴らしい。七瀬も不安定で人間くさくて良いキャラしている。おそらく伊藤沙莉演じるかおりのシーンはいわゆる思い出補正がさ>>続きを読む

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(2013年製作の映画)

4.2

オープニング曲のタイミングで涙が止まらず泣きすぎて頭痛になる。悪魔ほむら可愛いよ……

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